
カワサキは、ジャパンモビリティショー2023で初お披露目した「Ninja ZX-4RR 40th Anniversary Edition」と「Ninja ZX-10R 40th Anniversary Edition」に加え、モデルチェンジを果たした6Rにも「Ninja ZX-6R 40th Anniversary Edition」を追加し、2023年12月23日に発売する。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:カワサキモータースジャパン
1984年に誕生した『Ninja』の40周年を記念するモデル
カワサキはジャパンモビリティショー2023で「ニンジャZX-4RR 40周年記念エディション(Ninja ZX-4RR 40th Anniversary Edition)」および「ニンジャZX-10R 40周年記念エディション(Ninja ZX-10R 40th Anniversary Edition)」を世界初公開。これに続き、海外で先行発表されていた新型ニンジャZX-6Rにも同様の40周年記念エディションを設定し、12月23日にこれら3機種を同時発売する。
特徴的な3カラー(白×青×緑)に彩られたグラフィックは、1989年に発売されたZXR400をイメージソースとしながら、オリジナルをイメージした色づくりやグラフィックの復刻、カウルとデザインのバランスを熟慮した配色としたもの。40周年記念ステッカーには当時のレースシーンを思い出させるチャンピオンロゴ風のデザインを採用している。また、当時のパーツカラーをイメージしたシルバー塗装のフレームやスイングアーム、ライムグリーンとしたホイールなど、随所にZXRシリーズの記憶を刻む。
価格はZX-10RとZX-6Rがベースモデルから3万3000円プラス、ZX-4RRは2万2000円アップとされた。
Ninja ZX-10R 40th Anniversary Edition[2024 model]
主要諸元■全長2085 全幅750 全高1185 軸距1450 最低地上高135 シート高835(各mm) 車重207kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 998cc 203ps/13200rpm 11.7kg-m/11400rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=190/55ZR17 ●価格:239万8000円 ●発売日:2023年12月23日 ※ETC2.0標準装備/カワサキケアモデル
Ninja ZX-10R 40th Anniversary Edition[2024 model]ライムグリーン×パールクリスタルホワイト(GN2)
Ninja ZX-6R 40th Anniversary Edition[2024 model]
主要諸元■全長2025 全幅710 全高1105 軸距1400 最低地上高130 シート高830(各mm) 車重199kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 636cc 122ps/13000rpm 7.0kg-m/11000rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:159万5000円 ●発売日:2023年12月23日 ※ETC2.0標準装備/カワサキケアモデル
Ninja ZX-6R 40th Anniversary Edition[2024 model]ライムグリーン×パールクリスタルホワイト(GN2)
Ninja ZX-4RR 40th Anniversary Edition[2024 model]
主要諸元■全長1990 全幅765 全高1110 軸距1380 最低地上高135 シート高800(各mm) 車重189kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 399cc 77ps/14500rpm 4.0kg-m/13000rpm 変速機6段 燃料タンク容量15L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●価格:117万7000円 ●発売日:2023年12月23日
Ninja ZX-4RR 40th Anniversary Edition[2024 model]ライムグリーン×パールクリスタルホワイト(GN2)
ZXR400R[1990 model]
JMS2023に歴史車として展示されたZXR400R。1980~90年代に日本市場を席捲したレーサーレプリカブーム中に、400ccクラス国内市販量産車で初となる倒立フロントフォークを装備してデビューした。カラーリングの白×青×緑は今回の40周年ZX-Rの元ネタになっており、当時のレースシーンの熱さを現代に伝える。ちなみにZXR400RはSP(スポーツプロダクション)レース参戦を見据えて作られたガチ系モデルだ。
ZXR400R[1990 model]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
1441cc、新幹線のような快適性も ジャパンモビリティショー2023では「ニンジャZX-4RR 40周年記念エディション」および「ニンジャZX-10R 40周年記念エディション」が世界初公開され、さ[…]
