
世界で生産されるバイクの1割弱を生産し、国内ではホンダに次ぐバイクメーカーとして認知されているヤマハ。そんな同社について、2025年4月はどんなニュースがあったのかだろうか。ヤングマシンの記事から厳選して注目トピックをお伝えする。4月も新車が熱かった!
●文:ヤングマシン編集部
都市型イベント「My Yamaha Motorcycle Exhibition」開催へ
ヤマハは、2025年9月20日に桜木町駅前(神奈川県横浜市)にて「My Yamaha Motorcycle Exhibition」を開催すると発表した。このイベントは、公共交通機関での来場がしやすい都市部で、ふだんバイクや電動アシスト自転車に触れる機会が少ない層にも親しんでもらうことを目的としたファンイベントだ。
会場では、スーパースポーツ「YZF-R」シリーズやスポーツネイキッド「MT」シリーズなどのバイクに加え、電動アシスト自転車「PAS」や「YPJ」シリーズも展示され、一部は試乗も可能となる。また、事前エントリーや公式SNSフォロー・リポストでオリジナルグッズが当たる/もらえる特典も用意される。ヤマハ単独の「街中モーターサイクルショー」とも言えるイベントとなる。
ヤマハ限定・秋のモーターサイクルショー?! スーパースポーツ「YZF-R」シリーズ、スポーツネイキッド「MT」シリーズ、スポーツヘリテージ「XSR」シリーズなどヤマハのバイクを展示&跨り体験、さらに電[…]
「シグナス グリファス」に2025年モデル ニューカラー登場
ヤマハは、水冷124ccブルーコアエンジンを搭載する原付二種スクーター「シグナス グリファス」に2025年のニューカラーを設定し、5月12日に発売すると発表した。新色として、鮮やかな「ビビッドイエローソリッド2(イエロー)」が登場。
従来のマットブラックは廃止され、ブルー、ホワイト、ブラックが継続販売となる。シグナス グリファスはスポーティーで俊敏な走りが特徴で、通勤快速として人気が高い。搭載されるブルーコアエンジンは、前作のシグナスXからパワーと燃費が向上しており、Smart Motor Generator systemやVVAも採用している。価格は37万4000円で、2023年以来3年連続の据え置きだ。
イエローボディにブラックのロゴ&エンブレム! ヤマハは、水冷124ccのブルーコアエンジンを搭載した原付二種スクーター「CYGNUS GRYPHUS(シグナス グリファス)」にニューカラーのイエロー([…]
「MT-10/SP」2025年モデルを発表、価格据え置き
ヤマハは、MTシリーズのフラッグシップモデル「MT-10 ABS」に新色を設定し、「MT-10 SP ABS」とともに2025年モデルとして発売すると発表した。標準モデルは5月30日、SPモデルは5月16日に発売予定。価格は2023年のマイナーチェンジ以来、3年連続で据え置きとなる。
新色はライトブルーのホイールを組み合わせたマットライトグレーで、ブルーとマットダークグレーは継続販売される。YZF-R1直系のエンジンは吸排気系が見直され、平成32年排出ガス規制に適合しながらパワーアップ。とくに4000~8000rpmで官能的なサウンドを発生させる「αlive AD」応用サウンドデザインが特徴だ。SPモデルはオーリンズ製電子制御サスペンションなど特別装備を持つ。
YZF-R1シリーズ直系の4気筒エンジンを搭載するスーパースポーツネイキッド ヤマハは、同社の最高峰スーパースポーツ「YZF-R1」のエンジンを低中速寄りに仕立て直して搭載した『MTシリーズ』のフラッ[…]
先進装備満載の「トレーサー9 GT+ Y-AMT」を発売
ヤマハは、新型クロスオーバーツアラー「トレーサー9 GT+ Y-AMT」を2025年5月28日に発売すると発表した。価格は198万円。GT+はGTの上位モデルであるGT+は、ヤマハ独自の自動変速機構「Y-AMT」を標準装備することだ。
また、ミリ波レーダーを基盤としたアダプティブクルーズコントロール(ACC)やユニファイドブレーキシステム(UBS)、前方衝突警告、死角検知といったライダー支援システムも搭載。これにより、快適で安全なツーリングが可能となっている。
さらに、世界初となるアダプティブマトリックスLEDヘッドライトや7インチTFTディスプレイ、集中ロック対応スマートキーなども採用。利便性もアップさせている。
GT+にはY-AMTを標準装備 ヤマハは、今夏発売と予告していた新型「TRACER9 GT+ Y-AMT」を2025年5月28日に発売すると正式発表。今世代のトレーサー9 GTシリーズでモーターサイク[…]
「ビノーラ」2025年モデル台湾で発表 昭和レトロ新色追加
