
1901年の創業から数えて、2026年でついに125周年という偉大なマイルストーンに到達したインディアンモーターサイクル。この記念すべきアニバーサリーイヤーのハイライトとなるファンイベント「ライダーズデイ2026」が開催されました。全国から集結した熱きオーナーたちと、会場を埋め尽くした新旧名車の熱気をレポートします。
●文/写真:石橋 寛(ヤングマシン編集部)
125年のヘリテージを「現代の走り」へ昇華!アニバーサリーな空間
会場となったバイパラに一歩足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは「125th Anniversary」の特大フラッグと、歴史を彩るヒストリックマシンの数々。アメリカ最古のモーターサイクルブランドが持つヒストリーには思わず唸らされますが、インディアンの真骨頂は決して単なる懐古主義に終始しない点にあるのかと。
会場の主役は、その伝統の血統をストレートに受け継いだ現代のチーフやスカウトシリーズ。125年という気の遠くなるような時間を経て、なお牙を研ぎ澄ませ、進化を止めないブランドの強烈なバイタリティが、会場全体にプレミアムな空気感を演出していました。
会場となった南箱根バイカーズパラダイスはご覧の通り霧に包まれたものの、全国からインディアンのオーナー達が続々と集結していました。
最新マシンの本質に触れる試乗会と、五感を刺激するコンテンツ
試乗会エリアでは、最新の2026年モデルがズラリと並び、常にエキゾーストノートが響き渡る活況。とくに、熟成を極めた水冷Vツインエンジンを搭載する新型スカウトシリーズの試乗枠は瞬く間に満車となる盛況ぶりです。
参加された方々からは、「アメリカンクルーザーの枠を超えたスポーツ性に驚いた」「ドコドコ感の中に芯のある、現代的なメカニズムの完成度に痺れた」といったコメントが印象的でした。単にスタイルを懐かしむのではなく、走りの本質で乗り手を納得させるべく仕上げており、さすがの一言です。
現行モデルの試乗会ももちろん開催。箱根のワインディングにアメリカンVツインのエキゾーストを元気よく響かせていました。
ハーレーとは一味違う!個性が光るカスタム&オーナーたちの熱気
そして、このイベントの真の主役は、全国から自走で集まったライダーの皆様です。広大な駐輪場は、それ自体が巨大なカスタムバイクショーの様相。
「他とは絶対に被らない個性を求めてインディアンに行き着いた」と語るオーナーの皆様の愛車は、クラシカルな装いから、欧州スポーツバイク顔負けの走りを予感させるモダンなカスタムまで実に多彩です。
ハーレーダビッドソンとはまた一線を画す、インディアンを愛するインディアン乗りならではの濃密な連帯感と熱気が、会場のあちこちで弾けていました。
最新モデルとなるチーフ・ビンテージも試乗できるとあって、多くの参加者がその走りを堪能した模様。
インディアン・ライダーズデイではビンテージモデルの展示が恒例ですが、今回は1942年モデルのスカウトが注目の的となりました。
インディアンのカスタムでは定評あるファクトリー「フロースタイル」が作り上げたスカウト。極太のリヤタイヤが大迫力!
125年目のインディアンが、日本のストリートをさらに熱くする
伝統という名の揺るぎないバックボーンを持ちながら、常にアグレッシブな最新メカニズムを投入し続けるインディアンモーターサイクル。
今回のライダーズデイは、彼らが紡いできた125年の歴史が、今まさにストリートで輝いていることを証明する、じつに見応えのあるイベントでした。
創立125周年にちなんで、12秒5ぴったりを競うライディングゲームも開催。ちびっこは電動バイクで挑戦していました。
レザーキーホルダーを自分で作るコーナーも大人気で、参加者のみなさんがハンマーを使って思い思いのスタイルを作っていました。
記念撮影をすると、インディアンのオーナーならではの和やかな雰囲気が伝わってきます。
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