ヤマハはインドで、水冷単気筒エンジンのフルカウルスポーツ「R15 V4(日本名YZF-R15)」のカラースキームをアップデートした。新色のビビッドマゼンタメタリックを設定し、レーシングブルーとメタリックレッドはグラフィックに細かな変更を受けている。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
日本ではブルー、ブラック、グレーの3色だがインドではド派手カラーが登場
インディアヤマハモーター(IYM)は、水冷単気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツ「R15 V4(V4=第4世代の意 ※日本名YZF-R15)」の2024年モデルを発表した。新色のビビッドマゼンタメタリックを設定したほか、レーシングブルーとメタリックレッドもグラフィックを変更している。これに従来からあるホワイトおよびブラックを加え、全5色のカラーラインナップになった。
2023年のマイナーチェンジでは、それまで上級モデルのR15Mのみが装備していたクイックシフター(シフトアップ側に対応)を標準採用するアップグレードを受けた。
このほか、スマートフォン接続可能なのモノクロ液晶メーターやバイファンクショナルLEDヘッドライト、φ37mm倒立フロントフォーク+片押し2ポットキャリパーなどを装備。エンジンは可変バルブ機構のVVAやアシスト&スリッパークラッチを、電子制御まわりではトラクションコントロールシステムやABSを搭載する。
価格はカラーによって異なり、18万2000ルピーから18万7000ルピー(日本円換算約31万6000円~32万4000円)。ちなみに10月に発売されたばかりの日本仕様にマゼンタが追加される可能性は低そうだが、最近のヤマハらしいド派手なカラーリングは見る者を楽しませてくれる。
YAMAHA R15 V4[2024 India model]
車名 | R15 V4 |
全長×全幅×全高 | 1990×725×1135mm |
軸距 | 1325mm |
最低地上高 | 170mm |
シート高 | 815mm |
装備重量 | 141kg |
エンジン型式 | 水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ(VVA搭載) |
総排気量 | 155cc |
内径×行程 | 58.0×58.7mm |
圧縮比 | 11.6:1 |
最高出力 | 18.4ps/10000rpm |
最大トルク | 1.4kg-m/7500rpm |
変速機 | 常時噛合式6段リターン |
燃料タンク容量 | 11L |
タイヤサイズ前 | 100/80-17 |
タイヤサイズ後 | 140/70R17 |
ブレーキ前 | φ282mmディスク |
ブレーキ後 | φ220mmディスク |
価格(インド現地) | 18万2000~18万7000ルピー(日本円換算約31万6000円~32万4000円) |
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