メーカー別アーカイブ:キジマ
[◯] 考えられた形状でスマホも操作できる
車両のヘルメットロックにヘルメットのDリングが届かない……。そんなときのお助けアイテムがキジマのヘルロックアシストだ。今回テストしたのはそのバリエーションモデルで、素材が銅であること、さらに日常生活における各種操作を直接触れずに行うための”アシストフック”を兼ねているというのが最大のポイントだ。
銅イオンの微量金属作用には、細菌類を死滅させる性質がある。新型コロナウイルスに関しては、実験施設が限られるため今のところ効果は実証されていないが、O-157やインフルエンザウイルス、ノロウイルス、レジオネラ菌などに対しては非常に優れた抗菌作用が認められており、それだけも大きな安心材料になるだろう。
アシストフックとしての使い勝手は、初めて触れるだけに使う側の慣れは必要だが、スマホのフリック入力が何となくできたと言えばイメージしてもらえるだろうか。銅なのでサイズから受ける印象よりもズシリと重いが、本来のヘルロックアシストとしての機能は疎かになっていない。しかもこの値段なら納得だ。
【キジマ ヘルロックアシストα コッパー】●価格:1760円
ズシリと重く製品の品質は◎。細菌類を死滅させる性質がある銅をふんだんに使用しており殺菌効果も高そうだ。
バイクにヘルメットを引っかける機能だけではなく、エレベーター等のボタン操作やドアの開閉などにも効果を発揮。薄型のコンパクト設計で財布にも収めることのできるサイズ感だ。
[△] あくまでも金属なので破損や傷付きには注意
説明書にも注意書きがあるが、柔らかい銅とはいえ金属なので、塗装面やプラスチックなどに傷を付ける可能性はゼロではない。また、電車内もポールはどうしても滑りやすいので、そのあたりは十分注意を。
[こんな人におすすめ] タッチレスで身を守るために有効なアイテム
新型コロナ禍に対する危機感の温度差を日々感じており、こういうアイテムが欲しかったという人も多いのでは? 価格は通常のヘルロックアシストの約2倍だが、プラスαの機能を考えると納得。あえて色の変化を楽しむのもアリだろう。
●まとめ:大屋雄一 ●写真:真弓悟史 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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