ホンダCRF250L試乗インプレッション【CL登場で悪路走破性が際立つ!】

ホンダCRF250Lディテール写真解説

ホンダCRF250L スタイリング

【HONDA CRF250L】■全長2210 全高1165 シート高830(各mm) 車重141kg ■水冷4スト単気筒 DOHC4バルブ 249cc 24ps/9000rpm 2.3kg-m/6500rpm 変速機6段リターン 燃料タンク容量7.8L ■ブレーキF=ディスク R=ディスク ■タイヤF=80/100-21 R=120/80-18 ●色:灰 ●価格:62万1500円

【本格的な足周りのデュアルパーパス】’12年に登場した本格デュアルパーパスのCRF250L。’21年のフルチェンジで現在のスタイリングとなった。フレームはスチール製セミダブルクレードルで、これにφ43mm倒立式フォークとプロリンク式のリヤサスを組み合わせる。ウェーブ形状のブレーキディスクはフロントφ256mm、リヤφ220mmだ。

’23年型のCRF250Lは新色のスウィフトグレーのみを設定。都会的なカラーリングだが、等高線を彷彿させるグラフィックでアウトドア感も織り交ぜる。

ホンダCRF250L ライディングポジション

【ライディングポジション】’21年型でハンドルの絞り角やステップ位置の見直しを実施。オフ走行に自然なライディングポジションで、足着き性も良好だ。[身長175cm/体重68kg]

ホンダCRF250L エンジン

【令和2年排出ガス規制に適合】’11年登場のCBR250Rに端を発する249cc水冷DOHC4バルブ単気筒。’21年型でサイレンサーは3室から2室構造へ。最新の排ガス規制に適合した’23年型では、スターターモーターがミツバからルーカスへ。

ホンダCRF250L 足まわり

ホイールリムはブラックアルマイト&ポリッシュ加工で、アクスルシャフトは前後とも中空だ。モトクロッサーと同構造のカップ一体型リヤマスターを採用。

ホンダCRF250L 主要装備

純正アクセサリーだったナックルガード(5500円)が標準装備に。これにより全幅は820→900mmへ。モノクロLCDメーターは’21年型でギヤ段数表示や平均燃費計を追加。メーター右にはリヤのABSをオフにするボタンあり。

車体はスリムながら燃料タンク容量は7.8Lを確保。シートを固定している左右のボルトは荷かけフックも兼ねる。リヤフェンダー左側にヘルメットホルダーあり。

シートレールに設けられた可倒式ステップ。タンデムは可能だが、パッセンジャーの快適性は低いので緊急用だ。

左サイドカバーの内側にはキー付きのツールボックスを装備。携帯工具は中にあるスポンジで包んで収納する。

モトクロッサーCRF450Rを彷彿させる薄型バイザーおよびLEDヘッドライトを採用したのは’21年モデルから。合わせてフレキシブルラバーマウントの前後ウインカーもLEDとなった。テール&ブレーキランプはフィラメント球を継続。

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