
カワサキモータースジャパンは、Z900RSのベースモデルとしても知られるスポーツネイキッド「Z900」にニューカラーを設定し、2024年モデルとして11月1日に発売する。今回はカラー&グラフィックの変更と価格改定のみだ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:カワサキモータースジャパン
ETC2.0車載器を標準装備するカワサキケアモデル
カワサキはZ900の2024年モデルを発表。ニューカラーを採用し、赤フレーム×灰色ボディだった2023年モデルから、さらに赤を多用した“熱い”カラーリングになった。価格は127万6000円。
「エキサイティング&イージー」をコンセプトに掲げるZ900は、カワサキのフィロソフィーを体現する「Sugomi」デザインが特徴。エンジンはベースを共有するZ900RSの111psに対し、よりスポーツネイキッドらしい125psのパフォーマンスを備えている。
鋭いスロットルレスポンスで力強く吹け上がる並列4気筒エンジンにKTRC(カワサキトラクションコントロール)とパワーモードを組み合わせたインテグレーテッドライディングモードを備えるほか、TFTカラー液晶メーター、スマートフォン接続機能、全灯LEDといった多数の先進装備を採用。ワインディングを駆け抜けるときに最もその真価を発揮する。
ABSとETC2.0車載器を標準装備するだけでなく、1か月目点検に加えて3年間の定期点検とオイル交換(オイルフィルター含む)を無償で受けることができる「カワサキケアモデル」に指定されている。
車体色はキャンディパーシモンレッド×エボニー
KAWASAKI Z900[2024 model]キャンディパーシモンレッド×エボニー
KAWASAKI Z900[2024 model]キャンディパーシモンレッド×エボニー
KAWASAKI Z900[2024 model]キャンディパーシモンレッド×エボニー
カワサキ Z900 の主要諸元
車名 | Z900 |
型式 | 8BL-ZR900B |
全長×全幅×全高 | 2070×825×1080mm |
軸距 | 1455mm |
最低地上高 | 145mm |
シート高 | 800mm |
キャスター/トレール | 24.9°/110mm |
装備重量 | 213kg |
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ |
総排気量 | 948cc |
内径×行程 | 73.4×56.0mm |
圧縮比 | 11.8:1 |
最高出力 | 125ps/9500rpm |
最大トルク | 10.0kg-m/7700rpm |
始動方式 | セルフスターター |
変速機 | 常時噛合式6段リターン |
燃料タンク容量 | 17L |
WMTCモード燃費 | 18.0km/L(クラス3-2、1名乗車時) |
タイヤサイズ前 | 120/70ZR17 |
タイヤサイズ後 | 180/55ZR17 |
乗車定員 | 2名 |
価格 | 127万6000円 |
発売日 | 2023年11月1日 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
ラメラメのフレークと切削ホイールが唯一無二 カワサキモータースジャパンは、2024年モデルのZ900RSシリーズを2023年7月15日に発売する。オーリンズ製サスペンションやブレンボ製フロントブレーキ[…]
Z900RS SEの写真をまとめて見る 2023年モデルで排出ガス規制に適合したほかは不変! カワサキ「Z900RS SE」が2024年モデルも引き続きラインナップされることが判明した。初登場は202[…]
車名の後ろに排気量の数字が入るのは欧州仕様が初めて カワサキは、北米やインドネシアに続き、欧州でも451cc版エリミネーターを発表した。正式名称は「エリミネーター500」「エリミネーター500 SE」[…]
エンジンの命脈を繋ぎ、その利点を活かせる1台を! 電気に水素、ハイブリッドと次世代系で2輪界の先頭を走るカワサキだが、2022年のミラノショーで「30機種のエンジン車導入」をカワサキモータースの伊藤浩[…]
1984年に登場し、今も熱狂的なファンを持つ'80年代随一の人気機種・カワサキGPZ900R。この"初代ニンジャ”の復活機運が高まりつつある? 2024〜2025年の2年間で30機種以上のエンジン車を[…]
最新の関連記事(新型ネイキッド)
従順で力強いエンジンと軽快な旋回性を生む車体 2024年はついに全日本ロードレース選手権で表彰台に立ち、次の目標はもちろん初優勝なのですが、先輩たちから「レースは積み重ねが大事。開幕から優勝狙いではな[…]
