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[画像 No.2/7]強いホンダを見てもらう新たな試みを青山から発信【ホンダ高山正之のバイク一筋46年:第5回】

ホンダ高山正之のバイク一筋46年|強いホンダを見てもらう新たな試みを青山から発信【ホンダ高山正之のバイク一筋46年:第5回】
1985年の鈴鹿8耐は、ゼッケン21番のK・ロバーツ/平忠彦組(ヤマハ)がスタートに躓きつつも、鬼神の挽回でトップを奪取し、残り30分でエンジントラブルによるリタイヤという劇的な幕切れとなった。優勝したのは、ゼッケン3番のW・ガードナー/徳野政樹組(ホンダ)だが、ヤマハの脱落で得た勝利だった。
ホンダ広報部の高山正之氏が、この7月に65歳の誕生日を迎え、勇退する。二輪誌編集者から”ホンダ二輪の生き字引”と頼りにされる高山氏は、46年に渡る在社期間を通していかに顧客やメディアと向き合ってきたのか。これを高山氏の直筆で紐解いてゆく。そして、いち社員である高山氏の取り組みから見えてきたのは、ホンダというメーカーの姿でもあった。 連載第5回は、ウエルカムプラザ青山での鈴鹿8耐生中継、F1ブーム時 […]