
肌寒い日も多くなってきたものの、まだまだツーリングシーズン真っ只中な2025年11月。今月はどのようなモデルが発売されるのか、ヤングマシンの記事とともに振り返ってみよう。ここではスーパースポーツ/ツアラー/スクーターについて紹介するぞ。
●文:ヤングマシン編集部
11/1発売:カワサキ カワサキ ニンジャH2 SX SE
カワサキの最高峰スポーツツアラー「ニンジャH2 SX SE」の2026年モデルが、11月1日に発売された。スーパーチャージャー搭載のバランス型エンジン(最高出力200ps、ラムエア加圧時210ps)はそのままに、機能面がアップデート。おもな変更点は、スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」の音声コマンドやナビ機能が利用可能になったことだ。
また、アダプティブクルーズコントロールを含むボッシュ製ARAS(先進運転支援システム)や、ショーワ製スカイフック式KECS(電子制御サス)といった充実の装備は踏襲。新色はメタリックカーボングレー×メタリックディアブロブラックだ。価格は313万5000円となっている。
スマホ連携機能で魅力を増した、ボッシュ製ARASを備える最高峰ツアラー カワサキは「ニンジャH2 SX SE」の2026年モデルを11月1日に発売する。カラー&グラフィックの変更およびスマートフォンア[…]
11/1発売:カワサキ ニンジャ400
カワサキのフルカウルスポーツ「ニンジャ400」の2026年モデルも、11月1日に発売。2025年モデルが発売されてから、わずか7か月でのイヤーモデル更新だ。ニンジャ250と共通の車体に398cc並列2気筒エンジン(最高出力48ps)を搭載し、優れた動力性能とリーズナブルな価格設定で400ccクラスで好調な売れ行きを誇っている。
アグレッシブなLED 2眼ヘッドライトが、カワサキらしい「Sugomi」を表現している。新色ではダーク系のグラフィックを変更したモデルに加え、新たに白×赤のツートーンカラーがラインナップに追加された。価格は81万4000円だ。
ダーク系カラーに異なる差し色 カワサキモータースジャパンは、ニンジャ250と共通の車体に398ccの並列2気筒エンジンを搭載し、タイヤをラジアルに換装したフルカウルスポーツ「ニンジャ400」の2026[…]
11/1発売:カワサキ ニンジャ250
「ニンジャ250」の2026年モデルも11月1日に発売。ニンジャ400と共通車体を持つこのライトウェイトスポーツは、水冷並列2気筒エンジンで35psを発揮し、シャープなスタイリングが魅力だ。今回はカラーラインナップが刷新され、KRTエディションは廃止された。
新色として、濃灰に黄緑の差し色を効かせたモデルと、これまでにない新鮮なギャラクシーシルバー×キャンディパーシモンレッド(銀×赤)の2本立てで登場だ。価格は前年モデルから2万2000円上昇し、72万6000円となった。
カーボングレーとシルバー×レッドの2本立て カワサキはニンジャ250の2026年モデルとしてカラーラインナップを刷新。現行2024年モデルでラインナップしていたKRTエディションを廃止し、メタリックカ[…]
11/11発売:スズキ GSX-S1000GT
スズキのグランドツアラー「GSX-S1000GT」の2026年モデルが、11月11日に発売される。ネイキッドのGSX-S1000と主要骨格を共有しており、名機K5由来の並列4気筒エンジンは150psを発揮。継続色のパールビガーブルーに加え、今回のニューカラーとして、ブリリアントホワイトとグラススパークルブラックの2色が新設定された。
ホワイトはブロンズ色のホイール、ブラックとブルーは青いホイールを採用し、カラーリングの作り分けが細かい。大型TFTディスプレイはスマホ連携(mySPIN)に対応し、双方向クイックシフトやクルーズコントロールも標準装備だ。価格は168万3000円だ。
最新排出ガス規制に適合したK5エンジンを継承するグランドツアラー ネイキッドモデルGSX-S1000やクロスオーバーのGSX-S1000GX、KATANAと心臓部&主要骨格を共有スズキの人気スポーツツ[…]
11/20発売:ホンダ ディオ110 Lite
ホンダが新基準原付として「Dio110 Lite」を11月20日に発売する。10月末に生産終了となる50cc原付の代替となるモデルで、原付二種ディオ110をベースに、最高出力を3.7kWに抑えて原付一種(50ccと同じ扱い)としたものだ。スマートキーは省略された「ベーシック」がベースだが、前後連動のコンビブレーキや14インチ大径ホイール、アイドリングストップシステムなどは継承している。
専用設計のローシートによりシート高が745mmと低くなっており、コンパクトな50ccに慣れたユーザーでも安心感のある足つき性となった。価格は23万9800円だ。
