
愛車であるバイクの輝きを保ちたいと願うライダーにとって、洗車後の「水シミ」は永遠の悩みだろう。とくに硬度の高い水道水を使った場合、ミネラル成分が乾いて残るウォータースポットは、せっかくの美しい塗装やメッキパーツの劣化を招く元凶だ。その悩みを根本から解決する家庭用純水システム「KOBUN+Switch」が登場した。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:Vectorane
操作革命!レバーひとつで純水と水道水を即座に切り替え
販売元であるVectoraneは、プロのコーティングショップ、カーディーラー、大手ガソリンスタンドなど、全国1,000店舗以上に純水器を導入してきた実績を持つエキスパートだ。
そんな同社が家庭用として発売した純水器KOBUN+Switchの最大の特長は、新搭載された「Switchバルブ機構」にある。従来の純水器が抱えていた「接続や切り替えの手間」を大幅に解消し、レバーひとつで純水と水道水をワンタッチで切り替えられるようになったのだ。
洗車工程において、泡立てて汚れを落とすまでは水道水で十分だが、仕上げのすすぎには純水を使いたい。このSwitchバルブ機構のおかげで、ストレスなく、水道水での泡洗いと純水での仕上げをスムーズに組み合わせることが可能となったのだ。
開発にあたっては、約1年半もの長期間にわたる検証・実験期間を経たという。新構造のバルブシステムは純水器としては極めて珍しい機構であり、耐久性、水圧安定性、安全性を確保するために、繰り返しの耐久テストと実地試験が実施された。
これは、安易に製品を世に出すのではなく、「お客様が心から満足できる製品を届けるため」に時間を惜しまず調整を重ねたVectoraneのプロフェッショナルな姿勢の表れだろう。
プロ仕様の内部構造が実現する高い経済性と性能
KOBUN+Switchは、コンパクトな家庭用モデルでありながら、Vectoraneの上位モデル「OYABUN」シリーズから受け継いだ「高精度流量調整機構」を内部構造に採用している。これにより、フィルター内部の樹脂流量を細かく制御し、フィルター寿命と純水保持力を最大限に高める設計を実現したのだ。
その結果、経済性もとても高い。1回のフィルターで約1000Lの純水を生成可能であり、水道水での泡洗いと純水での仕上げを組み合わせることで、1回あたりのコストは約6.5円という高い経済性を実現している。
「拭き取り不要」の洗車哲学がバイクを守る
Vectoraneが長年提唱してきた「拭き取り不要」という洗車スタイルは、単なる時短テクニックではない。もっとも重要なのは、拭き取り時に生じる微細なキズや、タオルによる劣化を防ぎ、バイクの車体を長く、美しく保つという理念だ。
KOBUN+Switchは、このプロの理念を家庭で再現できるよう最適化されている。内部に内蔵されたイオン交換樹脂フィルターが、水道水中のカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分を吸着し、不純物を完全に除去した「0ppmの純水」を生成する。これは光学レンズや精密機器の洗浄にも応用される技術だ。
その効果は絶大である。ミネラル分が除去されているため、水が乾いても水シミが残らず、洗車後のバイクの艶、透明感、そして深みが格段に向上するのだ。シリーズ累計販売台数1万5000台突破という実績を背景に生まれた、まさに「洗車の常識を変える次の一歩」と言えるだろう。
この実用性の高い純水器は、クラウドファンディングサイトMakuakeにて2025年11月29日(土)22:00まで先行予約販売が実施されている。数量限定の早割特典も用意されているので、愛車の輝きを追求するこだわり派なら要チェックだ。
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