マシンオブザイヤー2025投票投票受付中

【Q&A】キルスイッチは何のため? メインキーOFFと何が違う?


●文/写真: ライドハイ(伊藤康司)

元々はレーシングマシンの装備

多くのバイクの右ハンドルに装備されている“赤いスイッチ”。正式にはエンジンストップスイッチだが、「キルスイッチ」と言った方がピンとくるだろう。

近年はエンジンを始動するセルボタンと共用している車種も多いが“右回転に✕印のマーク”の方に押せば、エンジンを停止させられる世界共通の機能だ。……とはいえバイクにはイグニッションキー(メインキー)があるし、キーをOFFにすれば当然ながらエンジンは止まる。それなのに、なぜ全車キルスイッチを装備しているのだろう?

じつはキルスイッチは、元々はレーシングマシンの装備。昔の2ストロークのレーシングマシン等は、バッテリーを持たずにエンジンの発電機能だけで走っていた。エンジン始動は“押しがけ”なので、セルスターターを装備しないし、レース専用車ならイグニッションキーも付いていない。ということは、走行終了時に“エンジンを止めるためのスイッチ”が必要になり、それがキルスイッチというワケだ。

※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。