●文:ゴーライド編集部(小川浩康) ●写真:長谷川徹 ●取材協力:DFG/フォックス[ダートフリーク] リアット[ウエストウッド井原商会] ザンドナ[プロト]
身体の要となる腰は、ボディアクションを多用するオフロードライディングでも要となる。その腰をサポートし、ぎっくり腰や負傷を予防するのが「ウエストベルト」だ。ベルトを装着することで腰の筋肉をサポートし、腹部の筋肉を前側から押さえて腹圧を高めることで椎間板の負担を軽減し、腰痛を予防軽減する働きがある。オフロードレースはもちろん、ツーリングでも効果はある! というわけだ。そんな最新ウエストベルト8本を、実際にモデルが装着してレビュー。前編はまずDFG/リアット/フォックス/ザンドナの4点を紹介する。
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DFG アクシスライディングベルト:”RIDE-FIT”カーブを採用したライディング専用設計サポーター
DFG製品は、モータースポーツのためにデザイン/開発されている。サイド部に配置されたメッシュ素材は伸縮せず、ベルトを腰にフィットさせやすいが、装着時のサポートは弱めに感じた。だが、ライディングフォームを取ると、6本のステーで腰がしっかりサポートされているのが分かる。”RIDE-FIT”カーブのおかげでライディング中もズレにくく、腹部もサポートされる。ライディング中に高いサポートを得られるのが特徴だ。
リアット キドニー3DF 3.5ベルト:3DFパッドで腰をサポートする独自のベルト
頸椎プロテクターのトップブランドとして知られるリアット(LEATT)。そのリアットが開発したウエストベルトは、”3DF”というCE規格のプロテクションパッドで腰をサポートする。手に持つと重さはあるが、パッドが柔らかく腰とのフィッティングがいいので装着感は軽い。そのパッドが腰をサポートし、CE規格として転倒時の衝撃吸収能力も高い。抜群の安全性が特徴だが、パッドの厚みがあるため、パンツとのフィッティングを確かめたい。
フォックス ターボキドニーベルト:最小限のベルト幅で最大限のサポートを発揮
フォックス(FOX)ロゴのパッドが腰のサポートになっているが、ピンポイントで強力なサポートではなく、ベルト自体の柔軟性を生かして腰まわり全体をサポート。また、ベルト幅をスリムにすることで、異物感のない軽い装着感としっかりしたフィット感を両立しているのも特徴だ。ベルトがカバーする範囲は狭いが、その分ボディアクション時にもズレにくく、モトクロスなどのレースで確かなサポート力をキープしてくれる。
ザンドナ コンフォートベルトプロ4125:幅広いベルトが腰まわりを包み込むようにサポート
’85年にイタリアで設立された「ザンドナ(ZANDONA)」は、バイクやスキーのボディプロテクター専門ブランド。このベルトの特徴は幅広いベルト幅で、メッシュ素材を使用したベルト全体で腰まわりをしっかりとサポートしてくれる。ベルトに包み込まれる装着感が抜群のサポート力を発揮。同じ姿勢をキープしやすいので、アドベンチャーマシンなどでのロングツーリングに最適のベルトだ。
※モデル身長172cm/体重62kg。パンツは30インチを着用。 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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