3.7kWのパワートレインに14インチホイールやコンビブレーキを組み合わせる ホンダが新基準原付モデルを一挙発表。10月末をもって生産できなくなる現行50cc原付を代替するモデルとして、市民の足を担っ[…]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新型バイク(日本車/国産車) | スズキ [SUZUKI])
ターンバイターンのナビゲーションも標準搭載! スズキはインドで、ジクサー250と共通の油冷単気筒エンジンを搭載するスポーツアドベンチャーモデル「VストロームSX」の2026年モデルを発表。4つのカラー[…]
125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転可 バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原[…]
鮮やかな“パールビガーブルー”のスペシャルエディション登場 スズキは「ハヤブサ」をマイナーチェンジし、2025年12月24日に発売すると発表した。アルティメットスポーツを標ぼうするマシンは、リチウムイ[…]
6/30:スズキの謎ティーザー、正体判明! スズキが公開した謎のティーザー、その正体が遂に判明したことを報じたのは6月30日のこと。ビリヤードの8番玉を写した予告画像は、やはりヤングマシンが以前からス[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
最新の関連記事(新型バイク(日本車/国産車) | カワサキ [KAWASAKI])
125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転可 バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
50ccクラスは16歳から取得可能な“原付免許”で運転できるほか、普通自動車免許でもOK バイクを運転するための免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大[…]
通勤からツーリング、サーキット走行まで使えるカウル付き軽二輪スポーツ 日本の道に最適といえるサイズ感や、通勤/通学からツーリングまで使える万能さが軽二輪(126~250cc)の長所。スクーターやレジャ[…]
Z900RS CAFE歴代カラー系統譜 Z900RS CAFEは、Z900RSがデビューした翌2018年3月に登場し、独自のビキニカウル、ローハンドル、専用シートによってカフェレーサースタイルを確立し[…]
人気記事ランキング(全体)
悪質な交通違反の一つ、「無免許運転」 今回は無免許運転をして捕まってしまったときに、軽微な違反とはどのような違いがあるのか紹介していきます。 ■違反内容により異なる処理無免許運転の人が違反で捕まった場[…]
6999ドルで入手したバイク「VOGER」、ハーレーよりでっかい箱で到着! タンクの中が明るいぞ! 彼女を乗せたらどこに足を置けばいいんだ? ヘッドカバーがプラスチック?! アメリカの人気YouTub[…]
充実してきた普通二輪クラスの輸入モデル この記事で取り上げるのは、日本に本格上陸を果たす注目の輸入ネオクラシックモデルばかりだ。それが、中国のVツインクルーザー「ベンダ ナポレオンボブ250」、英国老[…]
進化した単気筒TRエンジンは5%パワーアップの42psを発揮! トライアンフは、2026年モデルとして400シリーズの最新作×2を発表した。すでにインドで先行発表されていたカフェレーサースタイルの「ス[…]
バッテリーで発熱する「着るコタツ」で冬を快適に ワークマンの「ヒーターウエア」シリーズは、ウエア内に電熱ヒーターを内蔵した防寒アイテム。スイッチひとつで温まることから「着るコタツ」として人気が拡大し、[…]
最新の投稿記事(全体)
アドベンチャールックは伊達じゃない! 大型バイザーの恩恵 まず目を引くのが、オフロードテイストを感じさせる大型ピークバイザーだ。これは単なるファッションではない。 直射日光を遮る“ひさし”としての機能[…]
アグレッシブなデザインとライダーフレンドリーな車体 FZ-Raveは、”熱狂”という名を反映したかのようなスタイリッシュでエッジの効いたグラフィックを纏っている。とくにアグレッシブなヘッドライトと、目[…]
バッテリーで発熱する“着るコタツ”WindCore ヒーターウエア ワークマンの電熱ウエア「WindCore」シリーズは、スイッチひとつで温まることから“着るコタツ”として、累計60万着以上を売り上げ[…]
エンジンがかからなくなった! うちの次男が乗るリトルカブくん、最近どうにもエンジンのかかりが悪いのです。どうやら、ちょっと興味深い始動不良のトラブルに見舞われてるっぽいのです。 「ガソリンタンク」・・[…]
ターンバイターンのナビゲーションも標準搭載! スズキはインドで、ジクサー250と共通の油冷単気筒エンジンを搭載するスポーツアドベンチャーモデル「VストロームSX」の2026年モデルを発表。4つのカラー[…]
- 1
- 2











































