
8月1日より予選が始まる“コカ·コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会。そのホンダブースにてメディア向け事前撮影会が開催され、ヤングマシンはいち早くホンダCB1000F SE コンセプトの姿を収めることに成功! さらにカウルなしSTDのCB1000F コンセプトは新カラーバリエーション2色もお披露目された。会場では、本日より一般公開もされているぞ!
●文:ヤングマシン編集部
ホンダCB1000F SE コンセプトの姿はこれだ!
7月11日、ホンダは鈴鹿8耐会場内のホンダブースにて、CB1000F SE コンセプトを世界初披露すると突如宣言した。
同リリースでは真横からのシルエット画像だけが公開され、かなりコンパクトかつ直線基調っぽいヘッドライトカウル付きのグレードであることがほのめかされていた。
通常のCB1000F コンセプトが3月の大阪モーターサイクルショーで公開されてから4ヶ月。
その市販モデルはいったいどんな姿となるのかヤキモキしている渦中に、上級グレードの告知なんてワクワクさせやがるぜホンダさん!と、今回のSEに期待が高まっていた。
そんな中、ついにお披露目されたCB1000F SE コンセプトの姿がこれだ!
CB1000F SE コンセプト。
純然たる“F”の血統を継ぐヘッドライトカウル
パッと見た印象は「違和感がない」。
もととなるCB1000F コンセプト自体は、かつてのCB-Fの単なる焼き直しではなく、新時代の王道ネイキッドとしてむしろ新たなスタイルを提示しているし、それこそが“CB”たる本道であった。
ただし、今回のSEが身につけるヘッドライトカウルに限って言えば、昔ながらの角型と言い切れないまでも、雰囲気としてはかなり踏襲された、もっと言えば1983年の北米仕様CB1100Fを思い起こさせるデザインとなっている。
1983 CB1100F。
1983年、北米仕様のCB1100FはCB-Fシリーズで唯一キャストホイールを履き、大型の角型ヘッドライトを収めるビキニカウルを装備。
究極のフラッグシップであるCB1100Rの技術をフィードバックした、CB-Fシリーズの最終形態であった1100F。
CB1000F SE コンセプトのカウルは、その遺伝子を宿していると言えるデザインになっている。
CB1000F SE コンセプトのスタイリング
ここからは全体のスタイリング、そして各部の詳細について見ていこう。
3月に公開された時点では本当にコンセプトモデルといった趣だったが、今回ウィンカーやリヤフェンダーが初めて姿を見せた。
これで半市販車というか、あとはミラーさえつけばすぐにでも走り出せそうである。
加えて、ラジエーターカバーやグリップヒーターなど、アクセサリーと思われる追加要素も初めて判明したぞ!!
CB1000F SE コンセプトのディテール
CB1000F コンセプトのカラーバリエーション
そしてもうひとつの大きなトピックが、スタンダードのCB1000F コンセプトについて、これまで発表されていた銀×青のカラーに加え、2色のバリエーションが解禁されたことだ!
ひとつは同一デザインとなるが、ラインをモノクロトーンとした銀×灰。
加えて、赤のストレートラインが水平基調のトータルデザインを強調する黒だ。なおこちらにはヘッドライトカウルが付いているが、SEではなく、STDであってもアクセサリーとしてカウルを付けることができる模様だ。
いずれによせ、SE、STDともにまだ“コンセプト”であることに変わりはない。完全な保安部品、そしてアクセサリー類のラインナップなど、正式な市販モデルの発表を待とう。
銀×灰。
黒。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(CB1000F)
フレディ・スペンサーが絶賛! 軽さと「フォーギビング」な安定性を評価 伝説のライダー、フレディ・スペンサーがHSR九州でCB1000Fをガチ走行し、そのインプレッションを語っている。スペンサーは、CB[…]
丸山浩直伝! ホンダCB1000Fの嗜み やっぱりCBはストリート=公道のヒーローだった。 まず何が素晴らしかったかと言えば、低速域におけるトルク感とかあのドロドロっとした大排気量直4CBならではのフ[…]
新CB伝説が始まった!:CB1000F鉄馬レーサー #24 やったぜ! CB1000F コンセプトのレースデビューウィン! 私が参戦したのはアイアンスポーツクラス。空冷・水冷・油冷を問わない排気量60[…]
