
街乗りからキャンプツーリング、さらには林道走行まで幅広く楽しめるギアとして人気集中のホンダCT125ハンターカブ。アクセサリーやカスタムパーツが続々と登場している中、デイトナからリリースされたのが「VELONA(ヴェローナ)電気式タコメーターキット」だ。
●文/写真:栗田 晃 ●取材協力:デイトナ
人気のCT125ハンターカブに電気式タコメーターを追加!
CT125ハンターカブの純正メーターにはタコメーターが装備されていないのだが、長距離ツーリングも平気でこなすタフさを有するバイクだからこそ、ユーザーとしてはエンジンがどれくらい頑張っているのか知りたくなるというもの。
そんなニーズに応えた「ヴェローナ電気タコメーター」は、純正デザインを邪魔しない小ぶりなφ48mmのニードルタイプ。スピードメーターがデジタル表示なので、タコもデジタルの方が見やすいように思えるかもしれないが、最高9000回転まで刻まれた文字盤上で実際の針が動く様子を見る方が、エンジンの状態を直観的に捉えやすい。
シフトインジケーターや電圧計など付属機能も充実しており、街乗りでもツーリングでも重宝するはずだ。
【VELONA 電気タコメーターキット φ48mm】ツヤ消しブラックのボディが純正インパネにフィット。赤く点灯するシフトインジケーターや、白/青/橙のバックパネル色選択など機能が豊富だ。●価格:1万8700円
取り付けが容易なボルトオン設計
取り付けに関してはすべてボルトオン&カプラーオンで、ステーを削ったり配線の皮を剥く必要がないのは、さすがのデイトナ製。
メーターへの電源はヘッドライトケース内の純正サービスカプラーから取り出し、エンジン回転数信号取り出しハーネスはエンジンガード奥のイグニッションコイル端子に割り込ませる。
ステーは純正メーターと共締めなので、加工は一切不要。
点火仕様に合わせた初期設定が重要
取り付けの次は初期設定。特に回転数の表示を合わせるための点火方式の設定は重要だ。このメーターはクランク1回転1点火/2回転1点火/1回転2点火/1回転30パルスが選択できる。CT125は2回転1点火。本体裏側のモードボタンとセットボタンで設定する。
タコメーター本体裏側のモードボタンとセットボタンで設定する。
電気式タコメーターは車体側の点火パルスに合わせたセッティングが必須。本体裏側のモードボタンにより点火方式が表示されるので、クランク2回転1点火を表す「1P-2r」でセットボタンを長押しする。シフトインジケーターの回転数設定もこの液晶で行う。
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