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フロントフォークからそのまま真っ直ぐに伸びた先にハンドルがあり、邪魔なものは何もない。それは車体全体にも言えることで、ここまで詰めて、無駄に感じるものを削ぎ落とすことができるのかと舌を巻く。見えない隅々にまで手の込んだ仕上がりなどと、よく使う表現ではあるが、覗き込めばすべてが見え、隠れているものなど皆無。そして徹底的にタイトであり、気持ちの良いバランスで成り立っている。