
スクーターから大型スポーツモデルまで、幅広く個性的なラインナップを続けてくれているスズキ。そんな同社関連のニュースについて、世間の関心はどこに集まっていたか、WEBヤングマシンの記事アクセスランキングとともに、振り返ってみよう。集計期間は2025年1月1日から1月31日までだ。
●文:ヤングマシン編集部
1位:スズキ新スクーター「e-アクセス」「アクセス」登場【海外】
スズキが新型バッテリーEV(BEV)スクーター「e-ACCESS(e-アクセス)」、新型スクーター「ACCESS(アクセス)」、バイオエタノール燃料対応の「GIXXER SF 250(ジクサーSF250)」の3車種を、インドで公開したことを報じた。これらの3車種はスズキのインドの二輪生産販売子会社であるスズキ・モーターサイクル・インディア社で生産されるという。
注目したいのは同時にグローバルサイトで公開された機種名で、それぞれ「e-ADDRESS(e-アドレス)」「ADDRESS 125(アドレス125)」を名乗っている。日本で販売中の同クラスのスクーターは、インド仕様のアクセスに対しアドレスを名乗るのが慣例だ。それぞれe-アドレスおよびアドレス125として日本へ導入される可能性が高そうだ。
グローバルサイトでは「e-アドレス」「アドレス125」と表記! スズキが新型バッテリーEV(BEV)スクーター「e-ACCESS(e-アクセス)」、新型スクーター「ACCESS(アクセス)」、バイオエ[…]
2位:スズキ「SV650」2025年モデルに新色登場!
スズキがSV650の新色を発表したことを報じた。既存色から3色あるバリエーションすべてが刷新され、新たにブルーのフレーム&ホイールを採用した「パールビガーブルー/マットブラックメタリックNo.2」、マットグリーンにブロンズカラーのフレーム&ホイールを組み合わせた「パールマットシャドーグリーン/マットブラックメタリックNo.2」、新色の艶消し黒とブロンズフレームを組み合わせた「マットブラックメタリックNo.2」がラインナップされる。
1998年にSV400、1999年に初代SV650が発売されて以降、元気がよく扱いやすいエンジンとニュートラルなハンドリング、そしてお財布に優しい価格で欧州を中心に絶大な支持を集めてきたスズキのミドルVツインスポーツ。幾度かのモデルチェンジを繰り返し、途中で“グラディウス”を名乗ったりしながら、現行世代のSV650が登場したのは2016年だった。
3色すべてニューカラーに スズキがSV650の新色を発表した。既存色から3色あるバリエーション全てが刷新され、新たにブルーのフレーム&ホイールを採用した「パールビガーブルー/マットブラックメタリックN[…]
3位:スズキ SV650X試乗インプレッション
名作と呼び声の高い645cc・V型2気筒エンジンを搭載するカフェレーサースタイルのミドルスポーツ「SV650X」。その新型が2025年1月24日に発売されることを記念し、スペックとしては同等な2022年モデルの試乗レビューをリバイバル配信した。
今や稀少な645cc水冷90度V型2気筒は、厳しい排ガス規制をパスしてなお小太鼓のようなビート感は健在で、1万rpmから始まるレッドゾーンまで小気味良く吹け上がる。新旧を直接比較していないので断言はできないが、高回転域のパワーが無理に抑えられたような印象はほぼなしだった。
[◯] Vツインの味わい不変。Xはスタイリッシュだ 初出は1999年という非常に長い歴史を持つスズキのSV650。国内の新排ガス規制に対応した結果、最高出力は76.1→72psに、最大トルクは64→6[…]
4位:スズキ「GSX-S1000GX」試乗インプレッション
スズキが初めて量産バイクに電子制御サスペンションを投入した、GSX-S1000GX。そんな一台を、日本の道路に持ち出して試乗した模様をレポート。GXの軽快でスポーティーな走りは予想通り兄弟車のGSX-S1000や同GTに通じるもの。クロスオーバーとしての走りと、スズキアドバンスドエレクトロニックサスペンション(SAES)を中心にインプレをお届けした。
荒れ気味の路面から高速道路、快走ワインディングまで守備範囲は広く、いつでもスポーティーに走れるといった印象。リラックスしたライディングポジションと軽量コンパクトでスポーティーなキャラクターの組み合わせが面白く、前傾がきついのは嫌だけど速いのが欲しい、というベテランに最適といえる。
ワイルドさも残る洗練のクロスオーバー スズキの量産バイクで初めて電子制御サスペンションを採用したGSX-S1000GX(以下GX)は、前後17インチホイールを履いたクロスオーバー・アドベンチャー。欧州[…]
5位:日本初の2スト水冷モデル:スズキGT750
