●文: ライドハイ(伊藤康司) ●写真: 海保研
軽快だが急かされない、大排気量車を意のままに操る醍醐味
スポーツ性の高さを目指すバイクは17インチのワイドタイヤが“定番”。しかし、軽快かつ急かされない「ライダー主体」の乗り味を追求し、18インチでナローなタイヤを履かせたのがこのバイク。
独自に開発したマグネシウム鍛造ホイールの「MAGTAN」を、Z900RS専用のサイズで作製し、最適なリンクプレートやオフセットを増したフォークブリッジで車体姿勢を作り、ハンドルバーとライディングステップで自然なフォームを生み出す。
このコンプリート車、じつは2017年の東京モーターショーでZ900RSの発表と同時に展示されたカスタムマシンの1台だが、その時点で車体構成はほぼ決定していたという。レース性能ではない、ネイキッドとしてのスポーツ性を、自信を持って提案する1台だ。
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