![[ハーレーカスタム] XL1200NSアイアン1200:流麗なくびれから迫力のテールエンドへ〈SideArmCycles〉](https://young-machine.com/main/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ハーレーダビッドソンにとって、“カスタム”は切っても切れない楽しみのひとつ。『ウィズハーレー』誌が、多くのオーナーの参考となりそうな最新カスタム車両を紹介する。今回はSideArmCycles(大阪府)が仕立てたスポーツスターだ。
●文:青木タカオ(ウィズハーレー編集部) ●写真:宮下豊史 ●外部リンク:SideArmCycles
ラバーマウントスポーツでは、シート下周辺がボテッと重厚感のあるスタイルになりがちなところを、オイルタンクおよびソロシートをワンオフにて製作し、スッキリさせつつ見事なまでのくびれで魅せているから舌を巻く!
S&Sヘッドダイヤモンドカット加工が施されたVツインは、パフォーマンスマシン(PM)のハイフローエアクリーナーがセットされ、タンクリフトアップでその優美な姿をより強くアピール。前後シリンダーから伸びるエキゾーストは、ジキル&ハイドマフラーをワンオフ加工し、左右2本出しとしているから驚きを隠せない。テールエンドのブレーキランプ&ウインカーの埋め込みなど、美しい仕上がりには脱帽するばかりだ。
クローム仕上げのホイールやディスクローターなど、足まわりはHHIレネゲードで揃えられ、PMの4ピストンキャリパーで制動力とコントロール性を向上。ロングスイングアーム化され、駆動輪には240mmの極太タイヤを履く。ゴージャスでワイルドなムードを漂わせている。
ブレットスタイルの5.75クロームヘッドライトからフロントエンドが始まるアイアン1200は、ナイスモーターサイクルのナローハンドルでグリップを高く持ち上げ、プロワンのオーバルミラーをセット。スイッチボックスやグリップまわりをクロムパーツでコーディネイトしつつ、レバーもアルミ削り出しアジャスタブル機能付きのpsR(パワースタンドレーシング)にグレードアップし、操作性を向上している。ワンオフでつくり上げたオイルタンクには、革のカバーをあつらえているのも見逃せない。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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