1998年モデル:初代1300はとにかく巨大だった ヤマハXJR1200、カワサキZRX1100といった、CB1000SFを超える排気量のライバル出現で、ビッグネイキッド界は重厚長大化していった。そん[…]
YZF-R1シリーズ直系の4気筒エンジンを搭載するスーパースポーツネイキッド ヤマハは、同社の最高峰スーパースポーツ「YZF-R1」のエンジンを低中速寄りに仕立て直して搭載した『MTシリーズ』のフラッ[…]
DRK-01 250CC CANDY RED/WHITE SAND 英国発、個性的なスタイルで注目を集めるマットモーターサイクルズが展開する「DRK-01」シリーズに、新たな魅力を加える限定カラーモデ[…]
3/1発売:カワサキ「Z e-1」101万2000円 原付二種クラスに同社が初めて投入した公道走行可能な電動スポーツバイクが「Z e-1」だ。2025年モデルは、価格や車体色、スペックを初出の2024[…]
最新の関連記事(カワサキ [KAWASAKI])
イベント概要:カワサキコーヒーブレイクミーティング(KCBM)とは? 株式会社カワサキモータースジャパンが長年続けているファン参加型イベント『カワサキコーヒーブレイクミーティング(KCBM)』。今年の[…]
カワサキW800(2017) 試乗レビュー この鼓動感は唯一無二。バイクの原点がここに 1999年2月に発売されたW650は2009年モデルを最後に生産を終了。その2年後の2011年、ほぼ姿を変えずに[…]
カラーバリエーションがすべて変更 2021年モデルの発売は、2020年10月1日。同年9月にはニンジャZX-25Rが登場しており、250クラスは2気筒のニンジャ250から4気筒へと移り変わりつつあった[…]
マーヴェリック号の燃料タンク右側ステッカー エンタープライズに配属された部隊 赤いツチブタは、「アードバークス」の異名を誇る米海軍「第114戦闘飛行隊(VF-114)」のパッチ。1980年代には第1作[…]
カワサキの新世代モビリティが大阪万博で公開 2025年日本国際博覧会、通称「大阪万博」のカワサキブースで、未来のオフロードビークル「CORLEO(コルレオ)」が注目を集めている。バイクのように乗車する[…]
人気記事ランキング(全体)
カワサキ500SSマッハⅢに並ぶほどの動力性能 「ナナハンキラー」なる言葉を耳にしたことがありますか? 若い世代では「なんだそれ?」となるかもしれません。 1980年登場のヤマハRZ250/RZ350[…]
マーヴェリック号の燃料タンク右側ステッカー エンタープライズに配属された部隊 赤いツチブタは、「アードバークス」の異名を誇る米海軍「第114戦闘飛行隊(VF-114)」のパッチ。1980年代には第1作[…]
インパクト大なシリーズ初カラー 現代的ストリートファイターのMT-09をベースに、アルミタンクカバーなど金属の質感を活かした専用外装などでネオレトロに仕上げられた1台であるXSR900。3種のパワーモ[…]
公道モデルにも持ち込まれた「ホンダとヤマハの争い」 1980年代中頃、ホンダNS250Rはヒットしたが、ヤマハTZRの人気は爆発的で、SPレースがTZRのワンメイク状態になるほどだった。 しかしホンダ[…]
※この記事は別冊モーターサイクリスト2010年11月号の特集「YAMAHA RZ250伝説」の一部を再構成したものです。 ヤマハ RZ250のエンジン「2ストロークスポーツの純粋なピーキー特性」 ヤマ[…]
最新の投稿記事(全体)
豊富な在庫に自信アリ。探しているモデルがきっと見つかる店 ドゥカティ大阪ノースは、もともとドゥカティ名神尼崎店として兵庫県で営業していたが、7年前に現在店舗がある大阪府箕面市へ場所を移し、店舗を全面リ[…]
ポケッタブル⾼圧洗浄機 SWU-1の付属品もすべて⼊るドライメッシュバッグをプレゼント 株式会社サイン・ハウスは、全国の2輪⽤品店/2輪販売店で「ポケッタブル⾼圧洗浄機SPICERR SWU-1」また[…]
5/12発売:ヤマハ「シグナス グリファス」37万4000円 水冷ブルーコアエンジンを搭載したヤマハの原付二種スクーターで、水冷124ccのブルーコアエンジンにより、スポーティかつ俊敏な走りが特長だ。[…]
見る者で印象が違う? 絶妙なカタチとストーリー プレス向けの事前撮影会場に訪れたヤングマシンの取材スタッフ。興奮しながら、眩しいライトに照らされて佇むCB1000Fコンセプトの実車を目にした。しかし、[…]
イベント概要:カワサキコーヒーブレイクミーティング(KCBM)とは? 株式会社カワサキモータースジャパンが長年続けているファン参加型イベント『カワサキコーヒーブレイクミーティング(KCBM)』。今年の[…]
- 1
- 2