
カワサキは、451cc並列2気筒エンジンを搭載し、Sugomiデザインに身を包んだ最新スポーツネイキッド「Z500」を2026年2月28日に発売すると発表した。価格は84万7000円。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:カワサキモータースジャパン
250ccベースのコンパクトな車体に451ccエンジンを搭載
カワサキは、Z400(2026年モデル発表済み)とZ650(現行モデルは2025年型)の中間に位置するミドルクラスの新型ネイキッドモデル「Z500」を2026年2月28日に発売すると発表した。これでカワサキ『Z』ファミリーはZ250、Z400、新型Z500、Z650、Z900、Z1100が揃い、さらにスーパーチャージドエンジンのZ H2や、レトロスポーツのZ650RS、Z900RSシリーズという大家族に。
2024年に海外仕様が初登場した際に作成されたパワー&トルクの性能曲線。中間域のトルクが大幅に増しているのがわかる。
Z500は2024年に海外で初登場したモデルで、それまで販売されていたZ400(日本では現行モデル)の後継として、同系フレームに398ccから排気量アップした451cc並列2気筒エンジンを搭載。さらに最新世代のLEDヘッドライトを軸とした“Sugomi”デザインもアップデートされた。
車体は250ccクラスのZ250とベースを共有しており、軽量コンパクトかつリラックスしたライディングポジションが特徴だ。もちろん最新モデルらしく、スマートフォン接続機能も採用する。
最高出力はZ400の48psから53psにパワーアップしているが、常用域の加速力に直結する低中回転域のトルクは大きく増強している。また排気量アップに合わせてバランサーシャフトを再設計、これに大容量5.8Lエアボックスやダウンドラフトインテーク、アシスト&スリッパークラッチなどを組み合わせることによって、パフォーマンスと扱いやすさ、快適性など全方位で性能を向上している。
ヘッドライト(ロービーム)は照射範囲を拡大し、夜間走行の快適さを向上。
軽量トレリスフレームは前述のように250ccクラスをベースとしており、1375mmのショートホイールベースにφ41mm正立フロントフォーク、ボトムリンク式ユニトラックリヤサスペンション、前後ディスクブレーキを組み合わせ、装備重量はわずか167kgだ。
LCDメーターはハイコントラストな反転表示タイプで、スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP」を使用することで着信通知やライディングログ、バッテリー電圧などの情報を管理することができる。音声コマンドとナビ機能にもあり、新車で購入すると1年間無償で利用できるが、その後はライセンスの購入が必要になる。
ETC2.0は搭載しておらず、アクセサリーとしての設定もなし。1か月目点検に加え、3年間の定期点検とオイル交換(オイルフィルター含む)を無償で受けられるカワサキケアモデル指定となっている。
250ccクラス(Z250やニンジャ250)をベースとしたトレリスフレームを採用。スイングアームはエンジン後部に取り付けられたマウンティングプレートに保持される。※ストリップ写真は国内未導入のZ500SE
■装備内容をZ400・Z650と比較
| 装備内容 | Z500 | Z400 | Z650 |
| ABS | ● | ● | ● |
| KTRC(トラコン) | ● | ||
| スマートフォン 接続機能 | ● | ● | |
| アシスト&スリッパー クラッチ | ● | ● | ● |
| エルゴノミクス ※ERGO-FIT ローシート(標準シート)、アクセサリーパーツ︓ERGO-FIT ハイシートを含む | ● | ● | ● |
| ヘルメットロック | ● | ● | ● |
| インターナルカット キー | ● | ● | ● |
KAWASAKI Z500[2026 model]
主要諸元■全長1995 全幅800 全高1055 最低地上高145 軸距1375 シート高785(各mm) 車重167kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 451cc 53ps/10000rpm 4.4kg-m/7300rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■タイヤサイズ110/70R17 R=150/60R17 ●価格:84万7000円 ●色:灰×黒 ●発売日:2026年2月28日
KAWASAKI Z500[2026 model]メタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックフラットスパークブラック(GY1)
Z500のディテール
※ディテール写真は海外仕様の2024年モデル
エンジンはZ400の398cc(70.0mm x 51.8mm)から451cc(70.0mm x 58.6mm)に。ボアを変えずにストロークアップすることで低中速域のトルクアップに貢献する。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(カワサキ [KAWASAKI] | 新型ネイキッド)
