カラバリは全3色!?

’20 カワサキ Ninja ZX-25R カラーバリエーション&価格予想

脳天を貫くフォーミュラサウンド、2万rpmに迫る超高回転域…。長らく途絶えていたハイメカの極致、250cc直列4気筒モデル「Ninja ZX-25R」がカワサキの手で現代に甦る。スタイリング編/エンジン編/シャーシ編に引き続き、気になるカラーバリエーションと価格について予想する。


●文/まとめ:沼尾宏明 ●写真:真弓悟史、編集部 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

カラバリは全3色!? KRT以外は価格も抑えめと予想

新ZX-25Rは、情報によると「3カラーが用意される」という。東京モーターショーで展示されたKRTカラーは登場確実らしいが、他の2色は不明。本誌では兄貴分のZXR系によく採用されるブラック系が有力と見ており、その他は「数打ちゃ当たる」方式で様々な色を並べてみた。

価格に関しては、シフターが標準装備されるKRTカラーが本誌予想で税込99万円。他のカラーはシフター非装備で数万円安くなるようだ。2気筒勢で最も高額なホンダ CBR250RR(ABS付82万1700円)を上回るが、内容を考えれば納得と言えるだろう。

【当確】KRTカラー(ライムグリーン×エボニー)

【本命】’20年型ZX-6R系つや消しブラック[イメージCG]

【対抗】(上左)’18年型Ninja250系 ブルー(上右)’20年型Ninja250系 ホワイト(下左)’19年型Ninja250系 銀×黒(下右)’18年型Ninja250系 レッド[すべてイメージCG]

〈参考〉スポーツ性と実用性を両立した装備/ユーティリティ

【アナログ感のあるNinjaらしいメーター】文字盤を除き、メーターのユニット自体はNinja250と同様。タコ内の液晶にギヤ段数、右側の液晶に速度を示すだろう。ハンドルのマウント位置はトップブリッジ下。Ninjaはブリッジ上だったが、RRやYZFと同様ブリッジ下に。スポーティな走りを予感させる。

【H2やZX-6Rと共通のスイッチ】パワーモードなどの選択ボタンが際立つ左スイッチボックスは、ZX-6Rと同様。Ninja250で非装備のハザードスイッチも備える。右側はスターターとキルスイッチを一体型にしたタイプで、なんと旗艦H2シリーズと共通品だ。

【調整ダイヤルを左右とも装備】左右レバーには5段階の調整アジャスター付き。250クラスではオミットされがちな装備で、2気筒ライバル勢で唯一の装備となる。特にクラッチ側は貴重だ。

【ステップ位置はややバック&アップ気味】ステップはラバーのないソリッドなタイプで、Ninjaより位置が後ろ&高め。サイドダクトと同様の六角形状を施したステップホルダーが特徴的だ。ヒールガードの質感も高い。

トレリス構造のシートレールにタンデムステップが固定される。ヒールガードがカギ状になっており、荷掛けフックを使う際に便利。

展示車は、六角形状のフレームスライダーを装備。Ninja1000や650などに用意される純正アクセサリーと同等品に見える。市販版に標準採用されるかは不明。

リヤウインカーステーの裏側に荷掛けフックを配備。後席ステップのフックと合わせ、積載性も考慮されている。また、キー付きメットホルダーまで装備。ライバル勢が非採用なだけに、これはうれしい。

正式発表が待ち遠しいNinja ZX-25R。次ページではカワサキのマーケティング部門のキーパーソンを直撃したインタビューの模様をお届けする。

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