
2017年10月の東京モーターショーで初公開され、125ccエンジンを搭載して復活したホンダのレジャーバイク、モンキー。原付一種時代から続く、小さく愛らしいデザインを踏襲しつつも、たくましさと高級感が向上した佇まいで今なお人気を集めている一台だ。中古車としても人気の高いモンキー125の歴史をカラーリングとともに振り返りたい。2024年モデルでは全体的にシンプルなカラーリング展開へ回帰した。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:ホンダ
シート&タンクが単色化。フレーム色も独自設定
発売は2024年7月25日。主要諸元に変更はなかったものの、カラーリングが変化。2023年モデルよりも、初期のモンキー125に近い、シンプルなカラーリングや装飾となった。
例えば、燃料タンク。2023年モデルではツートーンカラーだったのに対し、1967年のZ50Mのようなシンプルなカラーリング+ウイングマークエンブレムのみに。赤フレームまたは灰フレームに白タンク、銀フレームに黒タンクという組み合わせで3色がラインナップされた。
サスペンションはレッドがフレーム色そのまま、グレーとシルバーは黒でシンプルな組み合わせに。このほか、細かいところではチェーンアジャスターが従来の金属地ママから黒の塗装仕上げとなっていた。
赤フレームのものは、1997年に発売されたモンキー30周年記念の「モンキーSP」あたりに似ていたが、新色のシートは黒で統一されているため、全体のたたずまいとしては2005年型のレギュラーモデルのほうが近い仕上げだった。
HONDA MONKEY125[2024model]カラーバリエーション
主要諸元■全長1710 全幅755 全高1030 軸距1145 シート高776(各mm) 車重104kg(装備) ■水冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 123cc 9.4ps/6750rpm 1.1kg-m/5500rpm 変速機5段 燃料タンク容量5.6L ■タイヤサイズF=120/80-12 R=130/80-12 ●価格:45万1000円 ●色:赤、灰、銀 ●発売日:2024年7月25日
【HONDA MONKEY125[2024model]】ミレニアムレッド2
HONDA MONKEY125[2024 model]純正アクセサリー
日常の利便性や、ツーリング時の快適性を高めるアイテムまで、使い方の幅を広げるさまざまな純正アクセサリーが追加されたこともトピック。クロック&ギアポジションメーター、USBソケット(Type-C)、サドルバッグが新たに設定された。
このほかグリップヒーター(1万9800円)、イモビアラーム(本体1万4300円、タッピングスクリュー:27円)もラインナップされていた。
ホンダ「モンキー125」最新相場情報
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