2月14日発売:カワサキ Z1100 / Z1100 SE 自然吸気Zシリーズの最大排気量モデルとなる新型「Z1100」および「Z1100 SE」がいよいよ2月14日に発売される。排気量を1099cc[…]
ニンジャ400とZ400はどうなるのー!? カワサキモータースジャパンは、欧州や北米で販売中の「ニンジャ500」「Z500」について、日本国内への2026年春頃の導入に向けた準備を進めると発表した。 […]
2026年2月発売! 注目のカワサキ製新型ネイキッド3モデルに早速触れてみる 10月30日から11月9日までの期間に開催されたジャパンモビリティショーで初披露となったカワサキの人気モデルZ900RSの[…]
Z1100とZ1100 SEもZ900RSシリーズと同日発売 ジャパンモビリティショーで上級モデル“SE”が日本初公開され、国内発売日とスペックの正式発表を待つのみだったがZ1100シリーズの全容が明[…]
125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転可 バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原[…]
最新の関連記事(カワサキ [KAWASAKI] | 新型大型二輪 [401〜750cc] | ホンダ [HONDA])
2月14日発売:カワサキ Z1100 / Z1100 SE 自然吸気Zシリーズの最大排気量モデルとなる新型「Z1100」および「Z1100 SE」がいよいよ2月14日に発売される。排気量を1099cc[…]
10/1発売:カワサキ「Ninja ZX-25R SE/RR」 250ccクラスで孤高の存在感を放つ4気筒モデル、「Ninja ZX-25R」の2026年モデルが早くも登場する。今回のモデルチェンジで[…]
大型二輪免許は18歳から取得可能! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する[…]
大型二輪免許は18歳から取得可能! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する[…]
大型二輪免許は18歳から取得可能! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する[…]
人気記事ランキング(全体)
7.3リッターとなる心臓部はコスワースがカスタマイズ 今でこそアストンマーティンの限定車はさほど珍しくもありませんが、2000年代初頭、すなわちフォード傘下から放り出された頃の彼らにとってスペシャルモ[…]
17台のみのレーサーベースは売れ行きパッとせず⁉ ポルシェ924は1976年の販売開始から、924S がラストモデルとなった1988年まで生産されるというロングライフでした。すると、ポルシェの場合スポ[…]
簡単取り付けで手間いらず。GPS搭載でさらに便利に バイク用品、カー用品を多数リリースするMAXWINが開発したヘルメット取り付け用ドライブレーコーダー「MF-BDVR001G」は、ユーザーのニーズに[…]
60年代から続くデューンバギーの草分け的存在 デューンバギーといえば、本家本元はブルース・F・マイヤーズが創立した「マイヤーズ・マンクス」ということに。 オープンホイールのバギーは星の数ほど生まれまし[…]
型崩れを防ぐEVA素材と整理しやすい内部構造 布製のサドルバッグにおける最大の欠点は、荷物が入っていない時に形が崩れ、見た目が損なわれることにある。しかし、本製品はマットフィルムとEVAハードシェル素[…]
最新の投稿記事(全体)
エントリー層の背中を押す存在 奥沙織(おく さおり)さんが、バイク王のアンバサダーに就任した。愛車はヤマハ YZF-R25。日々のツーリングの楽しさに加え、女性ライダーならではの視点も交えたリアルなバ[…]
249cc・26psのスポーティな油冷単気筒エンジンを搭載 スズキは、油冷シングルのフルカウルスポーツモデル「ジクサーSF250」にニューカラーを設定し、2026年モデルとして3月5日に発売する。トリ[…]
スズキ独自の油冷単気筒は低燃費も魅力 スズキは、独自の油冷単気筒エンジン(WMTCモード燃費34.5km/L)を搭載した軽二輪ネイキッドスポーツ「ジクサー250」にニューカラーを設定し、2026年モデ[…]
いま注目を集めているラッピングで印象を変える エキゾーストシステムに内臓した可変バルブを電子制御することによって、ハンドルにあるボタンひとつで音量が変えられるジキル&ハイドマフラーや、取り回し[…]
WMTCモード燃費50km/Lで、航続可能距離は600km! スズキは、2017年に初代モデル登場、2020年に現行デザインへとモデルチェンジを受けた「ジクサー150」の2026年モデルを発表した。2[…]
- 1
- 2




















































