ロイヤルエンフィールドのメテオ350(METEOR 350)が日本にやってくる! 発売日の正式発表はまだしばらく待たねばならないが、3グレードのラインナップで価格は59万6200円~62万2600円になることが明らかになった。“普通二輪免許で乗れる外国車”に貴重な1台が加わることになる。今回は実車の撮影カットも交えて紹介したい。
●外部リンク:ロイヤルエンフィールド東京ショールーム
ロングストローク単気筒の“イージークルーザー”
ロイヤルエンフィールドが日本市場にメテオ350(METEOR 350)を導入する。発売日等の正式発表はまだしばらく待つ必要があるものの、3グレード構成で価格は59万6200円~62万2600円。先日インド本国で発表されたばかりの新生クラシック350のベースとなったモデルでもある。
メテオ350のコンセプトは、一貫して「イージーさ」を謳う。特徴的なロングストロークのSOHC単気筒エンジンはスムーズで扱いやすいパワーと十分なボトムエンドトルクを生み出し、燃料噴射システム(FI)は始動時から安定したパワーデリバリーと全回転域での扱いやすいパフォーマンスを実現。新しいエンジンであっても、ロイヤルエンフィールドらしい鼓動感も健在だという。
ホイールベースは1400mmで、シート高は765mm。前後ディスクブレーキにはデュアルチャンネルABSが組み合わされ、緊急制動時にも剛性の高いダブルクレードルフレームがしっかりと車体を支える。フロントフォークはφ41mmの正立タイプでストロークは130mm。リヤショックはツインで装着され、6段階のプリロード調整機構を持つ。
また、ロイヤルエンフィールドとしては初めて「Tripper」と名付けられたナビゲーションシステムを搭載。メーター本体の右側にある小さなディスプレイとロイヤルエンフィールドのオリジナルアプリをブルートゥースで連動し、Googleマップをベースとしたターンバイターンのナビゲーションが可能だ。
グレード構成は、ベーシックなファイアーボール(FIREBALL=火球)、ツートーンカラーのステラ(STELLAR=星)、そして最上級のスーパーノヴァ(SUPERNOVA=超新星)の3つ。ファイアーボールは単色の燃料タンクにブラック仕上げのマフラー/フェンダー/サイドカバー、そしてホイールリムが車体同色に。ステラは、メッキマフラーとシーシーバー、ダークトーンのホイール、タンクと同色の外装を組み合わせてた。スーパーノヴァは、これに加えてウインドシールドと切削加工を施したホイール、ツートーンの燃料タンクを採用している。
価格はファイアーボールが59万6200円、ステラは60万8300円、スーパーノヴァは62万2600円となっている。スーパーノヴァのインプレッションも近日中にお届けする予定だ。
ROYAL ENFIELD METEOR 350[2021 model]
主要諸元■全長2140 全幅845 全高1140 軸距1400 シート高765(各mm) 車重191kg(装備)■空油冷4ストローク単気筒SOHC 349cc 20.23ps/6100rpm 2.75kg-m/4000rpm 変速機5段 燃料タンク容量15L■タイヤサイズF=100/90-19 R=140/70-17 ※諸元はイギリス仕様 ●グレード構成/価格&色:ファイアボール(赤、黄):59万6200円、ステラ(黒、青、赤):60万8300円、スーパーノヴァ(青、茶):62万2600円
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