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[画像 No.8/58]「50年でここまで変わるか?」プロが解説! スイングアームの理論と歴史「見た目も中身も全然違う」

スイングアーム|ホンダ|CL250|「50年でここまで変わるか?」プロが解説! スイングアームの理論と歴史「見た目も中身も全然違う」
’70年代ぐらいまでの主流と言える形状。真円パイプを加工するのでコストは安い傾向にあるが、太くしないと剛性が稼ぎにくく、どの方向にも同じように変形するため、細かな剛性コントロールにも不向き。現行の国産車では、デザイン重視で採用しているホンダのレブル/CL系のみという少数派だ。
1970年代は単なる鉄の丸棒だったスイングアーム。しかし操縦安定性の理論が進化するとともに、角形やアルミ、そして異型へと素材や形状は変化を続け、2024年に登場したドゥカティの新型パニガーレV4では“なんじゃこりゃ!”と声が出そうな穴開きの超斬新形態に…。操安だけでなく、デザインにも大きな影響を与えるこのパーツを、バイク開発のプロの解説で学んでみよう。 目次 1 剛性を求め丸から角へ。そしてしなり […]