台湾ヤマハは、レトロポップな125ccスクーター「ビノーラ(Vinoora)」シリーズの2025年モデルを発表した。円をモチーフにした特徴的な2眼ライトデザインは継承。新色として、日本の昭和レトロをイメージした「徳島藍染め」や「昭和プリン」などのユニークなカラーを採用した。
また、利便性向上も図られ、フロント収納スペースの拡大やQC 3.0 TYPE-C充電ポートの新採用が行われた。新たにスマートキーシステムを備えた「Vinoora Smart Key」グレードも追加。こちらはモランディカラーの「千草」と「霧桜」を設定し、よりナチュラルな素材感を取り入れている。
徳島藍染に昭和プリン、千草に霧桜だと?! ヤマハモーター台湾は、レトロポップな125ccスクーター「ビノーラ」をモデルチェンジ。「Newtro Fashion(ニュートロ・ファッション)」のコンセプト[…]
ハイブリッドスクーター「Fazzio」を国内投入予定
ヤマハは、2025年のモーターサイクルショーで、キュートなレトロスタイルが特徴の原付二種スクーター「Fazzio(ファツィオ)」を市販予定車として公開した。すでにタイやインドネシアなどで販売されており、日本では2025年秋以降に発売される予定だ。搭載される「ブルーコア・ハイブリッド」エンジンは、発進加速をモーターが補助し、燃費改善にも貢献する。
参考出品車はインドネシア仕様と同じカラーリングだが、日本語のコーションラベルや原付二種を示す白いステッカーが貼付されていた。シート下収納やUSB充電ソケット付き小物入れ、スマートキー、スマートフォン連携メーターなど、充実したユーティリティも魅力とされる。アジアでの価格は比較的安価に抑えられており、日本での価格にも期待がかかる。
2025年秋以降に登場予定の最新ハイブリッドスクーター レトロポップなスタイリングの原付二種スクーターが、市販予定車として大阪モーターサイクルショーに登場した。その名も「Fazzio(ファツィオ)」は[…]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
人気記事ランキング(全体)
【ご注意】本記事は、エンジンオイルの過剰注入がエンジンに与える影響を確認するための実験であり、一般使用車両での実施や再現を推奨するものではありませんのでご了承ください。 オイルの規定量は守らなくちゃイ[…]
インフレの今、価格破壊王のワークマンがまたやってくれた! 春から初夏にかけ、ツーリングのシーズンがやってきた。爽やかな空気を全身に浴びてのライディングは最高だ。しかし…この期間はジメジメ・シトシトの梅[…]
その姿、まるでGB400TT MkIIの正統後継者! 欧州ホンダは、2025年も例年通りカスタムコンテスを開催。これは正規ディーラーがホンダ車をベースにカスタムを手がけ、オンライン投票で最優秀マシンを[…]
圧倒的に軽いCB1000Fコンセプト。足着き性も良好だ CB1000FコンセプトをCB1300スーパーフォアと比較すると、前者の方がコンパクトで引き起こしも圧倒的にラク。ただ跨ってみると意外と大柄な印[…]
フェイスリフトと前後サスペンションの再設定 ホンダが「XL750トランザルプ」の国内2025年モデルを発売する。CB750ホーネットに似た2眼ヘッドライトを新たに採用し、センターダクトを設けたウインド[…]
最新の投稿記事(全体)
1位:CB400FOURは前期型→後期I型/II型でなにがちがう? 1974年に初登場したホンダCB400フォアは、初代とそれ以降でなにが違うのかを紹介した。ご存じ初代モデルは全車408ccのために発[…]
“Neo Retro”ロードスポーツ:2016年モデル 発売は2016年4月15日。現代的ストリートファイターのMT-09をベースに、アルミタンクカバーなど金属の質感を活かした専用外装などでネオレトロ[…]
2003年モデル概要:MotoGP直系の先進技術を取り入れたSSとして登場 2003年当時、最先端のMotoGPマシンだった「RC211V」で培った先進技術とスタイリングを随所に取り入れ開発された。初[…]
歴史的な価値のあるパーツに使われることが多いマグリコート ホイールやエンジンカバー、といっても一般的な市販モデルではなく、アフターマーケットパーツやレース用のホイールやカバー類に使われることの多い、マ[…]
ネオクラシックながら”新しさ”で対抗 ヘリテージやネオクラシックと呼ばれるカテゴリーで、登場以来絶対的な人気を誇るカワサキのZ900RSシリーズ。現代スポーツネイキッドをベースに、名車Z1を絶妙にアレ[…]
- 1
- 2