実はヤングマシン読者だった青汁王子! すでに計16台バイクを購入済み!!
青汁王子が『ニンジャZX-4RR 40thアニバーサリーエディション』購入! 伝説のZXRを駆りTT-F3王者に輝いた鶴田竜二さんとのツーショットも公開

●文:[クリエイターチャンネル] 風間ナオト ●写真:カワサキモータースジャパン, Kawasaki–RIDEOLOGY, トリックスター ●外部リンク:三崎優太 青汁王子, Kawasaki FIELD
ロールスロイスをはじめとする高級車を複数所有していることでも知られている“青汁王子”こと実業家の三崎優太さん。海外でバイクをレンタルしたことをきっかけに、ここのところすっかりバイクにハマっているご様子です。
そんな王子が新たに『NINJA ZX-4RR 40th ANNIVERSARY EDITION』をカワサキのレジェンドライダー鶴田竜二さんのお店で購入したという情報を入手したので、筆者は芸能レポーターの梨元勝さん(昭和世代にはおなじみ)よろしく「恐縮です!」と取材を開始。今回はその真相に迫ります!!
SNSでのつながりから鶴田竜二さんのカワサキプラザ岡崎で購入!
まずはトリックスターを率い、カワサキプラザ岡崎/カワサキプラザ知立を経営する鶴田さんを直撃。
お話を伺うと「ZX-4Rを探してるんだけど、なかなか見つからないって三崎さんがSNSで発信してるのを見て、ご用意できますよと私から連絡を取った」のがお付き合いのきっかけとのこと。
「お住まいのエリアで買っていただくのがプラザ店のルールなんですが、まず乗ってもらうことが大事です。岡崎まで買いにきてくださるならとお話しし、来てもらいました」という。
だが、そこから『NINJA ZX-4RR 40th ANNIVERSARY EDITION』購入までには、かなりの紆余曲折があったといいます。
大物実業家、三崎優太氏! 人生初バイク購入が波乱万丈すぎた
初めはかねてから探していたZX-4R SE(黒/灰)を成約。しかし、納車時に鶴田さんが店内を案内している際に発した「ちょっと(ZX-4RR KRT EDITIONの方が足まわりの)グレードが高いんですよ」とのひと言に王子は敏感に反応。「緑のがイイんじゃない?」と、急きょ、買う車両を変更することに…。
それからなんとか『ZX-4RR KRT EDITION』を手配し、納車してから少し。今度は買い戻してほしいと連絡が。
理由を聞くと、ずっと欲しくて新車で探していたCB400 SUPER FOURをスタッフの手違いで買い損ね、「手に入れられなかったってことはバイクに乗るなってことなのかなって……」と取得したばかりの普通自動二輪の免許を返納しようかと三崎さんは本気で悩んでいたという。
「楽しいのでバイクは降りないでくださいね」とだけ告げ、売った値段で『ZX-4RR KRT EDITION』を買い戻すという男気を見せた鶴田さん。
でもまたしばらくすると「三崎さんはツンデレみたいなことろがあって、ある日を境にまるで彼女かっていうくらいまた連絡が来るようになりまして(笑)。別のところでCB400 SUPER FOURを入手できて、バイク熱が再燃したみたいでした」と振り返る。
その後、こまめに連絡を取り合う中で「40周年記念モデルって、ファミリーマートみたいな色ですけど、どうなんですか?」と尋ねられ、「歴史あるカラーリングですし、来年はもう41周年なんで手に入らないですし、絶対に買いですよ!」とプッシュ。王子もその気になって、購入に至ったそうだ。
シルバーに塗られたフレーム&スイングアームやライムグリーンのホイール(40th ANNIVERSARY EDITION以外のZX-4RおよびZX-4RRはいずれの箇所もブラック塗装)を採用するなど、スペシャル感万歳の仕上がりとなっている
NINJA ZX-4RR 40th ANNIVERSARY EDITION(左)がまとうライムグリーン/ホワイト/ブルー3色で構成されたカラーリングは、かつてのZXRシリーズ(右 写真は1990年型ZXR400)をイメージしたもの
納車には全日本TT-F3チャンピオン獲得時のユニフォームで立ち会い
バイクブーム世代の読者はご存じの通り『NINJA ZX-4RR 40th ANNIVERSARY EDITION』がまとうライムグリーン/ホワイト/ブルー3色のカラーリングは、かつてのZXRシリーズをイメージしたもの。
くしくも鶴田さんはチームグリーンに所属していた1990年、ZXRを駆り、全日本ロードレース選手権のTT-F3クラスでチャンピオンを獲得(カワサキ初!)したレジェンドライダーでもあります。
和気あいあいとした雰囲気で迎えた納車日は「せっかくなので、34年前のチームグリーン時代のユニフォームを引っ張り出して立ち会いました(笑)」とのこと。当時を知るレースファンは胸アツですね。
「三崎さんはZ900RS SEもお持ちなんですが、2年待ちのお客様の中にたまたま譲っても良いという方がいらして、こちらもカワサキプラザ岡崎で買ってもらいました。納車当日もこれから展開する企画の打ち合わせをしましたよ」
1990年の全日本ロードレース選手権TT-F3を走ったZXR-4レーサー。カワサキにクラス初のタイトルをもたらした
チームグリーン時代の鶴田さん。納車日は当時のユニフォーム(右)を着て立ち会ったとのこと。物持ちが良い!
