初代Z650が誕生してから2026年で50周年!

玉虫3兄弟?! カワサキ「Z650RS」2026年モデルが欧州に登場、カラーラインナップ刷新でZ650の系譜50周年へ

玉虫3兄弟?! カワサキ「Z650RS」2026年モデルが欧州に登場、カラーラインナップ刷新でZ650の系譜50周年へ

カワサキは欧州で、並列2気筒エンジンを搭載するレトロスポーツ「Z650RS」の2026年モデルを発表した。3色全てがニューカラーに切り替わっている。


●文:ヤングマシン編集部(ヨ)

3色すべてホイールカラーも異なる

カワサキは欧州でZ650RSのニューカラーを発表。カラーバリエーションの全てが新色に置き換わり、黒ボディにレッドストライプ&レッドホイールのエボニー、メタリックブルーにゴールドを差し色としたメタリックオーシャンブルー、ゴールドストライプ&ブラックホイールのキャンディエメラルドグリーンという3色が登場した。

すでにZ900RSでラインナップされていた青玉虫をリーダーカラーに、同様の“玉虫”系グラフィックで揃えた3色は、いずれも過去にZ1/Z2やZ750FX、後年のゼファー系などが採用したカラーをオマージュしたものに見える。2026年が初代Z650の誕生から50周年にあたることもあり、このようなオマージュカラーで揃えたものと思われる。全カラーバリエーションともタンクエンブレムは大文字の『KAWASAKI』を採用している。

Z650RSは、ネイキッドスポーツ「Z650」をベースにレトロモダンが外装が与えられたZ-RSシリーズの第2弾で、誕生時には“レトロボリューション(レトロ×エボリューションを掛け合わせた造語)”が謳われた。

スチール製トレリスフレームに68ps/8000rpmの並列2気筒エンジンを搭載し、Z900RSよりも28kg軽い(欧州仕様で比較)車体に820mmのシート高(日本仕様は800mm)で、扱いやすく手に入れやすいZ-RSを実現したのがZ650RS。サスペンションはφ41mm正立フロントにホリゾンタルバックリンク式のモノショックを組み合わせ、前後ディスクブレーキは前φ300mm/後220mmにボッシュ製ABSで高度に支援される。2モードのトラクションコントロールやアシスト&スリッパークラッチも標準装備だ。

日本でも今回のカラーバリエーションの一部が発表されるものと思われるが、時期については不明。今後の情報を待ちたい。

KAWASAKI Z650RS[2026 EU model]

主要諸元■全長2065 全幅800 全高1115 軸距1405 シート高820(各mm) 車重187kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 649cc 68ps/8000rpm 6.5kg-m/6700rpm 変速機6段 燃料タンク容量12L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●色:黒、青、緑 ※諸元は欧州仕様

KAWASAKI Z650RS[2026 EU model]Ebony

KAWASAKI Z650RS[2026 EU model]Ebony

KAWASAKI Z650RS[2026 EU model]Ebony

KAWASAKI Z650RS[2026 EU model]Metallic Ocean Blue

KAWASAKI Z650RS[2026 EU model]Metallic Ocean Blue

KAWASAKI Z650RS[2026 EU model]Metallic Ocean Blue

KAWASAKI Z650RS[2026 EU model]Candy Emerald Green

KAWASAKI Z650RS[2026 EU model]Candy Emerald Green

KAWASAKI Z650RS[2026 EU model]Candy Emerald Green


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