
ビーズ株式会社が展開するバイク用品ブランド「DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)」から、「もちはだライダース腹巻きロング(DMA644L-BK)」を販売中。ワシオ株式会社の“もちはだ”とコラボレーションしたアイテムだ。
老舗の叡智が凝縮された「もちはだ」腹巻き
寒さ厳しい冬ともなると、ライダーにとって、腹部の冷えは大敵だ。体幹が冷えると全身のパフォーマンスが低下し、ライディングにも集中できなくなる。そんな冬の鉄板防寒アイテムとして、バイク用品ブランドのDOPPELGANGERが圧倒的な保温力で知られるワシオ株式会社の“もちはだ”とコラボレーションして展開しているのが、「もちはだライダース腹巻き」だ。
新モデルとなる「もちはだライダース腹巻きロング」はその名の通り、従来モデルをベースに、より長い設計となった。体格の良いライダーや、インナーを複数着込むライダーにも快適にフィットするよう改良されている。
魔法瓶構造を生み出す「鷲尾式パイル起毛」の真価
この腹巻きの特長を語る上では、使用されている素材「もちはだ」についてが欠かせない。これは、ワシオ株式会社が長年にわたり培ってきた鷲尾式パイル起毛によって生み出されている。この起毛が作り出すのは、単なる厚い布ではない。
編み込まれた生地内部には、ループ構造と起毛層という2つの空気層が形成されている。このダブルレイヤー構造が、魔法瓶のように体幹の熱をしっかりと閉じ込め、外からの冷気を遮断する役割を担う。長時間の走行において、ぬくもりを逃さずに快適な状態を維持してくれるのは、この鷲尾式パイル起毛による断熱効果の賜物だ。
ライダーのための専用設計ディテールを見逃すな
そんな機能性抜群な素材を使った「もちはだライダース腹巻きロング」が、単なる高機能腹巻きで終わらないのは、DOPPELGANGERがライダーの行動様式に合わせて設計を最適化しているからだ。
それを如実に表しているもののひとつが、前開きスナップボタンの採用だ。これにより、アウタージャケットを着たままでも前を開けば、簡単に腹巻きの着脱が可能。冬場のツーリングや通勤において、素早く体温調整できるのはありがたい。
サイズ設定もライダーの腹巻き利用方法を考慮している。ウエストの適応サイズは82~100cmと幅広く、厚手のフリースやジャケットの上から装着することも想定。ロングサイズ仕様であるため、厚着の上からでもしっかりと装着しやすく、体格の良いライダーにも適応する。
また、ライディングにおいて欠かせない運動性能も確保されている。この腹巻きは全方向ストレッチに対応しており、タテ・ヨコ・ナナメに自由自在に伸びる。前傾姿勢や足元の屈伸動作など、ライディングの動きに自然にフィットし、装着感がライディングの支障になることはない。
体幹の保温は、冬のライディングの生命線だ。この「もちはだライダース腹巻きロング」は、鷲尾式起毛の持つ圧倒的な断熱性能と、ジャケットを脱がずに着脱できるライダー向けのギミックが融合した、真冬のツーリングをサポートする強力な相棒となるだろう。
DOPPELGANGER「もちはだライダース腹巻きロング」製品概要
- 型番:DMA644L-BK
- カラー:ブラック
- 適応サイズウエスト:82~100cm(着衣の上から測った寸法)
- 材質:アクリル45%、綿35%、毛12%、ナイロン7%、ポリウレタン1%
- 原産国:日本
- 発売日:2025年10月20日(月)
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(バイク用品)
長距離や寒冷地ツーリングで感じる“防寒装備の限界” 真冬のツーリングでは、重ね着をしても上半身の冷えは避けにくい。特に風を受ける胸や腹部は冷えやすく、体幹が冷えることで集中力や操作精度が低下する。グリ[…]
冬の走行で感じる“体幹の冷え”との戦い 真冬のツーリングでは、外気温が5℃を下回ると防風ジャケットを着ていても体幹が冷えやすい。特に走行風が首元や袖口から侵入し、次第に体の芯まで冷えが伝わると、集中力[…]
蓄熱繊維と厚地ボアの「ダブル構造」がもたらす圧倒的な暖かさ おたふく手袋が誇る機能性インナーウェアブランド「BODY TOUGHNESS(ボディタフネス)」から登場した、「サーモエボ ボア シリーズ」[…]
