カワサキは欧州で2023年モデルを発表し、昨年発売されたZ900RS SEが今年もラインナップに加わることが判明した。Z900RSは北米などで発表されたニューカラーが追加され、キャンディトーンブルーとメタリックディアブロブラックが継続になる模様だ。
オーリンズ製リヤショック&ブレンボ製M4.32フロントブレーキキャリパーをイエローボールカラーに包む
カワサキは欧州で2023年モデルを発表。Z900RSには新色が追加されたほか、2022年モデルとして少量生産されたZ900RS SEが再びラインナップされることも判明した。
Z900RSは、インドネシアや北米で発表された、Z1100スペクターをリスペクトしたメタリックディアブロブラック×メタリックインペリアルレッドが追加色とされ、従来のキャンディトーンブルーとメタリックディアブロブラック(日本未発売のグラフィック)は継続される模様だ。
スペシャル仕様のZ900RS SEはオーリンズ製S46リヤショックを装備し、これに合わせてセッティングも変更された倒立フロントフォークのアウターチューブにはゴールドアルマイト施す。フロントブレーキにはブレンボ製M4.32ラジアルマウントモノブロックキャリパーを奢り、同じくブレンボ製φ300mmディスクローターを装着、さらにはニッシン製ラジアルポンプマスターシリンダーを標準モデルのφ19.1mmからφ17.5mmに小径化し、ステンレスメッシュホースを組み合わせている。
ほかにも、サイドカバーのモデルロゴ「RS」の文字を赤で仕上げ、これに「SE」の文字を追加。ブラックアルマイト仕上げとされたラジエターサイドカバー、FIカバー、ゴールドカラーのマルチスポークホイールを採用して高級感を追求した。
SEは2022年モデルとして少量が発売されたが、当初カワサキが言及していたとおり限定モデルではなく、台数は多くないと思われるがレギュラーモデルとして2023年も販売される。カラーリングは欧州で発売された初代1972年式Z1こと900スーパー4をオマージュした“イエローボール”カラーが今年も継続される。正式な色名は“メタリックディアブロブラック”だ。日本でも昨年同様に発売を期待したい!
KAWASAKI Z900RS SE[2023 EU model]
主要諸元■全長2100 全幅865 全高1150 軸距1470 シート高845(各mm) 車重215kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 948cc 111ps/8500rpm 10.0kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●参考価格(英国):1万3149ポンド ●色:黄×黒 ※諸元等はすべて欧州仕様
KAWASAKI Z900RS[2023 EU model]
主要諸元■全長2100 全幅865 全高1150 軸距1470 シート高835(各mm) 車重215kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 948cc 111ps/8500rpm 10.0kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●参考価格(英国):1万1799ポンド ●色:青、黒×赤 ※諸元等はすべて欧州仕様
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