ハーレーダビッドソンにとって、”カスタム”は切っても切れない楽しみのひとつ。『ウィズハーレー』誌が、多くのオーナーの参考となりそうな最新カスタム車両を紹介する。今回はフォレストウイングが仕立てた「ブレイクアウト114」だ。
●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●写真:夏目健司 ●外部リンク:フォレストウイング
ブレイクアウトのモディファイに特に定評があるフォレストウイング
パフォーマンスバガーからスポーツスターまで、ジャンルを問わず都会的でハイセンスなカスタムを次々とリリースしてくるフォレストウイング。M8ソフテイルではリヤタイヤをさらに太くし(240→260mm幅)、ロー&ロングを強調するブレイクアウトのモディファイに特に定評があり、『ウィズハーレー』誌でも大きく取り上げてきている。
今回のFXBRSブレイクアウト114も、センタールーツが手掛けた手の込んだペイントに目を奪われる。ストレッチタンクは13Lの容量を確保し、抜群のマッチングを見せるショートリヤフェンダーともどもコドリンUSA製だ。
足まわりの主役は、パフォーマンスマシンのロイスホイール/プラチナカット。サンダーバイクのエアサスペンションキットが組み込まれ、停車時は低く車高を下げ、走行時は電動コンプレッサーが瞬時に空気を送り込みストローク長を伸ばす。満ち溢れんばかりの260mm幅のワイドタイヤがフェンダーとのクリアランスを一切なくし佇む姿は、じつに精悍だ。
ミルウォーキーエイトエンジンを豪華に飾るアルミビレットのロッカーカバー/プッシュロッドカバー/カムカバー、さらにグリップ/ミラー/ステップなどは卓越したデザインと品質で人気を博すケンズファクトリー。
見た目や質感だけでなく機能にもこだわり、リブドデザインのリバースコーンエアクリーナーは、K&Nとの共同開発で高いフロー能力とフィルター効果を最大限に発揮できる形状を実現する。
大きな弧を描くアグレッシブなデザインのマフラーは、バンス&ハインズのビッグラディウス。フルカバーヒートシールドでマフラー焼けがなく、美しい外観を保ってくれるのも嬉しい。フォレストウイングが生み出す芸術的なスタイルに融合した。
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