100周年カラー踏襲+モンエナブラック

240ps/157kg! スズキMotoGPファクトリーマシン「GSX-RR」2021年はモンスターエナジー仕様!

スズキは、3月6日から行なわれているカタールテストで2021年仕様のMotoGPファクトリーマシン「GSX-RR」を公開した。このマシンで2020年シーズンの優勝2回、準優勝2回を含めた11回の表彰台獲得を上回る成績でのタイトル防衛を目指す。

チームタイトル&ライダーチャンピオン防衛を誓う

スズキは、二輪車レースの最高峰「FIM ロードレース世界選手権(MotoGP)」のMotoGPクラスに参戦する、Team SUZUKI ECSTAR(チームスズキエクスター)の2021年シーズン参戦体制を発表した。

2020年シーズンMotoGPクラスでチームチャンピオンを獲得したTeam SUZUKI ECSTARでの参戦は、2015年の復帰以来7シーズン目となり、同じくライダーチャンピオンを獲得したジョアン・ミル選手(スペイン)と、年間3位のアレックス・リンス選手(スペイン)の2名体制で参戦する。

参戦車両は並列4気筒エンジン搭載の「GSX-RR」で、優れた総合性能と二人のライダーとのマッチングをさらに向上させた。また、2021年モデルは「モンスターエナジー」のスポンサーロゴが入るカラーリングを採用した。

2021年シーズンは、3月28日の初戦カタールGPを皮切りに、11月14日の最終戦バレンシアGPまで、日本GP(10月3日)を含む世界17カ国で計19戦開催される。

スズキは、タイトル防衛に向けて、2020年シーズンの優勝2回、準優勝5回を含めた11回の表彰台獲得を上回る成績を目指す。

SUZUKI GSX-RR[2021]

2020年シーズンのMotoGPで“ベストバランスマシン”の呼び声も高かった、スズキのファクトリーマシン「GSX-RR」は、ヤマハYZR-M1と同じく並列4気筒エンジンを搭載し、レース後半でもペースが落ちにくいなどの強みを発揮した。2021年シーズンに向けては、コーナー進入の減速から立ち上がり加速までをさらに高次元でバランスさせているという。

【SUZUKI GSX-RR[2021]】主要諸元■全長2096 全幅720 全高1140 軸距1457(各mm) シート高未発表 車重157kg以上■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 1000cc 240ps以上 変速機6段シームレスシステム 燃料タンク容量22L以下■フレーム型式アルミツインスパー タイヤサイズ前後17インチ サスペンションF=オーリンズ製倒立フォーク R=オーリンズ製 ブレーキF=ブレンボ製カーボンダブルディスク R=ブレンボ製スチールディスク

2020年シーズンに総合チャンピオンを獲得したジョアン・ミル(Joan Mir)選手。ゼッケン1ではなく#36を継続使用する。

2020年は総合ランキング3位だったアレックス・リンス(Alex Rins)選手。シーズン前半の怪我さえなければ……という速さを発揮した。

〈次のページは…〉2021年仕様GSX-RRのスタイリングとディテール

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