スマート/簡単/シンプルにさりげなく性能向上できるという、ダイノマンのハーレー専用「スムースバルブ」。『ウィズハーレー』編集部・ミヤシ、このバルブを愛車のスポーツスターに装着し満足したことから、「ぜひ他の人にも味わってほしい」と青木タカオ編集長に懇願。はたしてどう感じるのか?
●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●写真:ミヤシーノ ●外部リンク:ダイノマン
「体感してほしい!」by スポーツスター持ち主・編集部ミヤシ
スポーツスターのVツインエンジンがスムーズに回り、スロットルワークでコントロールがしやすくなった。交差点をゆっくり曲がる時やタイトコーナーなどで感じる、低回転域でのギクシャク感がなくなり、効きすぎるエンジンブレーキもほどよくなった。エアクリーナーの裏側にある2本のボルトを、ダイノマンの「スムースバルブ」に交換したおかげである。
その役割は”クランクケースの内圧を抜く”こと。エンジン内部のピストンやクランクが激しく動くことは想像にたやすいだろう。ピストンは上下動するが、下降時にケース内の空気が圧縮され、回転するクランクの抵抗となってしまうのだ。
スロットルを開けた時にはパワー感を落とし、逆にスロットルを閉じた時には強力なエンジンブレーキに。ギクシャク感の原因はここにある。
それを解消するのが「スムースバルブ」。ブローバイガスを排出すると同時に、外の空気も取り込んでしまう純正ブリーザーボルトに対し、ブローバイガスを排出するだけのワンウェイバルブとなっているのがポイント。外気を吸い込むことなく内圧のみを落とし、クランクケースの内圧を50〜70%軽減。ピストンやクランクの動きをスムーズにしてくれる。
今回乗ったのは、『ウィズハーレー』誌スタッフ・ミヤシのノーマル車両だったので、純正エアクリーナー用のものに交換。「社外エアクリーナーの場合はどうする?」という要望にも応え、S&S/パーフォーマンスマシン・ローランドサンズ/アレンネスといった主要なところもラインナップされているのが嬉しいかぎりだ。簡単に交換でき、費用対効果バツグン! スポスタ乗りにはぜひオススメしたい。
社外エアクリーナー用もラインナップ
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
あなたにおすすめの関連記事
夫婦ともに複数のバイク持ちだが、ツーリングにはカスタムハーレー Nさん夫妻が乗るハーレーは、ともにチョッパーライクなカスタムバイクだ。ご主人のパンヘッドは、貴重な年代物がベース。奥様のモデルは、エボリ[…]
オーナーのリクエストに徹底的に応えたカスタム オーナーからのリクエストは、とにかく徹底的に低いプロポーションであり、各部に危険なイメージを追求すること。なおかつ、限りなくゴージャスであることも求められ[…]
パンアメリカ用車検対応マフラー登場! パンアメリカ用のマフラー「Jekill&Hyde(ジキル&ハイド)」が発売間近。本国ではユーロ5に対応している、環境に配慮したカスタムマフラーだ。日本で安[…]
創業25年を迎えて、さらなる進化を遂げたボディコーティング 美しい車体を長年キープする最適な方法として今や定着しつつあるボディコーティング。以前はクルマのボディに施す方法として徐々に浸透し、現在は市販[…]
最高に楽しめる親子タンデム Oさんは、奥様と2人のお子様がいる4人家族。全員が基本的に活発で、休日には必ずどこかに出かけると言う。アウトドアライフやスポーツを趣味とするOさん、学生時代はサッカーをずっ[…]
最新の記事
- 2025年「56レーシング」チーム体制発表! 13歳の富樫虎太郎は全日本J-GP3フル参戦、新たに9歳の木村隆之介も加入
- Wチャンピオンを手土産に世界に再挑戦!【國井勇輝インタビュー】
- 「いつから、いくら下がる?」ついにガソリンの暫定税率廃止へ! 新原付の地方税額も決着……〈多事走論〉from Nom
- 【2024年12月版】シート高780mm以下の400ccバイク10選! 地面に足が着くのはやっぱり安心
- 「これを待ってた」ホンダ新型CB400フルカウル「CBR400RR/CBR400R FOUR」スクープまとめ「かっけー!」
- 1
- 2