元レーシングライダーで、現在は全日本選手権に参戦する「YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN」のチーム監督のほか、カスタムショップ「ライドウィン」の代表を務める加賀山就臣さん。スズキとの繋がりからカタナや隼、GSX-Rなどのカスタムを多く手掛けてきた同ショップにて、隼オーナーが50台以上も集まるという大規模なパワーチェックイベントが開催された。
●文:ヤングマシン編集部(佐藤寿宏) ●写真:佐藤寿宏 ●外部リンク:ライドウィン
内々の予定が…盛り上がって大イベントに!!
神奈川県大和市にあるライドウィンにて、スズキ隼が50台以上集まるパワーチェック大会が2月12日(日)に開催された。ライドウィンは国内外のレースで活躍してきた加賀山就臣さんのショップ。昨年は鉄フレームの隼“鐵隼(テツブサ)”を製作し、テイストオブ筑波に参戦。同時に隼ミーティングも筑波で行うなど、隼オーナーと強いパイプを築いてきた。
「パワーチェックをしてくれる隼ユーザーの方が増えていて、それぞれマフラーなどパーツを変えたり、オイルを変えたりして馬力が上がったと盛り上がってきたときに“みんなで集まってパワーチェック大会をやるのはどう?” “それはおもしろいね”と。最初は内々でやろうとしていたのですが、隼のオーナーズクラブ“BUSA-TOMO”の皆さんと話していたら“じゃあ、そこでミーティングもやっちゃおうよ”となって。ナップスさんやモチュールさんも来てくれて一大イベントになりましたね」と加賀山さん。
当日は朝10時のオープンから続々と隼が集まり、パワーチェックに参加する者、ミーティングを楽しむ者と様々。パワーチェックには30台がエントリー。30位(の該当者が帰宅してしまったため29位)、20位、10位の特別賞、初期型、2型、3型、そして総合でのトップが表彰された。
隼のトップは、2型の塩川(兄)さん。1回目の計測では199psだったため、急きょMOTULのオイルに交換して再計測。見事200psオーバーの201.15psをマーク。初期型は塩川(弟)さんの166.38psと兄弟そろっての受賞。3型はライドウィンのデモ車両が183.06psがトップだったため、繰り上げで上田さんの182.05psがトップとして表彰された。
また、ナップスはプライベートブランドNaps SportsのフルドライカーボンボディKITを装着した2台の隼を展示。さらにじゃんけん大会の景品として何とAGVのロッシスペシャルヘルメットを提供。このヘルメットを始め、豪華景品の当たるじゃんけん大会は大いに盛り上がっていた。
加賀山さんが司会進行しながら、ナップスやモチュールのココでしか聞けない話や、今シーズンYOSHIMURA SUZUKI RIDEWINで全日本ロードレース選手権JSB1000クラスを戦う亀井雄大も駆けつけ、今シーズンの意気込みを語るなど、トークショーも盛り上がった。次回はキミも参加する!?
※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
ゼッケン5をつけたヨシムラGSX-R1000Rの横で笑顔を見せる亀井雄大。SUZUKIに乗るのは初めてだ。 YOSHIMURA SUZUKI RIDEWINの亀井雄大を早く見たい! 年が明けたと思った[…]
レーサーが公道を疾走! カブのパレード走行も 箱根ターンパイク/アネスト岩田スカイラウンジ/バイカーズパラダイス南箱根/十国峠レストハウスの4会場を股にかけるスケール感と、そこに試乗会やレーシング、カ[…]
ポイントさえ抑えたら、後はオレが何とかする! 鐵隼(テツブサ)はテイストオブツクバの最速クラスであり、鉄フレーム車しか出場できない「ハーキュリーズ」クラスを制覇するためにチーム加賀山が製作中の、ハヤブ[…]
ストレートサイクロン装着でZ650RSがより「Zらしいフォルム」に 10月29日、秋晴れの栃木県・那須モータースポーツランドで行われた"ヨシムラミーティング2022"。ヨシムラファンやバイク好きを対象[…]
アプリリアの実力、いよいよ本物か MotoGP第3戦アルゼンチンGPは、アプリリアのアレイシ・エスパルガロが優勝しましたね。自身のグランプリ初優勝、そしてアプリリアにとっても最高峰クラス初優勝です。エ[…]
最新の記事
- 「やってみると気持ちがいい!」ライダー同士の楽しい挨拶「ヤエー」について調べてみた
- 「13Lしか入らないタンク」が角Zを象徴 1978年カワサキ『Z1-R』【柏 秀樹の昭和~平成 カタログ蔵出しコラム Vol.13】
- 「発売が待ち遠しい!」CB1000/750ホーネット関連記事ランキングTOP5【2025年最新版】
- 【エンジンの気筒の数でなにがちがう?】バイクの乗り味ざっくり解説[単・2・3・4・6気筒]
- 「新型にも欲しい」650版 KATANA(カタナ)となるSV650/X 短刀(Tanto)が魅力的すぎる
- 1
- 2