
国土交通省とナスバ=(独)自動車事故対策機構が自動車の安全性能を評価・公表する「自動車アセスメント」において、ホンダ「N-BOX/N-BOX カスタム」が最高評価の「ファイブスター賞」を受賞した。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:国土交通省
国土交通省は2024年5月10日、国土交通省とナスバ=(独)自動車事故対策機構が自動車の安全性能を評価・公表する「自動車アセスメント」において、ホンダ「N-BOX/N-BOX カスタム」が最高評価の「ファイブスター賞」を受賞したと発表した。
予防安全性能評価、衝突安全性能評価共に最高の「Aランク」を獲得。さらに事故発生時にエアバッグ展開と連動し、専門のオペレータを通じて自動通報する「事故自動通報装置」を装備することにより、最高評価のファイブスター賞受賞となった。
評価のポイントは以下のとおり。
1)衝突安全性能
- 衝突時に、乗員に加わる衝撃(G)を制御する独自の安全技術を採用
- 衝突時に、相手車両の乗員に加わる衝撃(G)も抑えるボディ構造を採用
- 様々な衝突に対して、乗員をやさしく保護する6つのエアバッグシステムを搭載
2)予防安全性能
- 全タイプに先進の安全運転支援システムを標準装備
- 障害物がない場合も、踏み間違いによる急発進、急加速を抑制する機能を採用
- 広角カメラにより対象物の検知能力が向上
軽スーパーハイトワゴンでは現在リザルトが公開されている中で日産ルークス(2021年)に並ぶ5つ星となる。ダイハツ タント(2023年)およびスズキ スペーシア(2017年)はともに4つ星。
なお、同日にはホンダ「ZR-V」のファイブスター受賞も発表されている。
歩行者などの飛び出しを想定した予防安全性能試験、および衝突試験の模様は以下の動画で詳しく見ることができる。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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