
SHOEIは、1月に発売した「e:DRYLENS」の販売店舗拡大を発表した。ヘルメットのシールドに取り付ける防曇シートに電子調光機能を加えたe:ドライレンズは、液晶フィルムを使用した電子調光機能により、透過率を瞬時に切り替えることで環境光の明暗差に対応、良好な視界を確保する。これまではSHOEI Galleryの6店舗のみでの販売だった。
●文: ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:SHOEI
瞬時に色が変化! 防曇シートに調光機能を加えた「e:DRYLENS」
SHOEIが、ライディング中のクリアな視界を実現するための新たなアイテムをリリースしたのは2026年1月。その名も「e:DRYLENS」は、ベースとなるシールドの内側に取り付ける防曇シートだが、液晶フィルムを使用した電子調光機能を備えているのがトピックだった。
今回SHOEIは、これまでオフィシャルショールーム“SHOEI Gallery”の全国6店舗で先行販売してきた電子調光防曇シート、「e:DRYLENS 304」と「e:DRYLENSコントローラー」について、2026年3月19日より全国のSHOEI正規販売店にて取り扱い開始することを発表した。各SHOEI正規販売店での取り扱いに有無や購入方法については、お近くのSHOEI正規販売店にお問い合わせを。
「e:DRYLENS」の防曇機能としては、シールドの内側に透明で柔軟性のあるシート取り付けることで、シーリングによってシールドと乃万に密閉空間を作り、「e:DRYLENS」シートの防曇効果とシールドの2層構造の効果で曇りを抑えてくれる。
そして注目の電子調光は液晶フィルムを用い、マニュアルモードでの手動操作、もしくはオードモードの自動調整で、e:DRYLENSシートの光線透過率を「ライト(光線透過率:高)」と「ダーク(光線透過率:低)」に切り替えることができる。
この電子調光機能を利用するためには、e:DRYLENSシートに加え充電式バッテリーを内蔵するe:DRYLENSコントローラーの併用が必須。それぞれ別売りとなっているが、経年で消耗していったときにバラバラで買えるのもメリットと言えそうだ。
e:DRYLENSシートが適合するシールドはCWR-F2、CWR-F2Rで、適合するヘルメットはインナーバイザーを採用していない「X-Fifteen」「Z-8」「WYVERN∅」の3機種。価格は「e:DRYLENS 304」が2万7500円、「e:DRYLENSコントローラー」が6600円となっている。電子調光機能を使用するには本体とコントローラーの両方が必要な点に注意が必要だ。
ちなみにCWR-F2Rに付ける場合、ティアオフボタンを外してしまうのでティアオフフィルムは使えなくなるので注意が必要。また、e:DRYLENSシートおよびコントローラーは店舗のスタッフによる取り付けを行い、ユーザー自身によるe:DRYLENSコントローラーの取り付け・取り外しは推奨していない。お手持ちのシールドへのe:DRYLENSシートおよびコントローラー取り付けを希望する場合は、購入時に店舗へシールドを持参してほしいとのことだ。
想像を上回る使い勝手のよさ SHOEIが2026年1月9日にSHOEI Gallery(SHOEI Gallery Online Storeを除く)で先行発売する電子調光ドライレンズ「e:DRYLEN[…]
e:DRYLENS の機能
液晶調光フィルムは、光学機能性フィルムで高い信頼と実績を持つ大日本印刷(DNP)が製造し、AKARI, LLC社を通じて提供を受けて共同開発したもの。光線透過率は下記の通りだ。
ライト時:光線透過率 約65%
ダーク時:光線透過率 約20%
マニュアルモード
e:DRYLENSコントローラーのスイッチを押すごとに、「ライト」と「ダーク」が交互に切り替わる。
オートモード
e:DRYLENSシートが「ライト」の状態で、e:DRYLENSコントローラーのスイッチを約1.5秒間長押しすると、オートモードになる。
e:DRYLENSコントローラーに搭載された外光センサーが光を感知し、明るい場所に出るとON(=ダーク)状態に、暗くなるとOFF(=ライト)状態になる。テストライダーが様々な環境で徹底的に走行試験をし、最適なセンサー感度に設定したものだ。
充電式バッテリー
e:DRYLENSコントローラーのバッテリーは充電式となっており、USB-C端子を使用。バッテリーは満充電からダークの状態で約20時間程度稼働可能で、満充電に必要な充電時間は約3時間程度だ。
注意点
- e:DRYLENSシートは、適合シールド以外には装着できません。必ず適合のクリアシールドを使用してください。
- e:DRYLENSを装着した状態で、夜間やトンネル内、雨天や霧等、視界の悪い環境では使用しないでください。
- e:DRYLENSを、充電しながら走行しないでください。
e:DRYLENS 304 / e:DRYLENSコントローラー
e:DRYLENS 304 ●価格:2万7500円 ●適合シールド:CWR-F2シールド、CWR-F2Rシールド
e:DRYLENSコントローラー ●価格:6600円
