ヤマハ発動機(楽器じゃないほう)は、新型コロナウイルス感染症対策を支援するために、同社の生産技術とそのリソースを活用した「フェイスシールド」「除菌洗浄水(次亜塩素酸水)」の製造を決定。5月中旬を目途に近隣医療機関へのフェイスシールドの提供を開始する。
医師向けと看護師向けの樹脂製フェイスシールドと除菌洗浄水(次亜塩素酸水)
世界各地で感染が拡大している新型コロナウイルス(COVID-19)感染症により、日本でも医療崩壊の可能性が言及されるなど予断を許さない戦いが続いている。
バイクをはじめとしたモビリティや産業用ロボットなどの製造で知られるヤマハ発動機は、新型コロナウイルス感染症対策を支援するべく、同社の生産技術とそのリソースを活用した「フェイスシールド」「除菌洗浄水(次亜塩素酸水)」の製造を決定した。
ヤマハは産業用ロボット(表面実装機)技術を応用し、メディカル分野へのソリューションとして細胞(塊)ピッキング&イメージングシステム「CELL HANDLER」を開発したことがあるほか、1989年にスタートした盲導犬募金が累計1億円に迫るなど、医療や福祉の分野にも貢献している。
まずは5月中旬を目途に、磐田市医師会を通じて近隣医療機関へフェイスシールドの提供を開始するという。
■ 主な支援内容
・樹脂製フェイスシールドの提供(提供予定数量: 1000 セット~)
・除菌洗浄水(次亜塩素酸水)の提供(製造可能数量:500L/日)
ヤマハ 1989年スタートの盲導犬募金が「募金総額1億円」目前!
ヤマハが全極の二輪車販売店とともに30年以上にわたって取り組んできた『YAMAHA NICE RIDE募金』は、(公財)日本盲導犬協会に盲導犬の育成資金を贈るのが目的の活動だ。1989年にスタートし、今年で31年目に差し掛かるこの活動は、その着実な積み重ねによって募金総額が1億円に達しようとしている。
現在もショップ店頭やイベント会場での受付をおこなっており、銀行振り込みにも対応している。詳しくは下記リンクへ。
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