
あなたの街では、パトロール巡回している警察官が乗っている原付のことを何と呼びますか? 一般的には「原付/原チャリ」などと呼ばれたりもしますが、地域によっては別称で呼んでいたりするのではないでしょうか。じつは、警察官がパトロールのために乗っている原付には、地域によってさまざまな呼び方があるようです。
●文:モーサイ編集部(鷹橋公宣/元警察官)
ごきたん/ばばたん/缶付きなど、地域別のオモシロ名称
警察の乗り物といえば、車はパトカー、バイクは白バイですよね。でも、忘れちゃいけないのが、警察官が乗っている“原付”です。
調べてみると、警察官が乗っている原付は地域によってさまざまな別称で呼ばれていることがわかりました。
ごきたん(関西地方)
おもに黒のホンダ ベンリィ(CD90/CD125)を指して、街中を走るゴキブリのようだと揶揄したとされています。類似するものとして「ゴキバイ」や「ゴッキー」もあります。
ばばたん(関西地方)
関西弁で「ばば」といえば「ウ◯コ」を指すことは有名なお話。なお、「ばばたん」は和歌山の方言でロータリーミッションのバイクのことを指し、関東の一部ではクワガタのメスを指します。ほかにも大阪の北摂あたりでは「バッタン」や「バタバタ」なんて呼ぶそうです。
缶付き(山梨県)
警察官のバイクといえば、後部の荷台にスチール製のボックスを載せていますよね。山梨方面ではそのボックスを見て“缶”が載っているから「缶付き」と呼ぶそうです。ちなみに、スチール製のボックスには、交通切符が入ったバッグのほか、受け持ち管内の個人宅を巡回する際の連絡簿などが収納されています。
トツバイ(愛知県ほか)
“とっつあんのバイク”や“突撃してくるバイク”といった意味合いで「トツバイ」と呼ぶ地方もあるようです。
じったん/ジッタン(福岡県/奈良県ほか)
“ジジイの単車”という意味で「じったん」と呼んでいる地方もいくつかある様子。街中の警察官というよりは、田舎の駐在さんをイメージしてしまいますよね……
※本記事は2022年7月13日公開記事を再編集したものです。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
モーサイの最新記事
ホンダ・スズキと同じく、浜松で創業した丸正自動車製造 中京地区と同様に、戦後間もなくからオートバイメーカーが乱立した浜松とその周辺。世界的メーカーに飛躍して今に続くホンダ、スズキ、ヤマハの3社が生まれ[…]
80年代、80ccであることのメリットに、金欠ライダーは着目した 高校生が自動二輪中型免許(当時)を取ったはいいけれど、愛車をすぐ手に入れられるかは別問題。資金の問題が立ちはだかるのだ。2年ごとの車検[…]
ヤマハ AG200(1985年2月発売)「AGはAGRICULTURE=農業の略」 直訳すると車名は「農業200」だが、いわゆる農耕地での移動や運搬に使われるバイクのこと。ホンダのCTシリーズと成り立[…]
’80年代の国内市場は短命モデルの宝庫でもあった 若年人口の増加も手伝い、国内でのモーターサイクル販売需要も多かった’80年代。エンジンは空冷から水冷化が進み、サスペンションもフレームも日々進化が見ら[…]
6年連続トップ人気の軽二輪! レブル250の魅力を500と比べつつ検証 2017年4月、250/500が同時発売されたホンダのレブルシリーズは、登場当初、かなり異色のクルーザーモデルに感じられた。エン[…]
最新の関連記事(バイク雑学)
ミラーの奥に潜む影…覆面パトカーはどんな車種が多いのか まず押さえておきたいのはベース車両の傾向。国内で多く採用されているのは、トヨタ・クラウンや日産・スカイラインといった中〜大型セダンだ。いずれも街[…]
車両の種別と免許の関係が複雑な「あの乗り物」 1.信号無視車両を停止させる 白バイ新隊員としてひとり立ちし、しばらく経った頃の話です。その日も私は、交通量の多い国道で交通取り締まりをしていました。交差[…]
BADHOPが、自らの存在と重ね合わせたモンスターマシンとは すでに解散してしまったが、今も多くのファンに支持されるヒップホップクルー、BADHOP。川崎のゲットーで生まれ育ったメンバーが過酷な環境や[…]
元々はレーシングマシンの装備 多くのバイクの右ハンドルに装備されている“赤いスイッチ”。正式にはエンジンストップスイッチだが、「キルスイッチ」と言った方がピンとくるだろう。 近年はエンジンを始動するセ[…]
なぜ「ネズミ捕り」と呼ぶのか? 警察によるスピード違反による交通取り締まりのことを「ネズミ捕り」と呼ぶのは、警察官が違反者を待ち構えて取り締まるスタイルが「まるでネズミ駆除の罠のようだ」と揶揄されてい[…]
人気記事ランキング(全体)
クルマでもバイクでもない!街中をスイスイ駆ける超コンパクトEV スマートに、スタイリッシュに街を駆け抜ける。 そんな都市型モビリティの未来を現実のものとしたひとつの答えが、今回オートバックスで受注が始[…]
ロングセラーとなった6気筒ツアラー「カワサキ Z1300」 ホンダのCBX1000とほぼ同時期である1978年のケルンショーで発表され、翌1979年に登場したのがカワサキZ1300である。同じ並列6気[…]
「存在がデカすぎた」から死なせた。天才・聖秀吉が物語から消えた真実 輸出仕様のカスタムを完全再現!フロントフェンダー外しに宿る「走り屋の狂気」 ホビージャパンが新たに展開するダイキャスト製1/24完成[…]
欠場も焦る必要なし!年間最多レース時代に求められる戦い方 MotoGP第12戦イギリスGPで、小椋藍選手(SuperFile Trackhouse MotoGP Team)が転倒、リタイヤを喫しました[…]
日立のトラコンとボッシュのABSを標準装備!原二クラスの枠を破壊した「ADX125 Plus」 中国で発表された新型スクーター「ADX125 Plus」(現地名:ADX Plus)のスペックシートを眺[…]
最新の投稿記事(全体)
カワサキ純正スイッチ(品番:27010-0931)を完全ボルトオン! 今回プロトから登場した「PLOT BREMBO ブレーキスイッチアダプター KAWASAKI 27010-0931用」は、カワサキ[…]
1台を徹底して「自己管理」する過酷な現実と、新人が直面する洗車の掟 公道を颯爽と駆け抜ける白バイ。その輝くボディは、専門業者が完璧にメンテナンスしているように見えるかもしれない。しかし、その裏にあるの[…]
25,651kmを走ったものの、リアタイヤはまだ溝が3mm以上残っている! 装着して25,651kmを走ったものの、ワインディングロードなどのスポーツ走行でのフロント荷重などで早く減ったフロントタイヤ[…]
「賞典外」でも関係ない。名車CB400SFがE-Clutchを積んでサーキットへ降臨する衝撃 バイク乗り、特に中型クラスを愛する者にとって、CB400SFという存在は特別なものだ。その美しい直列4気筒[…]
アラゴンGPで圧倒的な強さを見せて完全復活を果たしたマルク・マルケス選手。自身の好調さを証明しつつも、実は怪我で離脱中の小椋藍を密かにライバル視している。完全復活を遂げた王者が、若き挑戦者との直接対決[…]





































