
●文:谷田貝洋暁 ●写真:真弓悟史 ●取材協力:ドゥカティジャパン
ドゥカティ スクランブラーの最大排気量モデル=1100シリーズは、トラクションコントロール/ライディングモード切り替えといった1100ならではの電子制御装備と、排気量から来る野太いトルクフィーリングがその持ち味。’21年はカテゴライズが刷新され、オーリンズ製前後サスペンションを備える最上位機種が「1100スポーツプロ」となり、バーエンドミラー装備の一文字ハンドルがそのアイコンになっている。
【’21 DUCATI SCRAMBLER 1100 SPORT PRO】■空冷4ストV型2気筒SOHC2バルブ 1079cc 86ps/7500rpm 8.9kg-m/4750rpm ■車重206kg(装備) ●色:艶消黒 ●価格:195万4000円
ユーロ5に適合された伝統の90度Lツインは排気量1097cc。ドゥカティらしい蹴り出し感の強いキャラクターがこれでもかと味わえる一方で、トラクションコントロールも装備し思い切ったアクセルワークが楽しめる。
若干低めにセットされ、コーナリング時には乗り出すような姿勢になるスポーティな一文字ハンドルが特徴的。実際に走ってみると前方の視界が広く確保され、これがなかなかに爽快だ。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
ロード性能を保持したままフロント大径化に成功。コーナーがすこぶる楽しいダート性能も格段にアップ! 真の4in1バイクへと昇華ムルティストラーダV4Sディテール解説 “前後17インチホイールによる圧倒的[…]
足着き性のよさ、ハンドル位置の自然さと切れ角に驚く! ドゥカティジャパンが2021年6月26日に発売する新型モンスターを、さっそく街乗りや高速道路、ワインディングロードに持ち込んでテスト! 乗るのはも[…]
ローシート+ローサスペンションだが、ただのローダウンじゃない! ドゥカティジャパンは日本仕様の新型モンスターを正式発表した。車名からは排気量を表す数字がなくなり、937ccのV型2気筒エンジンを搭載。[…]
DU 2020-09-24 SUPERSPORT S BIANCA ユーロ5に適合した水冷Lツインと、最新へとアップデートした電子制御システム スーパースポーツ950は、鋼管トレリスフレームに水冷Lツ[…]
2021年モデル×3車にドゥカティらしいカラーリング DUCATI XDAVEL BLACX STAR[2021 model] ドゥカティジャパンは2021年モデルのニューカラーをXディアベルやスクラ[…]
最新の記事
- 「安全・軽量」の証明! エリーパワーの次世代バッテリー「HY110SS」がスズキ・メガスポーツ『Hayabusa』に標準採用決定
- 【徹底試乗レビュー】排気量×2だけじゃない! APトライク250が“男ゴコロをくすぐる”ワケ
- ホンダ新原付「ディオ110 Lite」ついに登場! 最高出力3.7kWで50ccと同じ扱いになり11月20日発売
- 玉虫兄弟?! カワサキが「Z650RS」の2026年モデルを発表、カラーラインナップ刷新でZ650の系譜50周年へ
- ホンダ新原付「スーパーカブ110/プロ Lite」「クロスカブ110 Lite」正式発表!
- 1
- 2