
ツーリング先でミラーが緩んだり、アクセサリーの角度を微調整したくなったりすることは珍しくない。しかし、車載工具は使いにくく、本格的な工具セットを持ち運ぶのは現実的ではないだろう。そんなライダーのジレンマを解消するのが、デイトナの26ピース・ミニツールセットである。
●文:ヤングマシン編集部
1/4インチの機動力を活かした実戦的な構成
このセットの核心は、1/4インチ(約6.35mm)という小ぶりな差し込み角を採用している点にある。バイク整備において頻用される8mmや10mmと12mmといった六角ソケットを中心に、最小4mmから最大14mmまで、11種類のサイズを網羅している。
特筆すべきは、全長50mmのエクステンションバー(延長棒)が付属していることだ。バイクの車体周りは入り組んだ箇所が多く、ハンドルが干渉して回せない場面も多い。この延長棒があるだけで、奥まった場所にあるボルトへのアクセスが劇的にスムーズになる。ラチェットハンドル本体もコンパクトなため、カウル内側やハンドル周りの狭い隙間での作業において、その機動力をいかんなく発揮するはずだ。

トルクスからスクエアまで対応する汎用性の高さ
近年、欧州車だけでなく国産車でも採用例が増えているトルクスボルトに対応しているのも、デイトナらしいライダー目線の設計といえる。T10からT40まで幅広いビットを揃えており、外装の脱着からパーツの調整まで、これ1つで対応できる範囲は非常に広い。
プラス・マイナスビットはもちろん、スクエアビット(四角い溝用)まで含まれた計26ピースの構成は、バイク整備だけでなく、キャンプギアのメンテナンスや家庭でのDIYでも役立つ。これだけの機能が手のひらサイズのケースに収まっているため、シート下の隙間やツールバッグに常備しておいても邪魔にならない。

取材時点でAmazonでは、通常価格から8%オフの2840円で提供されている。車載工具のアップグレードとして、あるいはツーリング時の安心材料として、カバンに忍ばせておいて損はないアイテムだ。
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