SHOEIは、2020モデルのカタログに掲載していたグラムスター(Glamster)を正式発表。2020年9月~10月に4万7300円で発売する。この発表にともない、単色モデルのカラーバリエーション×5色を公開した。ネオクラや旧車、気取らないコミューターなど幅広く合わせやすそうだ。
SHOEIは、2020年モデルカタログに掲載し、注目を浴びていた新作のクラシカルヘルメット「グラムスター(Glamster)」を正式発表し、価格と発売日を明らかにした。これにともなって公開されたのは、全5色展開となる単色モデルのカラーバリエーションだ。
グラムスターはSHOEIの“進化形クラシックスタイル”とされ、SHOEIのネオクラシックシリーズのアイコンともなっているダックテールシェイプや左右2本スリットのロアエアインテークなどによってクラシカルなオンロードフルフェイスのスタイルを実現している。額部の「SHOEI」ロゴもレトロなロゴデザインをベースに、グラムスターのデザインに合わせてクラシックとモダンの雰囲気を織り交ぜた。
もちろん機能性は現在の最新モデルらしく妥協なし。クリアな視界の新開発CPB-1Vシールドは偏心軌道でシールドを動かすことにより、シールドと窓ゴムの不要な干渉を防ぐ。シールドの不意の開放を防ぐロック機能や、シールドベース周りにリブを設けることで安全性を確保しながらコンパクトさを実現するなど、細部の工夫も万全だ。曇り止めピンロックEVOレンズも付属する。
額部のフロントエアインテークと、シャッターレスのロアエアインテークにより、暑い時期でもヘルメット内は快適だ。ブラックの起毛生地を採用した内装は全て取り外し可能。アイポートに近い部分はシールドへの映り込みを防ぐスエード調の生地、被り口部分は汚れの目立ちにくいレザー調生地を使用採用した。また、万が一のアクシデント時に備えた緊急用ヘルメット取り外しシステム「E.Q.R.S.(Emergency Quick Release System)」も備えている。
気になる価格は4万7300円、発売時期は2020年9月~10月。
シールドベース周りのリブ形状により、安全性とコンパクトさを両立。シールド開口部の大きさも印象的で、視界の広さも期待できそうだ。

シールドタブに指をかけ、シールドを前方に押し出してロックを解除。

そのままシールドを上に上げれば拓く。シールド全閉時はタブのフックがシールドロックベースにかかり、シールドの不意な開放を防ぐ。
SHOEI Glamster[グラムスター]スタイリング&カラーリング
【SHOEI Glamster】●価格:4万7300円 ●サイズ:S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm) ●色:白、黒、マット黒、灰、青 ●規格:JIS ●構造:AIM(Advanced Integrated Matrix) ●付属品:布袋、ステッカー、CPB-1V PINLOCK EVO lens、チンカーテン、シリコンオイル、スペアPINLOCKピンセット
SHOEI Glamster[グラムスター]正面
SHOEI Glamster[グラムスター]真横
SHOEI Glamster[グラムスター]後部
SHOEI Glamster[グラムスター]俯瞰
SHOEI Glamster[グラムスター]オフホワイト
SHOEI Glamster[グラムスター]ブラック
SHOEI Glamster[グラムスター]マットブラック
SHOEI Glamster[グラムスター]バサルトグレー
SHOEI Glamster[グラムスター]ラグナブルー
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