2020年6月26日に発売され、売れに売れているホンダ・CT125ハンターカブは、モンキー125やスーパーカブC125に続く原付二種リバイバルシリーズ第3弾。そのシリーズに続きが見えてきた。本誌調査によれば、2021年3月にダックス125が発表されるというのだ。
間もなく登場!? 復刻シリーズ第4弾は新エンジン搭載か
ホンダのミニが元気だ。50/110をラインナップするスーパーカブ&クロスカブに始まり、往年の名車を現代の技術とデザインで昇華させたリバイバルシリーズは、原付二種カテゴリーで圧倒的なシェアを誇っている。
また、タイではスーパーカブ110が新型エンジンを搭載してフルモデルチェンジし、新型グロムもタイと欧州(現地名はMSX125 GROM)で発表された。これらのエンジンを搭載した新型スーパーカブやリバイバルシリーズの登場を、期待するなというほうが無理というもの。
そんな中、ヤングマシンがキャッチしたのはモンキー125、スーパーカブC125、CT125ハンターカブに続くリバイバルシリーズ第4弾として、ダックス125が登場するというトピックだ。車名は往年の「DAX HONDA ST50」に倣ってST125ダックス、またはダックスST125となるセンが濃厚。登場は2021年の春頃と予想されるが、デビューすればふたたび話題沸騰となるのは間違いないだろう。
もちろん、日本でもうすぐ発表されるであろう新グロムが採用した、新設計5速ミッション&ロングストローク設定の新型エンジンを搭載する可能性も高い。
また、このエンジンはタイ発表の新型スーパーカブ110と同じストローク量となっており、ホンダの新世代前傾エンジンは、スーパーカブシリーズやグロム系でベースを共有していることも推察できる。
ダックスST125(仮)の予想価格は、CT125ハンターカブと同じ44万円前後に落ち着く可能性が高そう。これら価格や装備の答え合わせは、まとめて2021年春頃にお届けできるはずだ。
ホンダがタイで発表した新型スーパーカブ110に搭載する新型空冷エンジンのボア×ストロークは[47.0×63.1mm]。詳細の発表は未だされていないが、これが次期ホンダ原付二種の主力エンジンとなり、ベースが共有される可能性が高い。
こちらはタイで発表されたグロムで、5速ミッションを搭載した新型エンジンのボア×ストロークは[50mm×63.1mm]となっている。こちらも詳細待ちだが、このストローク63.1mmの一致は偶然じゃないはずだ。
DAX ST125[2021?]
フレーム内に燃料タンクを納めたスタイリングを踏襲し、これにモンキー125の倒立フォークや新型グロムの5速ミッション&ロングストロークエンジンを搭載すると想定。フェンダーはアップ or ダウンタイプのどちらになるかわからないが、モンキー125との差別化からダウンタイプを推したい。
DAX ST125[2021?] ●本誌予想登場時期:2021年3月 ●本誌予想価格:44万円前後
DAX HONDA ST50 EXPORT[1969]フレーム内タンクのユニークスタイル
“しゃれたデザインの、まったく新しい2輪車”がキャッチフレーズだった初代ダックスホンダが、今度のダックスST125の元ネタ。誰でも楽しく手軽に安全に乗れるコンパクトな車体と、折り畳み式のハンドル&ステップ、横にしてもガソリンが漏れない燃料タンクで乗用車のトランクや玄関先など狭い場所への格納も楽々で人気を博した。
DAX HONDA ST50 EXPORT[1969]主要諸元■全長1495 全幅580 全高960 軸距1035(各mm)■車重64kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 49cc 4.5ps/9000rpm 0.37㎏ -m/8000rpm■タイヤサイズF=3.50-10 R=3.50-10 ●新車当時価格:6万6000円
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