1969年に発売されたカワサキ マッハIIIに対抗するかのように、並列3気筒を選び、なおかつ750ccの大排気量と水冷を採用した、スズキGT750を振り買った。パフォーマンス能力を重視したマッハIIIとは打って変わり、GT750のキャラクターは”ジェントル”そのもの。
開発目標は「最高出力67ps、最高速度180km/hで、低速から高速までフラットなトルクを生み出す」ことだった。つまり最高速度よりも、ツーリングバイクとしての余裕に重きを置いたということだ。
水冷の採用もパワー向上のためというより、ウォータージャケットでピストンまわりを覆うことでメカニカルノイズの低減を実現するためのもの。また、空冷だと中央シリンダーの熱が問題になると予想されたため、冷却の確実性を求めたという側面もあった。
スズキGT750 概要:対CBフォア、愛称"ウォーターバッファロー" 1969年に発売されたカワサキ マッハIIIに対抗するかのように、並列3気筒を選び、なおかつ750ccの大排気量と水冷を採用したの[…]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(スズキ [SUZUKI])
中型限定免許で楽しめるDOHC ライバル勢のモデルチェンジに合わせたためか、2バルブGSシリーズの主力機種は意外に短命で、750と1000も’80年代初頭に販売が終了している。ただしツアラーのGやアメ[…]
レースで勝つために進化を重ねたトップパフォーマー 「GSX-Rの40年」ではまず、”アルミフレーム+カウリング+4スト最強水冷4気筒”のGSX-R(400)を紹介。 1980年代初頭に始まった空前のバ[…]
国産4社の400cc4ストツインの系譜 排気量上限が400cc以下の普通2輪免許、一昔前の言葉で言うなら中型限定免許は、日本独自の制度である。もっとも欧州では大昔から、排気量が400cc前後のロードス[…]
ライバルとは一線を画す独自の手法で効率を追求 妥協の気配が見当たらない。GS400のメカニズムを知れば、誰もがそう感じるだろう。 フレームはGS750と同様の本格的なダブルクレードルだし、気筒数が少な[…]
125ccクラス 軽さランキングTOP10 原付二種は免許取得のハードルも低く、手軽に楽しめる最高の相棒だ。とくに重要なのは「軽さ」だろう。軽ければ軽いほど、街中での取り回しは楽になるし、タイトなワイ[…]
人気記事ランキング(全体)
新設計の4気筒・502ccエンジンにEクラッチを搭載! ホンダは、中国で開催中の重慶モーターサイクルショーにて新型モデル「CB500スーパーフォア(CB500 SUPER FOUR)」を世界初公開した[…]
レースで勝つために進化を重ねたトップパフォーマー 「GSX-Rの40年」ではまず、”アルミフレーム+カウリング+4スト最強水冷4気筒”のGSX-R(400)を紹介。 1980年代初頭に始まった空前のバ[…]
その姿、まるでハンターカブ×ミニトレ?! タイ仕様は新型に切り替わるとともにカラーバリエーション変更&グラフィックが変更された。 一方ベトナム仕様は、従来モデルを標準仕様として併売。この標準モデルはカ[…]
ダークカラーに往年のオマージュカラーを乗せて 特別仕様車の製作を定期的に行うカブハウスは、1970年代のダックスをオマージュしたような限定仕様「DAX Royal Limited Edition」を発[…]
国産4社の400cc4ストツインの系譜 排気量上限が400cc以下の普通2輪免許、一昔前の言葉で言うなら中型限定免許は、日本独自の制度である。もっとも欧州では大昔から、排気量が400cc前後のロードス[…]
最新の投稿記事(全体)
MCショーで公開された「オフロードカスタマイズコンセプト」の回答か ヤマハは、今春に開催された大阪モーターサイクルショーにて「オフロードカスタマイズコンセプト」なる謎のコンセプトモデルをサプライズ展示[…]
2025年 秋冬新作アパレルタブロイド を公開 株式会社カワサキモータースジャパンは、全国のカワサキプラザで取り扱うオリジナルアイテムが掲載された、2025年秋冬新作アパレルタブロイド「Kawasak[…]
高い安全性とMotoGPレベルの空力性能、快適性を実現 アルパインスターズは、2019年に発売したオフロード向けヘルメット「スーパーテックM10」に続き、オンロード向けのフルフェイスヘルメット「スーパ[…]
足つき性の不安を解消し、さらに走る楽しさを最大限に引き出す サスペンションを交換する理由はさまざまです。 純正サスに不満がある 純正サスがオイル漏れを起こし、交換が必要になった レースや走行会でタイム[…]
安心の国内ブランドが放つ、戦略的スマートモニター バイク乗りにとって、スマートフォンのナビや音楽はもはやツーリングに欠かせない相棒だ。しかし、グローブをした手での操作のしにくさや、マウントからの脱落、[…]
- 1
- 2