実はヤングマシン読者だった青汁王子! すでに計16台バイクを購入!!
カワサキプラザ岡崎の店長さんもいろいろと大変だったみたいです。詳細は三崎さんのYouTubeチャンネルにて
続いて本記事の主役である三崎さんにコンタクトを取ると「ヤングマシン毎回買ってます! WEBも見てます!!」とありがたい反応が。
伺うと『NINJA ZX-4RR 40th ANNIVERSARY EDITION』の購入理由は「限定モデルだからです。バイクの免許を取って、バイクが好きになってからは欲しいという欲望が強すぎて、どうしてもたくさん買いたくなってしまう。でもキリがないとわかったので、これから限定車か絶版車しか買わないことにした」からなんだとか。
実際マシンを目にした際の感想は「素直に格好良い! まだ、またがってませんし、乗るのがもったいないですね。実は今度のモーターサイクルショーに展示することが決まってるので、乗らずに記念に飾ろうかなと思ってます。一生の思い出です」だそうだ。
カワサキもお気に入りメーカーのようで「鹿児島でエリミネーターをレンタルして乗った時の感動が忘れられない。それからカワサキが好きになりました」とのコメントもいただきました。
王子のバイク熱は高まる一方で、すでに「納車待ちも入れると16台くらい」購入。庶民オブ庶民の筆者は一覧をまとめながらそのスケールに目がクラクラしてきました(笑)。
でもそこは行動力バツグンの三崎さん。ただ買い集めるだけでなく、今年の2月には大型二輪免許も取得済みです。
発信力のある青汁王子には今後もバイクの魅力を存分にアピールしてもらい、ついでにヤングマシン本誌およびWEBヤングマシンも末長くご愛顧いきたいですね!!!
【超リッチ! 青汁王子の購入バイク一覧】
- ホンダ CB250R
- ホンダ CB400 SUPER FOUR
- ヤマハ YZF-R6
- ドゥカティ ストリートファイターV4ランボルギーニ
- カワサキ Z900RS SE
- カワサキ NINJA ZX-4RR 40th ANNIVERSARY EDITION
- ドゥカティ ディアベル1260ランボルギーニ
- スズキ Hayabusa 25周年 特別仕様車
- ハーレーダビットソン パンアメリカ1250スペシャル
- ヤマハ SR400
- ハーレーダビットソン ローライダーST ファストジョニー
- ハーレーダビットソン ローライダー エルディアブロ
- ドゥカティ ディアベル フォー ベントレー
- ドゥカティ ディアベル フォー ベントレー マリナー
- MVアグスタ スーパーヴェローチェ
- ハーレーダビットソン フォーティーエイト
※1〜6は納車済み。7〜16は納車待ち
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。
最新の関連記事(風間ナオト)
1分でわかる記事ダイジェスト 「トマトの旨みがすげえ凝縮されててヤバい」と千明が激賞! ゆるキャン△ SEASON3第8話に登場した「背徳のトマト焼そば」。本家は、山梨県中央市がご当地グルメとして猛プ[…]
1分でわかる記事ダイジェスト 4月半ばに見舞われたバイク事故が青汁王子の運命を変えた! 青汁王子こと三崎優太氏が電動2輪事業を買収したというニュースが世間を賑わせた。HONDA、YAMAHA、SUZU[…]
MotoGPがいよいよ開幕! プレシーズンテストや体制発表会の情報が続々と舞い込み、中にはSNSで2024年仕様のヘルメットを公開するライダーもちらほら現れていたので、レースファンの筆者としては、胸の[…]
ダンディー鷹山とセクシー大下のゴールデンコンビが華麗に復活! 先日行われた『あぶない刑事』最新作映画製作発表会見のニュースを知って、驚かれた方も多いのでは!? 1986年10月に日本テレビ系列で放送開[…]
外国車や日本メーカーの海外モデルが採用するバルブ規格“BA20D” 秋の夜長を迎え、バイクに乗る際、ヘッドライトに頼る時間帯が増えてきました。 近場の場合、筆者はちょい古べスパのLX150ieで移動す[…]
最新の関連記事(カワサキ [KAWASAKI])
2019年モデル概要:カラー&グラフィック変更 現行モデルにつながるZ900の初登場は、2016年11月のミラノショーでのこと。それまで存在していたミドルクラスのスポーツネイキッドZ800の後[…]
最高のハイバランス600ccマルチ! 今回ご紹介するカワサキGPZ600Rは、1985年6月1日に66万9000円(限定1000台)で発売されました。 1980年代半ばといえば400ccクラスが人気の[…]
