CT125 ハンターカブと、スーパーカブ C125を比較!

【動画】「ハンターカブ」と「スーパーカブ」同じ原付二種の125だけど、なにが違う?

発売日は2020年6月26日、価格は44万円と発表された「CT125 ハンターカブ」だが、すでに年間販売予定台数の8000台に迫る7300台を受注しているという。予約してあとは待つだけという方も、これから比較したいという方も、まずはベースマシンとなるスーパーカブ C125との比較で発売日まで気分を盛り上げつつ、お待ちいただきたい。


●撮影:真弓悟史/編集部 ●映像レポート:谷田貝洋暁 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

前回の記事の動画でもお伝えしているように、ライディングポジションはオフロード乗りを許容するつくりになっている。スーパーカブ C125に比べるとCT125 ハンターカブのハンドルバーはグリップ位置が上がっていて、シート高と最低地上高はそれぞれ780mm→800mm、125mm→165mmへ。ブレーキペダルなどの取りまわしも、よりグラウンドヒットを避けるようになっている。

[CT125 Hunter Cub]身長172cm/体重75kgのライダーだとこんな感じになる。

[CT125 Hunter Cub]キャスター/トレールはスーパーカブ C125の26°30´/71mmから27°00´/80mmへ。スタビリティが増すとともに、フロントが大きくストロークした際の安定性も確保。

フロントフォークはスーパーカブ C125のユニットステアからCT125 ハンターカブではトップブリッジを備えたモーターサイクル型になっていて、ストローク量は100mm→110mmに。スポークホイール採用およびタイヤサイズの10mmアップ(70/90-17→80/90-17)も相まって、路面の凹凸に対する吸収性やハンドリングも変化がありそうだ。

[CT125 Hunter Cub]フレームはスーパーカブ C125とベースを共有しているものの、フロントフォークの違いや大型リヤキャリアに合わせてモディファイが施されている。図版はタイ仕様。

[CT125 Hunter Cub]エンジンはC125ではなくWAVE 125系をベースとしていて、かなり低中速トルクを重視した特性になっている。ドリブンスプロケットはC125:36T→CT125:39Tと、加速よりにアレンジしてある。

[CT125 Hunter Cub]気になるという声も多かった燃料タンク容量は、スーパーカブの3.7Lから5.3Lに増大。WMTCモード燃費で比較すると、計算上の航続距離はスーパーカブの255.3kmからハンターカブでは356.16kmに伸びたことになる。

HONDA「スーパーカブ C125」と「CT125 ハンターカブ」スペックと価格

スーパーカブ C125は2020年モデルとして新色のブラックが登場予定。予想発売時期は既報通り2020年7月となっている。正式名称は「パールシャイニングブラック」だ。

【HONDA Super Cub C125[2020]】主要諸元■全長1915 全幅720 全高1000 軸距1245 最低地上高125 シート高780(各mm) 車重110kg(装備)■空冷4ストローク単気筒 SOHC2バルブ 124cc 9.7ps/7500rpm 1.0kg-m/5000rpm 変速機4段 燃料タンク容量3.7L■キャスター26,5度/トレール71mm ブレーキF=ディスク+1ポットキャリパー R=ドラム タイヤサイズF=70/90-17 R=70-90-17 ●予想価格:40万7000円前後 ●色:黒/継続色:青、グレー ●発売時期:2020年7月 ※写真はタイ仕様

【HONDA CT125 Hunter Cub[2020]】主要諸元■全長1960 全幅805 全高1085 軸距1255 最低地上高165 シート高800(各mm) 車重120kg(装備)■空冷4ストローク単気筒 SOHC2バルブ 124cc 8.8ps/7000rpm 1.1kg-m/4500rpm 変速機4段 燃料タンク容量5.3L■キャスター27度/トレール80mm ブレーキF=ディスク+2ポットキャリパー R=ディスク+1ポットキャリパー タイヤサイズF=80/90-17 R=80-90-17 ●価格:44万円 ●色:赤、ベージュ ●発売日:2020年6月26日

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