●記事提供: ライドハイ編集部
全盛期の英国製オートバイは、私たちが一番理解している
英国のビッグバイクメーカーといえば、現在はトライアンフが知られているが、1960年代の英国勢全盛期には、そのトライアンフも傘下にしてしまうBSAが、年間5万台を販売する世界最大のスポーツバイクメーカーだった。
1861年、銃と弾薬のメーカー、バーミンガム・スモール・アームズ、略してBSAが創業し、1881年に自転車の製造をはじめダイムラーの自動車生産を買収するなど、第一世界大戦で英国軍の装備に大きく貢献する成長ぶりを見せていた。
その後、日本メーカーの台頭で1972年に倒産、衰退した英国メーカーを再生するNVTプロジェクトなどあったが、間もなく全てが終焉を迎えていた。
しかしその絶頂期に多くから愛された500シングル、GOLD STARを復活させようと、2016年にインドのマヒンドラグループが設立したClassic Legends Ltd.がこのBSAブランドを取得、今回の新生ゴールドスター復活への道が切り開かれたのだった。
なぜBSA復活を思い立ったのか、そしてその初の製品が単気筒ゴールドスターなのか、Royal Enfieldの長く在籍し、トライアンフのインド生産計画に加わり、その中断後にマヒンドラグループへ移籍し、このプロジェクトを率いるAshish Joshi氏に聞いてみた。
※本記事は“ライドハイ”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
生粋のBSAファンの需要が見込めるツインに見向きもせず、源流GOLD STARへのこだわりが…… 1972年のBSA終焉からまさに50年後、昨年12月のバーミンガムショーで復活した新しいBSAの単気筒[…]
あのホンダCB400FOURも世界のカフェスタイルブームで誕生した まず1960年代、スポーツバイクの頂点といわれたトライアンフやBSAにノートンといった英国製ビッグツインが集まるカフェに、さらにカス[…]
オフロードバイク「XT500」をベースに誕生 2021年にファイナルエディション/ファイナルエディションリミテッドが発売されたヤマハSR400は、1978年にヤマハ初の4ストローク・ビッグシングルのX[…]
レブル250[59万9500円~] vs GB350/S[55万円~] ホンダドリームを訪ねると、新車の購入時にレブル250とGB350で迷う方が多いという話を聞くことがけっこうな頻度である。GB35[…]
そのスタイリングは打倒ホンダGB350の野心メラメラ!? ロイヤルエンフィールドは、インド本国で新型モデル「ハンター350」を発表。空冷2バルブ単気筒をハリスパフォーマンス設計のスチールフレームに搭載[…]