2024年モデル概要:ストリート/カフェが廃止 カムシャフトの駆動にベベルギヤを用いた、美しい外観の空冷バーチカルツインエンジンを搭載。360度クランクによる鼓動感や等間隔爆発ならではの整ったエキゾー[…]
軽量化とパワーアップの両面を果たしたフルモデルチェンジ:カワサキ「ニンジャ400」【2018モデル】 発売は、2018年2月1日。2017年モデルまでのニンジャ400は、海外向けのERシリーズをベース[…]
KLX300はKXイメージのシャープな最新デザインに新グラフィック&色変更 日本では2016年5月15日にファイナルエディションが発売されたデュアルパーパスモデル「KLX250」だが、北米では2021[…]
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
フェラーリのスペシャルモデルの系譜に新たな歴史が築かれる スーパーカーと呼ばれる高性能かつラグジュアリーなクルマのトップブランド、フェラーリ。世界中のエンスージアストを熱狂させ、そのファンは「ティフォ[…]
雨の日の滑るポイント「滑るMAXな四天王+1」 バイクが雨の日に滑る場所って、だいたい決まってます。もうわかりますよね? ライダーならみんな一度はヒヤっとしたことある、あの“定番トラップ”たちです。滑[…]
GSX-8R特別仕様車「Kiiro Limited Edition」を限定発売 スズキは、英国市場向けにスーパースポーツモデル「GSX-8R」の特別仕様車「GSX-8R Kiiro Limited E[…]
6/6発売:スズキ「バーグマンストリート125EX」 低回転トルクを重視したSEP-αエンジンを搭載したスズキの原付二種スクーターだ。アドレス125、アヴェニス125に続くスズキ最新世代の原付二種スク[…]
ヤマハ「YZF-R9」日本価格は140万円台前半か ヤマハの新型スーパースポーツ「YZF-R9」の日本国内導入が2025年春以降と案内されており、正式発表への期待が高まっている。とくに注目したいのは価[…]
人気記事ランキング(全体)
グローバル展開では『500cc』のほうが有利になる地域も ホンダ「GB350」シリーズといえば、直近ではクラシカル要素を強化したGB350Cも新登場し、走りのフィーリングまで変えてくるこだわりっぷりが[…]
カフェだけじゃないバイク乗りのための空間 神奈川県座間市にある「ライダーズベース・リバティ」は、レンタルできる洗車場やピットなどを完備し、バイク用品やバイク本体(!)まで購入できるライダーズカフェだ。[…]
ストリートからワインディングまで、250レプリカをカモれるカフェレーサーを目指す! 1987年にヤマハがリリースしたSDR……それまでヤマハのスポーツバイク系ネーミング記号になかったアルファベットの組[…]
実車を前にすると違いは一目瞭然 アウトドアテイストの強いCT125ハンターカブが人気だからといって、ここまでキャラクターを寄せてくることないんじゃない? なんて穿った見方で、今回の主役であるPG‐1と[…]
X500購入後、即サーキットへ! X500を購入して、初めて乗る場所に選んだのは筑波サーキット。目一杯、駆け抜けた! ストレートでスロットルを全開にし、はばかることなくパラレルツインが限界を迎えるまで[…]
最新の投稿記事(全体)
2019年モデル概要:カラー&グラフィック変更 現行モデルにつながるZ900の初登場は、2016年11月のミラノショーでのこと。それまで存在していたミドルクラスのスポーツネイキッドZ800の後[…]
左右2本出しマフラーやベルトドライブ、6速ミッションも採用 ヒョースンモータージャパンは、水冷124.7cc・V型2気筒エンジンを搭載したクルーザーモデル「GV125Xロードスター」を発売する。 挟み[…]
フェラーリのスペシャルモデルの系譜に新たな歴史が築かれる スーパーカーと呼ばれる高性能かつラグジュアリーなクルマのトップブランド、フェラーリ。世界中のエンスージアストを熱狂させ、そのファンは「ティフォ[…]
涼しさの心臓部。それは「素材」と「構造」の魔法的組み合わせ うだるような暑さと、じっとりと肌にまとわりつく湿気。毎年繰り返されるこの季節に、多くの人が少しでも快適に過ごせる服を探し求めている。そんな中[…]
ミニトレール以来の得意なデフォルメスポーツ! かつてヤマハは1972年、オフロードモデル(ヤマハではトレールと称していた)の2スト単気筒のDT系を小型にデフォルメしたミニGT50/80(略してミニトレ[…]