とにかく強い! 中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が開幕6 連勝! 中須賀のご子息が所属している野球少年団の子どもたちが招待され、小さなお客様たちの歓声も響いた全日本ロード第3戦 オートポリスの様子をレポート。
●文/写真:Racing Heroes(駒井俊之)
駒井俊之(こまい・としゆき)/1963年生まれ。バイクレース専門サイト「Racing Heroes」の運営者。撮影から原稿製作まで1人で行う。“バイクレースはヒューマンスポーツ”を信条に、レースの人間ドラマを追いかけている。
誰も止められない! 中須賀の緻密な走りの積み重ね
中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が深い読みで開幕6連勝を飾る。2位に手応えを感じた岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、体調が心配された渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)は3位表彰台獲得。
朝から気持ち良い好天に恵まれた決勝日。12時25分に18周の決勝レース2スタート!ホールショットはポールポジションの亀井雄大(Honda Suzuka Racing Team)が奪う。7番グリッドの榎戸育寛(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)が2番手で1コーナーに進入する。3コーナーで中須賀が榎戸をパス、その後ろに岡本、渡辺と続く。
オープニングラップは亀井が制し、中須賀、榎戸、岡本、渡辺、國峰啄磨(TOHO Racing)、名越哲平(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)、作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing)、濱原颯道(Honda Dream RT桜井ホンダ)、岩田悟(Team ATJ)の上位10台。
亀井がレースをリードする。「スタートが決まったら序盤からペースを刻んで少しでも差を広げておきたい」との言葉通りオープニングラップで1分49秒182のファステストラップを刻む。だが中須賀も2周目に早くも48秒台に入れる1分48秒887をマーク、亀井の背後にピタリとつける。亀井とは初めての接近戦となったのでいつもとリズムが変わってしまうので背後から様子を伺っていた。
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