
【テスター:大屋雄一】およそ4年前に『ヤングマシン』本誌で初めてテストして以来、個人的にもワークマンのPB製品をいくつも購入し、進化の過程をつぶさに見てきたモーターサイクルジャーナリスト。好きが高じて’19年よりワークマン公式アンバサダーに就任した。
早朝深夜通勤ライダーの被視認性をアップ
前ページで紹介した「コーデュラユーロ デュアルジャケット/パンツ」には、実は特別仕様が存在する。それがこの「ダブルイグナイト」だ。品番が共通なので単なるカラーバリエーションかと思われがちだが、生地のカモフラパターンを構成しているのは、再帰性反射プリントと蓄光プリントなのだ。
反射プリントはロゴなどに用いられる一般的なもので、ヘッドライトなどの光源に対して反射する。これに対して蓄光プリントは、蓄えた光を暗所で放出するもので、バイクに乗る上ではあまり役に立つシーンが思い浮かばないが、それでもインパクトは大だ。
夜間は自分の存在をアピールすることが安全性に直結するので、これだけの面積に反射プリントが施されたこのアウターは魅力的と言えるだろう。
コーデュラユーロ デュアルジャケット[3900円]スペシャルなのに価格は同じ
前ページで紹介したデュアルジャケットと品番は共通(CJ005A)であり、異なるのはカラーのみだ。スペシャルモデルという扱いで限定生産だが、価格は同じ。夜間走行時の心強い味方と言えよう。
コーデュラユーロ デュアルジャケット[フィールドコア]●色:ダブルイグナイト ●サイズ:M L LL 3L ●素材:前身頃部分=ポリエステル100%、後ろ身頃部分=ポリエステル65%・綿35%、肩/肘/ポケット口部分=ナイロン100%(コーデュラ) ●価格:3900円 ※限定生産 [写真タップで拡大]
コーデュラユーロ デュアルパンツ[3900円]’19白カモフラ柄の進化形
’19シーズンはパンツの方にのみ白のカモフラパターンがあったので、ダブルイグナイトはその進化形と言える。ジャケットと同様、先に紹介したデュアルパンツと仕様は共通で、価格も同じだ。YKKのビスロン蓄光ファスナーを採用。
コーデュラユーロ デュアルパンツ[フィールドコア](右)膝から下を取り外せばハーフパンツに早変わり。ここも左右を付け間違えないように、ファスナーの下端とスライダーの色を左右で分けている。●色:ダブルイグナイト ●サイズ:M L LL 3L ●素材:本体部分=ポリエステル65% 綿35%、膝部分=ナイロン100%(コーデュラ) ●価格:3900円 ※限定生産 [写真タップで拡大]
(左)膝の前面はコーデュラナイロンで補強。その中に3mm厚のソフトパッドを内蔵する。膝の裏側はストレッチメッシュで、通気性を高める。(右)今季のマイナーチェンジで追加された裾幅調整ボタン。チェーンで裾を汚したくないサイクリストにとっては実にうれしい配慮だ。 [写真タップで拡大]
アイスアーマー フルレギンス[780円]触れた瞬間に冷たさを実感
冷たさを感じる生地ワイルドアーマーを採用した細身シルエットのタイツで、フラットシーマーにより縫い目のゴロつき感を軽減。吸汗速乾性に優れ、夏のツーリングに最適だ。
アイスアーマー フルレギンス[ファインドアウト]●色:クログレー、コンアカ、クロイエロー ●サイズ:M L LL ●素材:本体=ナイロン80% ポリウレタン20%、ウエストゴム=ナイロン58% ポリエステル42% ●価格:780円 [写真タップで拡大]
コーデュラ ボディバッグ[2500円]大屋も愛用、とにかく大容量
メイン室の前面が再帰性反射プリントなので夜間の被視認性は抜群。フィット感に優れるクッション入りのウエストベルトや使いやすいポケット配置など、総合力は非常に高い。
コーデュラ ボディバッグ[フィールドコア]●色:ネイビー ブラック カーキ ●サイズ:29×18.5×12.5cm ●素材:コーデュラポリエステル コーデュラナイロン ポリエステルその他 ●価格:2500円 [写真タップで拡大]
●文:大屋雄一 ●写真:山内潤也 ●取材協力:ワークマン ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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