40周年記念モデルに乗るなら、ヘルメットも合わせたい! カワサキは、ジャパンモビリティショー2023で5車のワールドプレミアを行い、そのうち2モデルには「ニンジャZX-4RR 40周年記念エディション[…]
スポーツラジアルの定番が全方位に進化 ブリヂストンが新型スポーツラジアルタイヤ「BATTLAX HYPERSPORT S23」(バトラックス ハイパースポーツ エスニーサン)を2024年1月に発売する[…]
1980年代のYZR500から1990年代のFZR・TZRを意識 ついに出た! ヤマハが誇るクロスプレーンコンセプトの3気筒マシン、XSR900をベースとしたハーフカウルのスポーツヘリテイジ「XSR9[…]
最後に出てきたスゴイやつ〈カワサキ ZXR400/250〉 ʼ88年、GPZ400Rでストリート路線を進んでいたカワサキが、スポーツ性能を追求したZX-4を投入する。E-BOXフレームの採用など、実力[…]
最新の関連記事(記念モデル/限定モデル)
モンキーFSシリーズの最新作として誕生! ホンダ「CB1000F コンセプト」で往年のフレディ・スペンサーが駆ったレーシングマシンのカラーリングが話題になったばかりだが、憧れの“スペンサーカラー”をま[…]
タイホンダ創立60周年を記念したスペシャルエディション 特別仕様車の製作に旺盛なカブハウスは、タイホンダの創立60周年を記念した「New Monkey Chrome Legacy Limited Ed[…]
2年ぶりに新登場した白黒反転グラフィックはクリアとマットの2バリエーションが揃う 『Z-8 IDEOGRAPH』は、ヘルメット左側面に大きく描かれた「X」の文字と、フェイスガード右側面のちょっぴりポッ[…]
ファーストガンダムのアナザーストーリーをSHOEIプレミアムヘルメットで体感せよ! 『Z-8 機動戦士ガンダム THE ORIGIN』シリーズは、地球連邦軍とジオン軍のモビルスーツを模した全6種が期間[…]
海を感じさせる夏にぴったりなブルーが加わり、ソリッドカラーは全7色展開になった 新色として追加されるマットラグナブルーは、深い海をイメージさせる青で、艶を抑えたマットカラーがその印象をさらに強調する色[…]
人気記事ランキング(全体)
もしものクマ襲撃に備える 強力な熊撃退成分を配合した「フロンティアーズマン マックス ベアスプレー」は、高圧ガスで12mの長距離噴射を実現。バイクツーリングはもとより、サイクリング/トレッキング/キャ[…]
高回転まで伸びるエンジン、フレンドリーな乗車姿勢 日本ではまだ馴染みがないかもしれないが、中国のCFMOTOはヨーロッパやアメリカなど先進国を含め、グローバルな展開を行っている二輪メーカーだ(そのほか[…]
遊び心と楽しさをアップデートした初代125 発売は2018年7月12日。開発コンセプトは、楽しさをスケールアップし、遊び心で自分らしさを演出する“アソビの達人”だった。124ccエンジン搭載となったこ[…]
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
4WDマニアたちのコラボから生まれたファンイベント 「LAND CRUISER FES JAPAN 2025」は、四輪駆動専門誌「レッツゴー4WD」と日本を代表するモータースポーツの聖地「富士スピード[…]
最新の関連記事(カワサキ [KAWASAKI])
125ccのMTバイクは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)[…]
Z1から11年を経た”新基準”【カワサキGPz900R】 カワサキが水冷6気筒のZ1300を発売したのは1979年だったが、この頃からすでにZ1系に代わる次世代フラッグシップが模索されていた。 Zに改[…]
カワサキが提案する、クリーンでファンな未来のパワーユニット=2スト! 世界中から注目を集める大阪万博。この巨大イベントはまさに国家プロジェクトだが、このイベントにカワサキが出展。 そのカワサキブースの[…]
石油危機で消えたポストZ1候補2台目はロータリーエンジン 1970年代初頭、ロータリーエンジンは一般的なレシプロエンジンよりも低振動でよりフラットなトルクカーブとスムーズなパワーデリバリーが実現できる[…]
カワサキ エストレヤ ファイナルエディション[2017] 試乗レビュー 四半世紀売れ続けたロングセラーモデル レーサーレプリカブーム最盛期の1989年、懐古的なスタイルのゼファー(400)をリリースし[…]
最新の投稿記事(全体)
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
GT+にはY-AMTを標準装備 ヤマハは、今夏発売と予告していた新型「TRACER9 GT+ Y-AMT」を2025年5月28日に発売すると正式発表。今世代のトレーサー9 GTシリーズでモーターサイク[…]
バイクいじりの教科書として愛され続けるホンダ原付50ccモデル スーパーカブ/モンキー/ゴリラ/DAX/JAZZなど、数あるホンダ50ccモデルで多くのライダーに親しまれてきたのが「横型」と呼ばれるエ[…]
車体色が圧倒的に黒が主流の中に、ひとり華麗な光を放っていたヤマハ! このYDS1は1959年のヤマハ初のスーパースポーツ。パイプフレームに2ストローク250cc2気筒を搭載した、創成期のレースから生ま[…]
昭和レトロな芳香剤に新作が登場 株式会社ダイヤケミカルが製造/販売する、長年愛され続けている芳香剤「くるまにポピー」。中高年世代にとっては「く〜るまにポピー♪」のフレーズでおなじみであろう。1978年[…]
- 1
- 2