バイクの外装を歯磨き粉で磨いてみたら…まさかの驚きの白さ【代用コンパウンドとしての考察】

  • [CREATOR POST]DIY道楽テツ

ほどよく曇って傷ついたスクーターの外装パーツを磨いてみよう

実験台として、我が家にあるTODAY(トゥデイ)の外装パーツを磨いてみます。

普通の街乗りだけではなくて、なぜかYouTubeの企画でオフロードに駆り出させたりと通常とは違う活躍をしてるので、外装はかなりヤレてます。汚れ以上に細かい傷がついていて、洗車しても汚れが落としきれない状態ですね。

まさに、コンバウンドを試すにはうってつけの素材なのです!

【実験その1】レッグシールド内側の汚れを磨いてみる

早速磨いてみます。 最初はレッグシールドの内側。元々は白かったはずなのに、細かい傷がついていて、なんとなく色がくすんで茶色い汚れが落ちない状態です。

ホワイト&ホワイトをウェスに適量絞り出し…(って、ちょっと多かったね)。

ここの、茶色くなっているトコを磨きますよ?

いつものコンパウンドの要領でゴシゴシ磨きます。

うおっ…思いのほか抵抗がありますね。滑りが悪い! もうこの時点でコンパウンドとは違うカンジ。

コンパウンドが分離して出てくる油分は滑らか&快適に磨くための潤滑油だったんですね~。いやはや、いきなりですが性能の違いを見せつけられてます。

それとは別にもうひとつ気になったことが。磨き始めからずっと強烈なまでのミントの香りが鼻を突くのですよ。すげー強烈。めっちゃミント。コンパウンド独特の油の臭いもアレですが、全開ミントってのもなんだかなぁ(笑)。

これでもし汚れも落ちなかったら、実験失敗! ってことで、即時中止! な の で す が ・・・ 

おりょ?

汚れが落ちました!! お世辞じゃなくて、洗剤で落ちなかった茶色の汚れがいとも簡単に。どうやら、最低限コンパウンドとしては機能するっぽいので、このまま作業を続けましょうか~。

【実験その2】傷消し用コンパウンドと比べてみる

汚れ落としのコンパウンドと言ったらいつも愛用してるのはコチラ。99工房のキズ消し用#3000コンパウンドです。コンパウンドの中でも粗目で、塗装後のペーパー跡などを消せるタイプです。

マスキングテープで仕切りをつけて、両者の違いがハッキリわかるようにしてみましょう。いくら汚れが落ちるとはいえ、単なる歯磨き粉にキズ消し用コンパウンドが負けるとは思えませんが…。

まずは 99工房のキズ消し用#3000コンパウンドから。

ウエスに適量を取って擦ると、とてもなめらかに滑るので快適に磨くことができます。汚れもみるみるうちに落ちて、快適そのもの。

一方のホワイト&ホワイトは…うん、やっぱり抵抗がすごい。特に最初は滑りが悪いので、ちょっと力が要りますが、狭い範囲ならまぁ問題はない感じですかね。

作業感はやはり専用のコンパウンドに分があります。

さて、無事に磨き終わりました。そこで、マスキングテープを剥がしてみると…。



「んっっ!??」

左がコンパウンドで磨いた部分、そして右がホワイト&ホワイトで磨いた部分です。これは…?

ちょいまち! 

ホワイト&ホワイトで磨いたほうが汚れが落ちて白くなっている上に、ツヤも出てないか!?

なんか認めたくないけどこれが現実の結果なんだから受け入れなければならんですが。

まさかまさかの、ホワイト&ホワイトの圧勝でした。どうみても、汚れが落ちているし、磨いたあとの艶が違う。これ別に色彩修正とかもしてないので、ぜひ拡大でもして確認してください。

「もっと白く!」の謳い文句は歯だけじゃなかったってことかぁ~(←タブンチガウ)

まぁ、ホワイト&ホワイトの欠点としては、磨きの抵抗が大きいことと、やっぱり強烈なミントの香りが発生するってことだけです(笑)。いやほんと、すげーんだ、これが。

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