
ロイヤルエンフィールドジャパンは、熟成の空冷2気筒エンジンを搭載した新型クラシックモデル「クラシック650」の価格を正式発表。2025年9月1日より受注を開始する。価格は94万9300円~99万8800円だ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ロイヤルエンフィールドジャパン
サブフレームは取り外し可能で、スタイリングや積載性を大きく変えられる
春のモーターサイクルショーで国内初お目見えした新型モデル「クラシック650」が正式発表された。リヤサスペンションの取り付け部分が独自の美しい曲線を持つループフレームをスーパーメテオ650/ショットガン650と共有し、これまでの単気筒クラシック350の上位モデルとして648cc空冷2気筒エンジンを搭載している。
手前に引いたハンドルグリップやフローティングシート(いわばサドルシートのモダンデザイン版)、リラックスできる位置にあるステップなど、まさしくクラシックの王道と言える汎用性と堂々たるライディングポジションを実現。ティアドロップ型の燃料タンクはクラシック650専用にデザインされたもので、ヘッドライトにはキャスケットと呼ばれるひさしが付くのもクラシックシリーズに共通したものだ。
CLASSIC 650(Black Chrome)
サスペンションは日本のSHOWA製で、シートは形状やクッションの密度、表皮素材にもこだわったものとして長距離での快適性と、あらゆる環境下での安定したパフォーマンスを併せ持つ。パッセンジャーシートとそれを支えるサブフレームは取り外し可能で、ソロ仕様とタンデム仕様にスタイリングチェンジできるのも特徴だ。
メーター類は、レトロな針式スピードメーターの中央にLCDディスプレイを配置。ギヤポジションや⾛⾏距離、燃料残量など、さまざまな情報を表⽰する。簡易ナビゲーションシステム・トリッパーも標準装備だ。
カラーバリエーションは全4色が用意され、ベース2色、ミッド1色、トップ1色の3種類・4色でそれぞれ異なる価格が設定される。受注開始は2025年9月1日。
Royal Enfield CLASSIC 650
Vallam Red(ヴァラム‧レッド) ●94万9300円
Bruntingthorpe Blue(ブランティングソープ‧ブルー) ●94万9300円
Teal(ティール) ●96万9100円
Black Chrome(ブラック・クローム) ●99万8800円
車名 | クラシック 650 |
全長×全幅×全高 | 2318×892×1137mm |
シート高 | 800mm |
車両重量 | 242kg |
エンジン型式 | 空冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ |
総排気量 | 648cc |
最高出力 | 47ps/7250rpm |
最大トルク | 5..3kg-m/5650rpm |
変速機 | 6段リターン |
燃料タンク容量 | 14.8L |
タイヤサイズ前 | 100/90-19 |
タイヤサイズ後 | 140/70R18 |
ブレーキ前 | φ320mmシングルディスク ABS付 |
ブレーキ後 | φ300mmシングルディスク ABS付 |
乗車定員 | 2名 |
車体色/価格 | 赤、青=94万9300円/緑=96万9100円 /黒クローム=99万8800円 |
受注開始日 | 2025年9月1日 |
Vallam Red(ヴァラム‧レッド)
Vallam Red(ヴァラム‧レッド)
Bruntingthorpe Blue(ブランティングソープ‧ブルー)
Bruntingthorpe Blue(ブランティングソープ‧ブルー)
Teal(ティール)
Teal(ティール)
Black Chrome(ブラック・クローム)
Black Chrome(ブラック・クローム)
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