記事へ戻る

[画像 No.37/58]「50年でここまで変わるか?」プロが解説! スイングアームの理論と歴史「見た目も中身も全然違う」

スイングアーム|カワサキ|「50年でここまで変わるか?」プロが解説! スイングアームの理論と歴史「見た目も中身も全然違う」
カワサキで興味深いのは、鉄製スイングアームの採用率が6割を超えることだろう。これもエリミネーターやニンジャ250/400などが採用する角パイプ型と、ZX-25R/4R、ニンジャ650系などのプレス変形型に大別できる。アルミ製ではZ900RSに代表される、角パイプ型の割合が比較的高い。
1970年代は単なる鉄の丸棒だったスイングアーム。しかし操縦安定性の理論が進化するとともに、角形やアルミ、そして異型へと素材や形状は変化を続け、2024年に登場したドゥカティの新型パニガーレV4では“なんじゃこりゃ!”と声が出そうな穴開きの超斬新形態に…。操安だけでなく、デザインにも大きな影響を与えるこのパーツを、バイク開発のプロの解説で学んでみよう。 目次 1 剛性を求め丸から角へ。そしてしなり […]