快適性とスタイルを両立するスクリーン&バイザー 長距離ツーリングの快適性を求めるライダーにとって、風防効果の高いスクリーンは必須アイテムだ。「ブラストバリアー 車種別キット(スモーク)」と「エアロバイ[…]
マニア好みのボルドールカラーが映える! アクティブが手掛けるCB1000Fカスタムだが、まずはカラーリングがインパクト大! CB-Fといえば、純正カラーでも用意されるシルバーにブルーのグラフィックの、[…]
最新の関連記事(ホンダ [HONDA])
足元やシュラウドをダーク調で締める 2017年モデルで「ネオスポーツカフェ」モデルの末弟としてCB300R、CB1000RとともにデビューしたCB125Rの、欧州仕様2026年モデルが発表された。20[…]
フレディ・スペンサーが絶賛! 軽さと「フォーギビング」な安定性を評価 伝説のライダー、フレディ・スペンサーがHSR九州でCB1000Fをガチ走行し、そのインプレッションを語っている。スペンサーは、CB[…]
バイクはお兄さんの影響 メグミさんは昔からバイクに興味があったのだと言います。 「兄が二人いて、どちらもバイクに乗っていたんです。小さいときからその様子を見ていたので、自然に自分も乗りたいと考えるよう[…]
超高性能なCB750FOURでオートバイのイメージを損なわないようジェントルなモデルをアピール! 1969年、世界初の量産4気筒スーパースポーツ、CB750フォアが衝撃のデビューを果たした。 これを契[…]
丸山浩直伝! ホンダCB1000Fの嗜み やっぱりCBはストリート=公道のヒーローだった。 まず何が素晴らしかったかと言えば、低速域におけるトルク感とかあのドロドロっとした大排気量直4CBならではのフ[…]
人気記事ランキング(全体)
超高回転型4ストローク・マルチのパイオニアはケニー・ロバーツもお気に入り 今回ご紹介するバイクは1985年春に登場した超高回転型エンジンを持つヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)です。 フェー[…]
KTMの進化ポイントを推測する 第17戦日本GPでマルク・マルケスがチャンピオンを獲得した。ウイニングランとセレブレーションは感動的で、場内放送で解説をしていたワタシも言葉が出なかった。何度もタイトル[…]
フルレプリカのフォルムが遂にリッタークラスへ及びヤマハもラインナップ! 1980年代後半になると、スポーツバイクがレプリカとカテゴリーで区別されるほど、レーシングマシン直系にまでエスカレートしてきた中[…]
フレディ・スペンサーが絶賛! 軽さと「フォーギビング」な安定性を評価 伝説のライダー、フレディ・スペンサーがHSR九州でCB1000Fをガチ走行し、そのインプレッションを語っている。スペンサーは、CB[…]
輝かしい歴史を持つXT500は、なんと2002年まで生産 そもそもXT500は、1976年にヤマハが初めて作った4ストロークのビッグシングル搭載のトレールバイク。2スト全盛ともいえる時期に、空冷4サイ[…]
最新の投稿記事(全体)
足元やシュラウドをダーク調で締める 2017年モデルで「ネオスポーツカフェ」モデルの末弟としてCB300R、CB1000RとともにデビューしたCB125Rの、欧州仕様2026年モデルが発表された。20[…]
論より証拠! 試して実感その効果!! クルマのボディケア用品の名門として語られることが多いシュアラスターですが、同社の本質は“洗車関係”にとどまりません。じつは、燃料がどう燃え、エンジンがどんな性格を[…]
YZF-R7、R1譲りの電子制御を獲得し大幅進化!【海外】 新型YZF-R7が欧州と北米で発表。R1由来の6軸IMUと電子制御スロットル(YCC-T)を新たに採用し、電子制御が劇的な進化を遂げた。バン[…]
電動原付一種バイクながら電動アシスト自転車にも切り替え可能 50ccの原付一種バイクが生産を終え、これまでこのクラスを利用してきたユーザー層が新車に乗り換えるなら、上限125cc以下の新基準原付、もし[…]
輝かしい歴史を持つXT500は、なんと2002年まで生産 そもそもXT500は、1976年にヤマハが初めて作った4ストロークのビッグシングル搭載のトレールバイク。2スト全盛ともいえる時期に、空冷4サイ[…]
- 1
- 2























































