WEBヤングマシンがスクープ記事をお送りしていたホンダの原付二種スポーツバイク「グロム(GROM)」の新型が正式発表された! 発表されたのはタイホンダのSNS上で、既報通りエンジンから完全なリニューアルを施されている。これは日本への導入も確実か!
↓↓続報を更新しました↓↓
2013年に生まれたミニバイク熱をさらに加速する!(タイ仕様) タイホンダ(APホンダ)は2020年10月21日に新型グロムを発表。ローンチイベントはSNSでオンライン中継され、その速報は当WEBでも[…]
外観は先祖返り的……新型エンジンは5速ミッションを採用!
サワディカ~! ホンダはタイにおいて2020年10月21日、日本時間15時に開始されたオンライン・ローンチイベントで、原付二種スポーツバイク「グロム」のフルモデルチェンジ版となる最新型を発表。スタイリングの変化のみならず、事前のスクープ画像で見られたようにニューエンジンを搭載していた。外装は現行モデルのガンダムテイストから2013年デビューの初代に立ち返ったような雰囲気になり、車体はフレームから一新している。
すでに現地のホンダディーラーでは予約受注を開始しているというが、我々として気になるのは日本導入の可能性と価格。とはいえユーロ5適合のタイミングが迫っているため、日本で新エンジンのグロムを販売しないというセンは考えにくい。同様に9月にタイで先行発表されているスーパーカブ110もロングストロークのブランニューエンジンを搭載していることから、来春以降の似たようなタイミングで両車ともに発売されると見るのが自然だろう。WEBヤングマシンとしても、引き続き情報を収集していくつもりだ。
SNS上でのローンチイベントでは、まずミニバイクカルチャーに言及。
さまざまなモディファイに対応できる構造にしたぞ!
モディファイした結果が……
これだ!
Modify it YOURSELF!!
タイ現地ではこれまでMSX125という車名だったが、今後はGROMに統一される。オールニューエンジンはハイパフォーマンスを追求したもので、DIY的に自分仕様を作っていってほしいと、「MOD IT YOURSELF」とのメッセージも。従来型からさまざまなモディファイを楽しんできたユーザーたちの文化を、さらに大きく育てていきたいというホンダの考えが見えてくるようだ。
新デザイン、新パフォーマンス、新フィーチャーが掲げられており、燃料タンクは左右からボルトオンされるカバーで覆われていることから、さまざまなパーツの取り付けが可能になっている模様。もちろんツーリング向けの装備も取り付けできるほか、マフラーはスリップオン構造として、ノーマルエキゾーストパイプを活かしたままサイレンサーのみを交換できるようになっている。
PGM-FI採用の新型エンジンは高回転域を中心に全域でパフォーマンスを向上。メーターパネルはフルLCDとされ、ギヤポジションインジケーターも表示する。足まわりはフロントにφ31mm倒立フォーク、リヤはシングルショックを採用した。なお、タイ仕様ではABSを標準装備する仕様(Gセンサー搭載を謳っている)とスタンダード仕様のの2種類がラインナップされるが、日本ではABS仕様のみとなりそうだ。
H2C(ホンダ to カスタマーだろうか?)と名付けられたタイホンダの純正カスタムパーツ群を組みつけた仕様として、モタードモンスター、スクランブラー・ランブラー、アドベンチャーマスターの3種が紹介された。また、各種カスタムパーツのほかヘルメットなどもラインナップされる模様だ。
これらの自由度の高いカスタムパーツ群が日本でも同様にリリースされるかが不明だが、等身大のなかで個性を追求できる素材として、日本のユーザーにも歓迎されると思う。
なお、レース向けとしてHRC版がリリースされるのも確実だろう。当WEBがスクープした画像は、まさにHRC仕様だった。
新型グロムの詳細スペックやディテール写真については続報をお待ちいただきたい。
ヘッドライトは大型のLEDに。
マフラーはスリップオン構造なので交換しやすいぞ。
エンジンの詳細は未公表だが、PGM-FI搭載で御覧のパワーカーブになることが明らかに。全域トルクアップの結果、高回転域もパフォーマンスが向上している。
これは嬉しい! 従来の4速ミッションから5速化!
メーターはLCDでございます。
φ31mm倒立フロントフォークとモノショック(リンク式かは不明)を採用。
フロントに2ポットキャリパーを装備。ABSはGセンサーが連動する模様だ。
あらためてグロムのカルチャーとは……という話。
前述の3タイプのカスタマイズ。
パーツやアイテムはこんな構成ですよっと。
さて、何を組みつけましょうかね。
グロム見参!
カスタムしちゃうわよ~。
モタードモンスター。カメラさん、もう少し大きく映してください……。
こちらはアドベンチャーマスター。
さらにスクランブラー ランブラー。
ギャアアァァァン!
時計、燃料残量計、回転計、速度計、距離計、燃費、ギヤポジションインジケーター。
というわけでPV的な映像は終了し、ステージアクションへ。
カッコイー!
さりげなくGROMのロゴの中にMSXの文字も。
YOUTUBEで映像を見る[New Honda Grom]
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
スーパーカブ110(タイ発表)に続くブランニューエンジン! 2020年10月2日、編集部に1枚の写真データが舞い込んだ。差出人は海外から。写されていたのは、レース仕様になったグロムと思われる1台だった[…]
日本でいくらになるのか気になるゥ~! 続報が入ってきた! といってもスタンダード仕様のインドにおける現地価格が明らかになっただけではあるが、以前に公表されていた価格がベースではなく、それよりも安いこと[…]
その名も「スマートエンジン」は、CT125ハンターカブよりもロングストローク タイホンダは「スーパーカブ110」の新型を発表。「オールニュー」と銘打たれたスーパーカブ110は「Find Your Or[…]
冒険スクーターに高級感と、よりタフなスポーティさを インドネシアのPTアストラ ホンダはADV150のニューカラーとして黒、白、白×黒の3色を発表した。日本仕様ではABS仕様のみとなっているが、インド[…]
「ヤマハTMAXの撃墜は俺に任せろー!」ということか?! ホンダは欧州にてスポーティなスクーターシリーズ、フォルツァ750/350/125を一挙に発表した。フォルツァ125は欧州で2015年に登場して[…]
最新の記事
- 新型Vストローム/MotoGP復帰!? etc…スズキ関連注目ニューストピック【2025年2月版】
- 2週間で約2200万円も売れちゃった!! ホンダ「スーパーカブ」と児島ジーンズがコラボ!
- ”赤F”登場! ホンダ「CB1300シリーズ」歴代モデル大図鑑【2020年モデル】
- 【SCOOP!】セロー復活カモン!! ヤマハ「WRシリーズ」が水冷200cc単気筒で復活か/「YZF-R20」も来る?!
- ゴールドウイング50周年/CB1300ファイナル/V3 etc。ホンダ関連注目ニューストピック【2025年2月版】