想像を上回る使い勝手のよさ SHOEIが2026年1月9日にSHOEI Gallery(SHOEI Gallery Online Storeを除く)で先行発売する電子調光ドライレンズ「e:DRYLEN[…]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(SHOEI)
力強いグラフィックパターンのニューカラーが4色追加されて魅力倍増! 『HORNET ADV RECOIL』は、ホワイトとブラックをベースとする全4色のカラーバリエーションが展開される。 メインカラーと[…]
アグレッシブ&コミカルでユニークなグラフィックモデル グラフィックモデルとして第2弾となる『Z-9 KABOOM』は、アメリカのコミックを彷彿とさせるグラフィックを帽体全面に描いたグラフィックモデルだ[…]
SHOEI最新作『Z-9』に早くも登場するオリジナルグラフィック 『Z-9 BURNSIDE』は、ストライプを基調としたシンプルなグラフィックが特徴だ。フェイスガードから頭頂部を通り、後頭部下端まで抜[…]
6月下旬~7月上旬:Kabuto「SHUMA SKALION」 走行開始30秒で涼しさを体感できるKabutoの「SHUMA」に、サソリとトライバル模様をあしらった新色「スカリオン」が追加された。ヘル[…]
待望の東海エリア初上陸。遠方への遠征はもう不要 日本が世界に誇るプレミアムヘルメットブランド、SHOEI。その全ラインナップを展示し、専門スタッフによるフィッティングサービスを受けられる公式ショールー[…]
最新の関連記事(ヘルメット)
空力特性と軽さを備えたネオクラシックフルフェイスが新規追加! 新製品の『HYUGA』は、オージーケーカブトの持ち味である空力特性と軽さはそのままに、デュフューザーなどを備えないシンプルな帽体形状を特徴[…]
スポーティな走りを予感させる空力フォルムとリアスポイラー 一目見て惹きつけられるのが、引き締まったスポーティなサイドシルエットだ。デザイン性だけでなく空力性能もしっかり考慮されており、後頭部には大型の[…]
ミリタリー調グラフィックをまとったハイエンドストリートフルフェイス 『X-SNC PILOT』は、戦闘機パイロットのヘルメットから受けたインスピレーションを具現化したグラフィックが特徴だ。帽体の右側頭[…]
目玉ヘルメットの原点、“忠さん”レプリカがアライのフラッグシップで復刻 ヘルメットの目玉マークといえば、かつては元GPライダーの原田哲也氏や中野真矢氏、そして全日本ロードレース選手権王者13回、鈴鹿8[…]
ジョアン・ミル選手の最新シグネチャーモデルが数量限定で発売! 『F-17 Mips JOAN MIR-2』は、2025年10月に発売されたジョアン・ミル選手(Honda HRC Castrol)のシグ[…]
人気記事ランキング(全体)
下町の匠が挑む新ジャンル!丸ハンドルと全天候型ボディを持つ「Blue Jay」 スーパーコンピュータの冷却配管部品やオリンピック競技用機材などを手がけてきた西川精機製作所。同社が開発した「Blue J[…]
国土交通省の「性能等確認」に適合!エレグラン G-classが勝ち取った安全の証明 エレモーズが展開する特定小型四輪のフラグシップモデル「エレグラン G-class」が、2026年8月27日付で国土交[…]
レーサーの姿と技術を公道へ持ち込んだRG250Γ 1983年3月に発売されたRG250Γ(ガンマ)は、ひと目でレーシングマシンを連想させるスタイルによって、当時のライダーに強烈な衝撃を与えた。車名の「[…]
漆黒のスタイリングへ刷新!エボニー×メタリックカーボングレーを纏う最新2027年モデル カワサキの「Z」シリーズにおいて、ジャストサイズな車体と余裕ある排気量で支持を集める「Z500」に、最新の202[…]
空力特性と軽さを備えたネオクラシックフルフェイスが新規追加! 新製品の『HYUGA』は、オージーケーカブトの持ち味である空力特性と軽さはそのままに、デュフューザーなどを備えないシンプルな帽体形状を特徴[…]
最新の投稿記事(全体)
寒暖差10℃越えの時代へ。「暖かさの追求」から「快適さの保持」へ変わる防寒の常識 気候変動の影響により、室内と屋外、朝夕と日中など、1日の中で10℃以上の寒暖差が生じることが日常となった。従来の防寒着[…]
他社とは異なる姿勢で大型車の未来像を提示 冒頭から誠に失礼な表現になるものの、国産2輪車では唯一のロータリーエンジンと、ジュルジェット・ジウジアーロによる独創的なデザインを採用したRE-5は、世間では[…]
漆黒のスタイリングへ刷新!エボニー×メタリックカーボングレーを纏う最新2027年モデル カワサキの「Z」シリーズにおいて、ジャストサイズな車体と余裕ある排気量で支持を集める「Z500」に、最新の202[…]
イタリア発ストリートファイター「ステルス500」が126万5000円で日本国内販売開始! ファンティック・モーターのフラッグシップストリートモデル「ステルス500」が、日本国内での出荷および予約ユーザ[…]
ユーロ5+対応とDOHC化で進化。新型エンジン最大の見どころとは 今回の動画で最も大きなテーマとして取り上げられたのが、新型キャバレロラリー500に採用された新開発エンジンである。 動画冒頭で野口氏は[…]
- 1
- 2




































