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[画像 No.17/58]「50年でここまで変わるか?」プロが解説! スイングアームの理論と歴史「見た目も中身も全然違う」

スイングアーム|CBR650R|ホンダ|「50年でここまで変わるか?」プロが解説! スイングアームの理論と歴史「見た目も中身も全然違う」
アルミ材を鋳造したタイプで、鉄よりも軽量で形状の自由度も高く、剛性の作り込みやデザイン性が重視される中〜大排気量車で用いられる例が多い。"アルミ製”という高級感を備えつつ、次に述べるプレス製よりコストも安い。ただし、形状によっては鋳物特有の硬さがフィーリングに影響する場合も(写真はホンダCBR650R)。
1970年代は単なる鉄の丸棒だったスイングアーム。しかし操縦安定性の理論が進化するとともに、角形やアルミ、そして異型へと素材や形状は変化を続け、2024年に登場したドゥカティの新型パニガーレV4では“なんじゃこりゃ!”と声が出そうな穴開きの超斬新形態に…。操安だけでなく、デザインにも大きな影響を与えるこのパーツを、バイク開発のプロの解説で学んでみよう。 目次 1 剛性を求め丸から角へ。そしてしなり […]