「スズキの矜持に刮目せよ」GSX-R 40年の軌跡を追う | GSX-R1000/R復活記念【ヤングマシン電子版10月号】

「スズキの矜持に刮目せよ」GSX-R 40年の軌跡を追う | GSX-R1000/R復活記念【ヤングマシン電子版10月号】

無料公開中のヤングマシン電子版10月号より注目記事をご紹介! ここではGSX-R1000/Rの完全復活を祝した企画、「GSX-Rの40年」をチラ見せ。トップパフォーマーとして君臨し続けたGSX-Rの40年を振り返る。もちろん電子版では、新型GSX-R1000/Rの刷新された細部の詳細も解説している。


●文&写真:ヤングマシン編集部

レースで勝つために進化を重ねたトップパフォーマー

「GSX-Rの40年」ではまず、”アルミフレーム+カウリング+4スト最強水冷4気筒”のGSX-R(400)を紹介。

1980年代初頭に始まった空前のバイクブーム。その中で、スポーツバイクはスペック競争に突入していく。そして到来するのが「レーサーレプリカ・ブーム」だ。

そこでスズキが世に放ったのが、量産車初のアルミフレームにレーサーばりのカウルを装備し、クラス最強の水冷2ストロークエンジンを搭載したRG250Γ。

そして翌年に登場したのがGSX-R(400)であり……。

GSX-R(400)。400㏄初のアルミフレームに自主規制上限の59psの水冷直4を搭載。車両重量は当時の400クラス平均より19%も軽量な152㎏。二眼のフルカウルなど外観デザインは、前年1983年の世界耐久選手権王者のGS1000Rがモチーフ。

常識を覆すナナハン・レーサレプリカ「GSX-R750」

1980年代初頭、ライバルメーカーも過激なマシンを投入し、250・400のレーサーレプリカ競争は熾烈を極めた。

しかし当時国内で最大排気量の750クラスは、パワーはあるが重いツアラー的なマシンが主流。そんな「 このクラスでレーサーレプリカはないだろう」という時代に、なんとスズキは常識を覆すナナハン・レーサレプリカを投入する。

それが1985年に発売となった、「GSX-R750」であった……。

RG250ΓやGSX-R(400)で培ったアルミフレームに、市販量産車初の「油冷エンジン」を搭載したGSX-R750。当時の750クラスの平均重量220kgから、なんと20%も削ぎ落とした乾燥重量176kgを達成。

1985年からヨシムラ・スズキのライダーを務めたケビン・シュワンツ。AMAでGSX-R750を駆って活躍し、1988年のデイトナ200マイルで優勝。

1990年代後半に訪れた、大排気量スーパースポーツの躍進

完全新設計の水冷エンジンを搭載するなど、進化を続けていったGSX-R750。

しかし1990年代後半には750㏄のスーパーバイクレースとは別に、ヤマハのYZF-R1やホンダのCBR900RRなど大排気量スーパースポーツが躍進。

そこでスズキも、2001年に1000ccのGSX-R1000(K1)を市場に投入することに……。

GSX-Rシリーズ初の1000㏄モデル、GSX-R1000。2000年型GSX-R750のエンジンをベースに排気量を988㏄に拡大し、ライバルを大きく凌ぐ160psを発揮。乾燥重量は170㎏とやはり超軽量だった。

全文はヤングマシン電子版10月号で!

電子版では全6ページにわたって、新型GSX-R1000/Rの細部や上記「GSX-Rの40年」などを掲載している。

ここで紹介した記事の全文についても、完全無料である電子版に掲載中だ。

ぜひチェックしてほしい!

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