薄くても温かい、保温性に優れる設計 GK-847は、ポリエステル素材をベースとしたサーマル構造を採用しており、薄手ながらも高い保温性を実現している。厚手のウインターグローブの下に装着しても動きが妨げら[…]
厳冬期ツーリングで感じる“インナーの限界” 真冬のツーリングでは、防寒ジャケットやグローブを重ねても、冷えは完全には防ぎきれない。風を受け続ける上半身は体温が下がりやすく、体幹が冷えることで集中力や操[…]
最新の関連記事(ウェア)
冬の走行で感じる“体幹の冷え”との戦い 真冬のツーリングでは、外気温が5℃を下回ると防風ジャケットを着ていても体幹が冷えやすい。特に走行風が首元や袖口から侵入し、次第に体の芯まで冷えが伝わると、集中力[…]
蓄熱繊維と厚地ボアの「ダブル構造」がもたらす圧倒的な暖かさ おたふく手袋が誇る機能性インナーウェアブランド「BODY TOUGHNESS(ボディタフネス)」から登場した、「サーモエボ ボア シリーズ」[…]
厳冬期ツーリングで感じる“インナーの限界” 真冬のツーリングでは、防寒ジャケットやグローブを重ねても、冷えは完全には防ぎきれない。風を受け続ける上半身は体温が下がりやすく、体幹が冷えることで集中力や操[…]
防寒性能と動きやすさを両立させたライディングジャケットを探しているなら、コミネ(KOMINE)の「ソフトシェルウインターパーカ MJ-005」を選択肢に入れておきたい。1947年創業の国内メーカーらし[…]
背中が出にくい設計とストレッチ素材で快適性を確保 このインナーのポイントは、ハーフジップ/長めの着丈/背面ストレッチ素材」という3点だ。防風性能に特化した前面と、可動性を損なわない背面ストレッチにより[…]
人気記事ランキング(全体)
名機と呼ばれるVツインエンジンを搭載! 今や希少な国内メーカー製V型2気筒エンジンを搭載するSV650/Vストローム650が生産終了となり、名機と呼ばれた645ccエンジンにひっそりと幕を下ろしたかに[…]
より高度な電子制御でいつでもどこでも快適な走りを!! 【動画】2026 CB1000GT | Honda Motorcycles ホンダがEICMA 2025にて発表した「CB1000GT」は、「Hi[…]
スポーツライディングの登竜門へ、新たなる役割を得たR7が長足の進化 ミラノで開催中のEICMA 2025でヤマハの新型「YZF-R7(欧州名:R7)」が登場した。2026年から従来のワールドスーパース[…]
背中が出にくい設計とストレッチ素材で快適性を確保 このインナーのポイントは、ハーフジップ/長めの着丈/背面ストレッチ素材」という3点だ。防風性能に特化した前面と、可動性を損なわない背面ストレッチにより[…]
ニンジャH2 SX SE 2026年モデル発売! スーパーチャージャー搭載のスポーツツアラー「Ninja H2 SX SE」の2026年モデルが、2025年11月1日に発売。おもな変更点は、カラー&グ[…]
最新の投稿記事(全体)
老舗の叡智が凝縮された「もちはだ」腹巻き 寒さ厳しい冬ともなると、ライダーにとって、腹部の冷えは大敵だ。体幹が冷えると全身のパフォーマンスが低下し、ライディングにも集中できなくなる。そんな冬の鉄板防寒[…]
軽量ハイパワー400cc「DR-Z4S/DR-Z4SM」が最新装備で復活 スズキが新型デュアルパーパスモデル「DR-Z4S」と、スーパーモトモデル「DR-Z4SM」の日本導入を正式発表。2025年10[…]
11/1発売:カワサキ Z250 カワサキ「Z250」はニンジャ250と骨格を共有するこの軽二輪スーパーネイキッドは、アグレッシブな「Sugomi」デザインを継承。軽さと力強さを併せ持つ本格的スーパー[…]
長距離や寒冷地ツーリングで感じる“防寒装備の限界” 真冬のツーリングでは、重ね着をしても上半身の冷えは避けにくい。特に風を受ける胸や腹部は冷えやすく、体幹が冷えることで集中力や操作精度が低下する。グリ[…]
冬の走行で感じる“体幹の冷え”との戦い 真冬のツーリングでは、外気温が5℃を下回ると防風ジャケットを着ていても体幹が冷えやすい。特に走行風が首元や袖口から侵入し、次第に体の芯まで冷えが伝わると、集中力[…]
- 1
- 2







































