
ライダー予備軍や免許取り立てなら、知らないことばかりなのは当たり前。だけどキャリアの長いライダーだって「知っているようで解らない」があったりする。理解しなくてもバイクは乗れるけれど、知っていればトクするコトや、バイクライフが深まるヒントもたくさん。コッソリ知って、貴方も今日からベテランだ。この記事では、雪にまつわる疑問にお答えしちゃうぞ。
●文:ヤングマシン編集部
Q:雪道や凍結路は通れるの? チェーンやスタッドレスってある??
一部の冒険好きバイク乗りと雪国の職業ライダー以外にはあまり知られていないが、バイク用のスノーチェーンやスタッドレスタイヤもある。
スタッドレスタイヤの場合、その多くはビジネスバイクに対応したサイズ設定だが、スノーチェーンは意外と幅広いサイズを探せる。
ちなみに雪国オフローダーには、ブロックタイヤにサイプと呼ばれる細かい溝を切った自作スタッドレスタイヤで、氷上ライディングを楽しんでいる人もいるぞ!
毎年、日本本土最北端となる北海道の宗谷岬で年を越すライダーは多くいて、彼らも当然ながら雪道対策をして極寒のツーリングに臨んでいる。まあ、基本的には旅慣れた上級者の遊びと解釈しておくべきだろう。
ドリルで下穴をあけ、チップピンを専用工具で打ち込むなどしてスパイクタイヤを自作する人も。
Q:融雪剤でバイクが滑る? 後から錆びるって本当??
融雪剤や凍結防止剤は、撒いた固形溶剤が水分によって融け、これにより凝固点(水が氷になる温度)を0℃より下げることが目的。
そして一般的には、塩化ナトリウムや塩化マグネシウムや塩化カルシウムが使われる。これらの成分が含まれた水分は金属の腐食を早めるため、融雪剤が撒かれた道を走った後は洗い流しておくほうが無難だ。また、融雪剤が融けるととても滑りやすいのでバイク乗りはとくに要注意!
凍結防止剤は乾いた路面に撒かれることも多いが、大気中や結露した水分を吸着すると融ける。固形の状態ならマシなのだが、融けるとぬるぬると滑る。プロライダーたちは、怪しいと思ったら速度を緩めて、走りながら靴底を地面に軽く擦って滑りやすさを確かめているぞ!
ウエスで拭いた程度では落ちない場合もある上、塗り伸ばしてしまう可能性もあるので、できればしっかり洗車をしたい。
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